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図面に書けない物

2014.09.26

AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.36
今、撮影する新製品の仕上げのために、工場で確認作業の毎日です。九州、東北の工場のため移動が長いので大変なのですが、私にとっては今が一番楽しい時期。まだ暑い工場内で職人さんの手仕事を見ながら一緒に作り上げるのは、やりがいを感じます。デザインスケッチしてる時より、実際の形ができてくる時のほうが楽しいのは作るほうが好きだからなんでしょうね。

スケッチを書いて図面化して、工場の職人さんに試作をお願いするのですが、図面に明記できない箇所が沢山あります。それは椅子やソファの張りに関係するものです。張りのステッチの入れ方、座り心地の固さ、座の張りの盛り上げ方など、、。図面を渡す時に打合せしていても、最終的に現場に行って確かめないと決まりません。特に座り心地の硬め、柔らかめ、普通と書いても、人それぞれ感じ方が違います。なんとなくとしか表現できません。もう十年以上、試作をお願いしている職人さんはそのなんとなくを感じ取って形を仕上げていきます。特にソファは木枠にウレタンを貼って形を作るので、使う材料によってまったく違う座り心地になります。

ウレタンは硬度が同じでも、比重が違う物があり、パサついた物、しっとりした物、ラバーっぽい物、ウレタンフォームのチップを固めたチップウレタンなど、いろいろな種類があります。一般的に比重が重く密度が高いほうが、価格は高いですが耐久性があります。座や背に羽毛を使うとファーストタッチは良いですが、復元性が悪く、手でクッションを叩いてほぐさないとぺったんこになります。最近では、綿や羽毛のような柔らかなタッチに近いのですが、復元力のある綿のような柔らかいスーパーソフトウレタン等があり、当社のソファでは表面に使います。

ソファなど中身の見えない製品は、同じように見えて、最初の座り心地が同じでも、長く使うと全然違ってきます。お店では中身を見る事ができないので、判断が難しいですが、座の置きクッションはファスナーを外して、中袋のファスナーを外せば中のウレタンを見る事ができます。何層になっているか、触った感じが良いかを見るだけでも、なんとなく分かります。ぜひお店でファスナーを下げて中身に触れてみて下さい。良いウレタンはきっとタッチも良く、中身の袋やウレタンのカットや張りも綺麗なはずです。

いよいよ11月の新作発表会が近づいてきました。その前に写真撮影をしなくては、、。今回も面白い場所で撮影したカタログができる予定です。皆さんお楽しみに。
                       (クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇) 左上:ソファのウレタンフォームはいろいろな固さを使用します。同じ色のウレタンフォームでは一見、どれが固いのか柔らかいのか分かりません。左下、右:重りを乗せるとへこみ方で固さが違うのがわかります。 左上:ソファの背や座のカーブはウレタンフォームの重ねで形を作ります。左下:固さの違うウレタンだと同じ布カバーの中に入れても、微妙なカーブが違います。右上:背のウレタンフォームの木口にブルーの接着剤を塗布します(色は無色だと分からなくなるのでブルーに色付けしています)右下:接着剤を塗布した木口を指でつまんで丸くします。

近頃の若者:インターンシップ研修生

2014.09.25

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.45
先日、インテリア学科の大学生が社会研修のため2週間当社にインターンシップに来ていました。毎年この時期になると、選択科目として企業体験実習生が我が社にやってくるのです。今時の若者(?)と話をする機会もほとんどないので、こちらとしても貴重な研修になります。最近では、研修生のご両親が自分と同い歳だったりして、月日の流れをひしひしと感じてしまいます・・・。

近頃の若者といっても皆さん個性があり、一括りに出来るものではありません。物怖じしない積極的な子、人見知りしがちだけど黙々と作業を進める子、いろんなタイプの子がいますが共通して言える事はみんなとっても真面目だという事。中には初日に寝坊して遅刻したるする生徒もいましたが、猛反省した後は社員より早く出勤して汚名挽回に一生懸命でした。聞くところによると研修先によって作業内容が著しく違っていて、延々2週間、何の説明もなく繰り返し同じ作業だけというところもあるそうです。研修先によって体験する事にも大きな差があるのでしょうね。当社での研修は朝一番からの全館全社員の掃除で始まります。まだ暑さの残る時期ですから掃除が終わる頃には汗びっしょりです。掃除はインテリアの、仕事の基本ですから、研修といえどもしっかりやってもらいます。当社に割り振られたのが良いか悪いか分かりませんが、掃除の基本は学べたのではないでしょうか。

2週間という短い研修期間なので、色んな体験が出来るように仕事を用意して一緒に手伝ってもらいます。素材サンプルの用意だったり書類の整理や店内のディスプレイの飾り付け等、中には営業に同行するなんて事もあります。それぞれ感じる事があり大変だったと思いますが、後日お礼の手紙などいただくと嬉しい気持ちになります。これから卒業して、同じ業界でお仕事をする事になるかもしれません。初心を忘れず、がんばって欲しいですね。

巷でよく耳にする「近頃の若いもんは•••」なんて言葉、大昔に自分も良く言われました。最近はどうなんでしょうか。当社にやってくる研修生を見る限り、とてもしっかりしています。「自分が同じ年頃のとき、こんなにしっかりしてたかなぁ・・・」なんて、つくづく感じてしまう「企業体験研修」なのでした。
(エーディコア・ディバイズ 企画開発/武田伸郎)




研修中には、ブログのモデルになってもらったり・・・。 研修中には、こんなサンプルBookも作ってもらいます。色んな布や素材があって、きっちり作るのは結構大変。良い勉強になります。

AD CORE DEVISE HISTORY :028-MODEL( FILE No.18)

2014.09.24

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.44
オーソドックスでエレガントなアールデコのデザインソースを、現代のモダンなNEOCLASSICOスタイルに表現した028-MODEL。今回は、NEO CLASSICOブランドの中から、ダイニングチェアの028-MODELを紹介します。構造的な納まりから、細部のデザインにまでこだわり抜き、柔らかなリラックスした余韻を楽しんでいただけるチェアとして、2009年に発表しました。

028-MODELのデザインは、リージェンシー・スタイルのデザインソースを、現代のモダンなNEOCLASSICOスタイルに昇華させました。クラッシクスタイルをモチーフにリ・デザインしただけのチェアでは無く、構造的な納まりから細部のデザインにまでこだわり抜いたチェアです。バネの効いた座クッションは、布バネのダイメトロールを使用。フレームは上質な北米産メープル材を使用しています。木部のフレームが形創る計算されたラインと柔らかで丸みを帯びたクッションが、リラックスした空間を演出してくれます。また、椅子の出し入れの際に使い易さと布の汚れ防止として、背後ろ下には手掛けの掘込みがあります。

クラッシクスタイルの形ですが、この028-MODELでは背の受け止めを構造から吟味しました。背の部分は、一見すると木フレームに後張り仕上げをしたチェアに見えますが、作業性も考慮し背クッションとフレームは別々のパーツで構成しています。あたかも張り込みのような納まりに仕上げました。座面にはフレームにミゾを設け、そこに張地をパイピングで納めています。パイピングを入れたことで、座面下から見える木部とパイピングが高級感を際立たせます。アーム部分はNC加工でメープル材を贅沢に削り出しで加工し、柔らかなラインで仕上げています。

028-MODEは1920年から30年代のアールデコの意匠をイメージしながら、構造的な納まりから細部のデザインに至るまでこだわり抜いた、NEOCLASSICOにふさわしい新しいモダンな意匠と上質なしつらえの製品です。
(エーディコア・ディバイズ 企画開発/菊地 裕輔)

■028-MODEL 製品ページ ▶ [ 左 ] 028-MODELのフレーム 。背のパーツは、背の形を綺麗に出す為に木枠を組んでいます。後脚のフレームを背まで
   伸ばしたことで椅子の出し入れの際、手掛として使用でき張地の汚れ防止にもなります。
[右上] 背のパーツをフレームに取付ける仕様にしたことで、作業性も上がり背とフレームの納まりが綺麗に仕上がります。
[右下] 背部の上部内側は持ちはこびやすいように手掛けの掘り込みを付けています。
[左上] 背の内部ウレタン、前後サイド共、形状に合わせたウレタンを使用しています。
[左下] 座面の内部ウレタン、幾層にも重ねたウレタンと、ベースにはクッション性に優れた 布バネ・ダイメトロールを
   使用。
[右上] アームは2つのパーツで構成され、接続部分をホゾ組みにしたことで、強度を上げています。
[右下] 座面のフレームにはパイピングの溝加工を設けて、張りのある柔らかな座面に仕上げています。

広尾の贅沢ランチ(東京・広尾ショールーム)

2014.09.19

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.94
エーディコア・ディバイズ東京・広尾ショールームに程近い、明治通り沿いにお店をかまえる『Salut (サリュー)』は、ちょっと贅沢したい時にピッタリなフレンチレストランです。先日「たまには贅沢なランチを」と思い立ち、行って参りました。

実は、こちらの家具はほとんど当社の製品をお使いいただいています。チェアは、2002年4月のオープン当初からご使用頂いている『FIOREフィオレサイドチェア』で、先日リニューアルされた際には、チェアの張替と特注テーブル、特注カウンターを納めさせて頂きました。爽やかなブルーに暖かみのある木の質感が調和する居心地の良い空間は、つい長居したくなってしまいます。お食事はプリフィックスコースで、前菜・メイン・デザート・ドリンクを選んで注文出来ます。(¥2,500〜¥4,500まで)どれも手が込んだお料理ばかりでボリュームもたっぷり!デザートの白ごまのブラマンジェやチーズケーキもしっかりコクが有って美味しかったです。オーナーシェフは、以前乃木坂のフレンチレストラン『FEU』でシェフをやられていた方が独立されたそうです。優しく奥深い味わいで、本当に贅沢なひとときが過ごせました。

エーディコア・ディバイズ東京・広尾ショールームにお越しの際は、ランチのお時間に合わせて『Salut (サリュー)』 にもぜひ足を運んでみてくださいね。(ショールーム担当:巻嶋 久美子) 暖かみがあり、上品なたたずまいのエントランスです。 中はブルーを基調とした明るい雰囲気。¥3,000のコース。右上が前菜「サンマと北海ダコのソテー」右下はメイン「合鴨胸肉のロースト」

秋の香りをお届けします。(名古屋・栄ショールーム)

2014.09.09

さわやかな秋風が吹く季節…秋が近づいてきています。今月よりエーディコア・ディバイズ名古屋・栄ショールームでは、新しく秋のフレーバーティーを2つご用意しました。

まず1つ目は『巨峰』の紅茶。紫色に輝く大粒の巨峰は、ブドウの中でも王様の風格。濃厚で豊潤な甘さに、ほのかな酸味が隠し味となり、深い味わいの紅茶です。フルーティな香りでお子様からも大人気で、こちらはリフレッシュした気持ちになれるので、スッキリ召し上がりになりたい方におすすめです。2つ目は渋皮のまま洋酒で煮含めた栗をイメージした紅茶『マロンショコラ』。ほっくりした栗の甘さと渋皮のほろ苦さで、上質なローストカカオの深い香りを引き立てます。こちらは、リラックスして、まったりと召し上がりになりたい方におすすめで、ミルクティーにしても美味しくいただけます。どちらも秋の香りを十分に漂わせていて、四季の移り変わりを味覚で感じられます。

このように、エーディコア・ディバイズ各ショールームでは、お越しいただいた皆様にリラックスしていただけるよう季節に合わせて様々なフレーバーティをご用意しております。季節限定のフレーバーティを、是非召し上がりにいらしてください。お待ちしております。(ショールーム担当:小田切 里子) 家具をご覧頂きながらフレーバーティをお召し上がりください。 左:『マロンショコラ』50g 袋入 610円(本体価格:564円)
右:『巨峰』50g 袋入 560円(本体価格:518円)
 

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