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上質と高級

2015.02.26

D CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.42
先日、上質について話をする機会がありました。品質の事だけでなく、全体的なイメージとなるとなかなか難しいテーマです。改めて上質について考えてみました。

上質とは直訳でHigh qualityの事ですが、欧米ではClassicと言われる事が普通です。日本ではクラシックと聞くと古く古典的なと思われていますが、、。クラッシック音楽とは古典音楽ではなく、最高水準で高尚な音楽と言う意味で、クラシックカーは古い車でなく、流麗な上質な車、ファッションでは、はやりすたりの無いスタイルという意味です。クラシック建築とは近代以前の建築という意味でなく、古代ギリシャ、ラテンの芸術様式にならった建築の事を指します。男性靴で先の尖って反り返った靴をイタリアンクラシコなどと称して販売していますが、まったくのでたらめで、イタリアンクラシコは職人が作ったオーソドックスで上質な靴の事です。

一方Luxuryという言葉があります。ラグジュアリーとは高級や贅沢品に使われます。最近はラグジュアリーと言うとなんとなくカッコ悪く感じます。昭和の時代、高級品があまり無い時代、店の看板に高級紳士服、高級下着、高級家具など書かれていた事を思い出してしまいます。本当の高級で自信のあるブランドは高級、ラグジュアリーなんて使いません。高級かはそれを買われる方や回りが決める事で、自分で言ってはダメです。海外でもラグジュアリーブランドと自分で言っている会社を見るとちょっと田舎っぽく感じてしまいます。

当社では2003年から新しい上質さをテーマにした「ネオ・クラシコ」ブランドを展開しています。ヨーロッパの伝統的な様式を今のインテリアに合うようにリ・デザインしたのがネオ・クラシコです。アメリカ西海岸で撮影を行い、ロケハンなどで住宅を見る事が多くなってきて、アメリカンと言われるジョージアンスタイルのインテリアや家具が中流層以上の多くの人々に指示されている事が分かりました。アメリカでジョージアンスタイルの代表的な建築とインテリアはホワイトハウス。

昨年10月にビバリーヒルズでフェデラルスタイルという東海岸スタイルの家を取材しました。有名デコレーターのマーティン·ローレンス・ブラードが手がけた住宅で、1930年代に建てられた家をクラッシックの基本と作法に基づいてモダンテイストも加えながらリノベーションしていました。クラッシックの基本は左右対称のレイアウトで、デコレーションされた小物は左右対称になるように必ず2つが置かれ、アーンと呼ばれる水瓶も置かれます。それを見てモダンテイストを加えながらもきちんと作法を守ったインテリアを作っているのに関心しました。

私自身、学生時代から家具本体の構造やデザインを勉強してきたので、上質なインテリアには作法があり、使われる家具にも作法や意味がある事を知り、使われるインテリアの歴史や作法から勉強しないといけないと反省した事を思い出しました。テーブルサイズも合板のサイズから作られたW1800×D900の奥行き900が日本の常識でしたが、フォーマルなインテリアではテーブル作法によってD1000以上無ければ使えない、テーブルのゲストが座るサイドに置かれるからサイドチェアと呼ばれるなど、様々な決まりがあり、それがクラッシック、上質なインテリアです。高級とは別物という事を理解しながら物作りをしなければいけません。

昨年末、アメリカンクラッシックのネオ・クラシコ・ヘリテージシリーズを発表しました。シャヴィーでヴィンテージなテイストは新しい上質さを感じていただけましたでしょうか?今年はそれがどのように進化するか、今年はどんなデザインをするか、、少し悩み中です。そろそろ企画をまとめなければいけません。
                                (クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇)
ビバリーヒルズのフェデラルスタイルの家です。リノベーションを手がけたのはイギリス人の有名デコレーターのマーティン·ローレンス・ブラードです。家具や小物が全て2個で左右対称に置かれます。プールに面した外のフォーマルダイニングには黒いホスト用のアームチェアとテーブルのサイドにサイドチェアが並びます。 テーブルセッティングでは1人スペースでW600×D350が必要でその中に花やキャンドルの共有スペースのD300ミリが必要です。その為にはフォーマルなテーブルとしては奥行き1000以上が必要となります。写真はホワイトハウスのプライベートダイニングの写真です。

新製品のご注文、お待ちしております。

2015.02.25

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.55
先日、山形の工場へ行って来ました。皆さんもご存知だと思いますが今年の寒さと積雪は例年にも増して非常に厳しく、当日の天気予報も大雪の予報でした。(昨年は山形工場出張の帰り、関東地区の大雪の為、ポイント故障により新幹線が止まってしまい帰れなくなりそうになりました、、、)行きの峠は吹雪模様でしたが、平地は積雪は多いものの天候はそれほど荒れていなかったので、予定通り移動が出来ました。今回の出張は、物件の製品確認と、新製品の出荷前の確認が目的です。工場到着後のご挨拶後、各工場の部署廻るわけですが、外廊下や通路の寒い事!!現場用の防寒ジャケットを着ているものの寒さがジンジン伝わってきます。工場内は幾分暖かいとは言うものの、寒さの中での作業は本当に大変です。

予定の打ち合わせも済んで、最後に新製品の仕上がりの確認です。新製品の試作品は、試作担当の凄腕マイスターが製作します。細かいディテール、微妙な力加減、納めた後の使い心地や意匠的な仕上がり感など、何度もすり合わせしながら試作を仕上げて新作展示会でお披露目します。量産化する際にはソノマイスターが立ち会いのもと、ライン生産担当者へ製品のポイントや注意点を伝授しながら引き継いでいきます。製品の片側を見本として仕上げて見せて、もう片方をライン担当者に実際に作業をさせて善し悪しをチェックして進めます。指示書では伝えきれない、モノ作りの職人の勘所を伝える大切なところです。

1脚の椅子を仕上げるにも、渾身の力を込めて張り込むのが見ていて分かります。これから量産化が本格化する製品ですが、仕上がりをチェックする治具を用いながら注意深く作業は進み、最初の1脚を仕上げるのに大変な労力と時間を費やしました。全体の仕上がり、細部も含めてとても奇麗に仕上がりました。

昨年発表した新製品は、皆さんからたいへん好評をいただきました。これからたくさんご注文をいただけるのではないかと期待しております。1脚1脚、丁寧に仕上げて皆様にお届けします。(エーディコア・ディバイズ/企画開発 武田 伸郎)
丹誠込めて張り上げられるウィングバックチェア NC-043A 帰りの山形駅。寒さが足元から伝わって来ます。

AD CORE DEVISE HISTORY : 041-MODEL (FILE No.23)

2015.02.25

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.54
アメリカン・ジョージアンスタイルをモチーフに、調和の取れた威厳あるデザイン041-MODEL
今回は昨年秋に発表したNEOCLASSICO Heritageの中から、041-MODELを紹介します。アメリカの植民地時代に大陸へ渡ったジョージアンスタイルをリデザインしました。サイズモジュールはゆったりくつろげるサイズ感ながら、日本で使い易いデザインにしています。スリップカバータイプも用意したことで、さらに豊かな変化のあるインテリアシーンを楽しんでいただけるダイニングチェアに仕上げました。

最大の特徴は、サイドチェアで幅480㎜、アームチェアで幅600㎜とゆったりとしたサイズ感。背も通常のダイニングチェアは100度ですが、よりリラックスできるように背当たりで110度傾けました。座は弾性ベルトをクロスに編み、その上に固さの違うウレタンフォームを多層に置き、ソファのような掛け心地を実現。座面はメンテナンスしやすいように取り外しが可能です。背は樹脂製ベルトのクロス編みにウレタンフォームを多層に置き貼り込みました。フレームはホワイトオーク材で、長く使える堅牢度と豊かな表情を出しています。今回NEOCLASSICO Heritageには使い込まれた上質なイメージを残しつつ、ナチュナルなヴィンテージ感を出した染色塗装、ヴィンテージホワイト(D-6)とヴィンテージブラック(D-7)を新たに用意しました。

スリップカバー(カバーリング)タイプは、カバーリングを変える事により、生活するインテリアシーンに合わせて表情を変えてお楽しみいただけます。カバー下のファブリックはベーシックモデル専用布が張られています。通常下張り用の布より強度があり、表面が滑りにくい仕上げをしています。カバーを装着した時に形が崩れにくくなる効果がある布を使用し、通常使用にも十分対応する事が可能です。また、カバーの座と背の接合部についてる布を、座のフレームにマジックテープで接合する事によって、座ってもズレないようになっています。アームチェアはアーム部内側にフェルトが付いており、アーム部の張り上がりの綺麗さと、木アームへの肘掛け時に柔らかなタッチを実現しています。

041-MODELは、使い方・素材感も大切にし、更にリラックスできるモジュールを追求しています。ベーシックモデルではシンプルなデザインを、スリップカバーモデルでは華やかさやモダンさを、様々な表情を楽しむことができる次世代に継承されるダイニングチェアです。

(エーディコア・ディバイズ 企画開発/菊地 裕輔)


   ■041BC-MODEL 製品ページ ▶
   ■041C-MODEL 製品ページ ▶ [ 左 ] 041-MODEL アームチェアの側面、背の角度は110度傾けています。
[ 右上 ] アーム取付けの背部は組立時に接合したことで強度を上げています。その為、昔ながらの手法で張られています。
[ 右下 ] アーム部下は強度を高める為と座の交換を可能にしたデザインにしています。 
[ 左 ] 背・座の柔らかなラインは、形状に合わせたウレタンを使用して幾層にも重ねて仕上げています。
   背の内部ウレタン、ウレタンを取り付ける際、下の大きいウレタンが表にきて納まります。
[ 右 ] 座面の内部ウレタン、重ねたウレタンの上にはワタを置いて、優しい感触に仕上げています。
   座面のウレタンの下には、合板に弾性ベルトが使いしっかりとした掛け心地です。
[ 左 ] スリップカバーは、ベースファブリック・座面裏のマジックテープにより、整った形で納まります。 
[ 右上 ] カバーリングのアーム内側、一枚のフェルトがアームを被せるような仕上げにしています。
[ 右下 ] カバーリングは座面裏にあるマジックテープで固定。この接合で座面がズレないようになっています。

東京・広尾ショールーム建築ご紹介(東京・広尾ショールーム)

2015.02.18

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.111
エーディコア・ディバイズ東京・広尾ショールームにご来場される方の中には、家具はもちろん、ショールームの建物にご興味を持って頂ける方も数多くいらっしゃいます。今回は東京・広尾ショールームの建物について、ご案内させていただきます。

エーディコア・ディバイズ東京・広尾ショールームの建物は、30年近く前に建てられたもので、当初個人の住宅だった所を、某著名人の事務所や店舗等を経て当社が本社ショールームとしてオープンして15年が経ちます。随所に贅を尽くした作りが見受けられ、まず3階までのガラス張りの吹き抜けが目を引きます。吹き抜け天井の一部は、鉄骨とガラスで緩やかなカーブを持たせたデザイン。床材は黒の大理石張りで磨き上げられ、壁面は御影石を贅沢に使用しています。金色に輝く真鍮の手すりの階段を登ると3階は天窓から柔らかな光が入る空間で、床材は杉綾のフローリングとモザイクの大理石の組み合わせ。当初から有ったバーカウンターは天板にもモザイクの大理石がはめ込まれ、厚みのある無垢材の天板が上質な印象です。今ではこれだけの材料を取り寄せるのも大変そうですね。

ぜひ、建築デザインのアイデアをお探しの方にもご覧頂きたいショールームです。家具との調和もとっても素敵ですので、色々な視点でエーディコア・ディバイズ東京・広尾ショールームにご来店下さい。春らしいベリー系のお茶をご用意してお待ちしています。(ショールーム担当:巻嶋 久美子) ひと際目を引くガラス張りの建物です。金色に輝く真鍮の手すりや大理石の床は毎日社員でピカピカに磨いています。 3階は明るい光が差し込む天窓やバーカウンターなど落ち着く空間が広がっています。

おすすめカフェスポットのご紹介(名古屋・栄ショールーム)

2015.02.12

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.110
エーディコア・ディバイズ名古屋・栄ショールーム付近のおすすめカフェスポットをご紹介いたします。

サカエチカ内にあるちょっと斬新な和カフェ「緋毬」は、和菓子職人とパティシエが作る新しいスイーツが楽しめるお店で、お洒落でスタイリッシュな店舗デザインも印象的ですが、ういろ・寒天・ぜんざい・かき氷…どれを食べても新体験・新感覚が味わえると注目のお店です。実はこのお店は、名古屋の老舗「大須ういろ」の新ブランド1号店。和と洋を取り入れた甘味が味わえます。テイクアウトもイートインもでき、店内は女性客が多い…?かと思い入ってみると男性客も半数ほどいらっしゃいました。少し休憩したいときなどに和菓子はさらっといただけるのでおすすめです。ランチタイムも営業していて、お茶漬けやぜんざいなども人気だそうですよ。四季や歳時記にちなんでメニューも変わって行くとのことで、楽しみです。

ショールームを出てすぐの地下道と繋がっておりますのでアクセスも良く、本当におすすめです!新感覚和カフェ、ショールームにお越し頂いた際は是非お立寄ください!!いつでもご案内いたしますよ。お待ちしております。
(ショールーム担当:小田切 里子)

和カフェ「緋毬」のサイトへ→
こちらは、テイクアウト専用の「ゆららういろ」つるんとした口あたりの新感覚のういろです。季節によりバリエーションも変わり、特製の蜜と一緒に召し上がります♪ 外観はスタイリッシュでとてもおしゃれ。ついふらっと入ってしまいたくなります。

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