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PRODUCT : CAMBIA DINING CHAIR

2017.09.22

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.99
今回はAD CORE シリーズより2009年に発表した、成形合板による座面とフレームのカーブが美しいスタッキングダイニングチェア、CAMBIAをご紹介します。イタリア語で「変更、切り替え」を意味するCAMBIA。フロントビューは落ち着いた印象、後ろ姿はシンプルでシャープなスタイルの二面性を持ったデザインです。

独創的な構造を持つCAMBIAは、背座にはエーディコアが得意とする3次曲面の成形合板、曲線の主要フレームには成形合板を使用。無垢材は直線の脚部にのみ使用し、パーツを削り出す際に出る無駄な材をできるだけ減らした、環境資源に配慮した構造です。成型合板で作られたフレームは美しいカーブを描き、無垢材を削り出して作られた脚に精度の高い加工をされた仕口で繋がります。この加工によりシャープなデザインを崩さずに、スタッキングできる構造になっています。3次曲面の成形合板がベースの座面は、一見フラットに見えますが、シェルの中央にすり鉢状に20mmのくぼみを持たせ、6層のウレタンを重ねることで、見た目からは想像できないほど上質な掛け心地に仕上げてあります。また、高度な加工技術によって実現した、厚み10mmの背板の木口に溝加工し、パイピングで張地を収めることで、シャープなフォルムで座面と背面のコントラストを引き立たせる、美しい仕上がりになっています。

見る角度により表情を変える洗練されたデザインに、長時間お掛け頂ける上質な座り心地とスタッキング機能を持たせたCAMBIA。高度な加工技術とディテールのこだわりによってデザイン性と機能を両立しました。スタッキング機能とシャープなデザインで大人数のダイニングの空間にも対応します。ぜひショールームで実際に座って頂き、その二面性のあるデザインと、見た目から想像出来ないほどの上質な座り心地を体感してみてください。
(エーディコア・ディバイズ 企画開発/富所 駿)


■CAMBIA CHAIR 製品ページ ▶

●画像はクリックすると拡大されます。

左:三次曲面の成形合板の背座。座面はすり鉢状に20mmくぼみを付け、ウレタンに厚みを持たせられるようにしてあります。背の木口にはパイピングを収めるため溝加工を施しました。右上:座面は厚みと硬さの異なる6枚のウレタンを使用しています。右下:座面の仕上がり。端部はフレームに落とし込み、座面もフラットでシャープなデザインです。 ※写真の商品は特注色の参考商品です。
左:スタッキングを可能にするためデザインされた成形合板のフレームはカーブを描き、無垢材の削り出しで作られた脚につながります。右:後ろ脚とフレームの仕口。無垢材の脚を切り欠き、ホゾで固定しています。

秋を感じるフレーバーティー

2017.09.15

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.201(名古屋・栄ショールーム)
だんだんと、朝夕が涼しくなって秋の訪れを感じますね。ショールームではご来場いただいたお客様へ季節のフレーバーティーをお召し上がりいただいております。この秋のフレーバーティーは「津軽りんご」と「テ・オ・ショコラ」をご用意しております。

番茶をベースに、果汁たっぷりの豊潤な青森名産のりんご・サンつがるをイメージして香りづけした「津軽りんご」は和製アップルティーの味わいで、スッキリと秋の果実をお楽しみ頂けます。もう一つの「テ・オ・ショコラ」はビターチョコレートをイメージし、カカオニブとココアパウダーをブレンドした深いカカオの香りで、チョコレート好きも納得のお味です。ストレートで大人の味わいを楽しんでも、ミルクを加えたり、リキュールを垂らしたりしても美味だそうです。チョコレートらしさを出した本格派の風味は、ゆっくりリラックスしたい時にもおすすめです。

季節によってショールームでお召し上がり頂けるフレーバーティーが変わります。是非新しくなった、秋の風味たっぷりなこちらのお茶をお召し上がり下さい!お気に入りの家具に掛けながらリラックスタイムをご堪能下さい。お待ちしております。(ショールーム担当:小田切 里子)
ルピシアのフレーバーティは皆様から大変ご好評です。美味しい蒸らし方や煎れ方も茶葉によって異なります。気になる方はお気軽にお声掛け下さいませ。 クッションやディスプレイも秋らしくなったショールームで暖かいフレーバーティをお召し上がりになり、リラックスしながら家具をお選びいただけます。

大阪・心斎橋ショールームSEDIC PLACEのご紹介

2017.09.08

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.200(大阪・心斎橋ショールーム)
エーディコア・ディバイズ大阪・心斎橋ショールームは、世界で活躍する建築家・安藤忠雄氏が設計したSEDIC PLACEの2階にあります。安藤氏独特のコンクリート打ちっ放しの建物はひときわ目立つ存在です。3Fから10FまではUR都市機構の公団で「安藤建築に住める」「美団地(美しい団地)」としても有名です。

SEDIC PLACEは大阪市などが推進する「船場デジタルタウン構想」に基づいて、2002年に建てられました。「スモール・オフィス・ホーム・オフィス」略してSOHO型住宅をコンセプトにしていて、在宅でIT関係の仕事が出来るようにと初めから大容量LANを導入したり、15年前にしてはとても画期的な試みがされています。部屋のタイプも様々あるようで、1つの部屋で入口が2つあったり、フリールームがある部屋など、とても個性的なお部屋が多数存在します。現在は、外国人の方やご家族の方なども多数お住まいになっています。

ショールームに続く少し照明を落とした廊下には、安藤氏自ら選んだモノクロの写真パネルが並びます。その先のショールームでは一面の大きな窓から自然光が差し込み、開放感溢れる空間が広がっています。ぜひご来場の上、ごゆっくりとお過ごしください。お待ちしております。(ショールーム担当:青木 由紀子) 左:築15年とは思えないほどの綺麗な外観です。右上:中央には大きな吹き抜けがあります。その上は芝生の中庭になっています。右下:大阪・心斎橋ショールームへ続く廊下。ショールーム内は片側一面が窓になっていて開放感が広がります。 エル・デコ10月号は安藤忠雄氏の特集が組まれていて、最新住宅作品が表紙に使用されています。A-mode Heritageの広告を掲載しています。

仕立ての良さの見分け方

2017.08.30

AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.76
最近、洋服をインターネットで購入する人が増えています。ロサンゼルスのファッションストリートのメルローズでもその影響で、かなりのブランドショップが消えました。日本でも若い人は、洋服をネットだけで購入する人が多く洋服のネット販売の売上げが急激に増えています。物の良し悪しを直接確かめずに買うのは使い捨ての時代だからでしょうか、。2018年モデルのソファの試作をしている日田市の工場の中で、作業している職人さんが張っているソファのステッチを見ながら、身近な物の仕立ての良さの条件を思い出していました。

毎日着るシャツの事です。身体に近いシャツは縫製が着心地に影響します。また、ジャケットを着なくなった夏のビジネスシーンでは、一番目線の近くで見られる事の多いシャツは、仕立ての良し悪しがよく分かります。皆さんはシャツを購入する時にどこで判断されますか?広げてみれば全体を見る事もできますが、ジャケットと違い肌に近いシャツの試着はなかなかできません。またお店では透明なケースに入っている物も多く、触る事もできません。初めて訪れる店ではなおさらです。私が見るのは形の良さもそうですが、気に入った物があれば、口から少し指を入れて布を触り布の触れ心地を感じます。トーマスメイソンなどシャツ生地を使われた物がベストですが、肌に触れる物なのでしなやかな生地を選びます。次は襟や肩のステッチと、ボタンの素材と縫い留めと少し見えるボタンホールの仕上げを見ます。

襟や袖とに入る運針と呼ばれるステッチの縫い加工は強度や着心地の良さだけでなく、仕事の丁寧さが見れる場所です。使われる布の柔らかさや番手に合わせてステッチの糸の太さと縫い幅は決められます。良いシャツはしなやかな布が多く、針が細かく入れられています。縫いが真っすぐなのは当たり前ですが、良いシャツは1センチに8針以上のステッチが入り、適度な圧で運針され洗濯しても布にシワが出にくい縫い方になっています。ボタンは貝ボタン(白蝶貝)で、留め方は十字か鳥足縫いで止められた物です。またボタンホールの縫製も細く丁寧な仕上がりかを見ます。ボタンの留め方では、十字になったクロス止めは昔は手縫いでしかできなかったのですが、機械縫いができるようになった今でも、良いシャツの基本になっています。子供の頃から父の仕立てたシャツのボタン留めが十字になっているのを見て、高校生の頃は買ったシャツのボタンを自分で取り外して十字縫いにしていました。最近ではハンドメイドの証として鳥足縫いの留め方をした物もあります。

ソファや椅子など布張りされた家具にもステッチがあります。家具に使われる布や革は耐久性を考えられていて、シャツと違い厚い物が多いので、使われる糸も太く、ステッチの運針幅も大きくなります。ステッチの種類は場所や必要な強度によって変わり、Wステッチ、片ステッチ、シングルの三種類が使われますが、仕立ての良さはステッチの幅の均一や曲がりで仕立ての良さを見る事ができます。このWステッチやシングルは幅広くする場合に使い、片ステッチは座前や背裏や馬蹄形のラウンジチェアの背の縫製など強度が必要な場所に使われます。Wステッチや片ステッチは一度シングルで縫ってから再度ミシンをかけるので倍以上の手間がかかります。その手間の縫製が均一で真っすぐに縫われているかが仕立ての良さにつながります。

家具でも洋服でも縫製された物がほとんどです。素材のネット購入では手触りやミシン目までは見えません。お店の方との会話も楽しみながら仕立ての良い物を選んで買うようにすれば、購入した物の良さも分かり大切にされると思います。そんな大切にされるような家具も職人さんと一緒に作り続けなければと思いました。来週から新しいカタログの撮影の為にロサンゼルスへ行ってきます。11月には新作と新しいカタログの発表を行います。お楽しみに!
(クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇)

左上:シャツは白とブルーが基本ですが夏はストライプが汗脇が目立たないので楽です。右上:香港のアスコットチャンで仕立てた150番の海島綿のボタンダウンです。かなり細い糸の布でしなやかですが、縫製の糸も細く1センチ当り10ステッチで縫われています。左上:イタリアのシャツでは32ユーロの安価なシャツでも仕立てが良くボタンも鳥足の付け方がされています。右下:イギリスのファブリックメーカーのトーマスメイソンを使ったシャツも良い物が多い 上:革に施したステッチ。左からWステッチ(当て布付き)Wステッチ(ステッチのみ)片ステッチ、シングルステッチ
下左から2つ:Wステッチはミシンをかけた後、縫い代を両側に広げてフラットにできる縫い方です。その為、最初の糸でしかつながってませんその為に裏当ての布を付けます、白いテープはその当て布です。当て布をしなければ、シングルステッチと同じ強度しかありません。右から2番目:片ステッチはシングルで縫い合わせた布の縫い代の両方を片側に寄せて縫います。その為、二重に糸で縫製されるので強度が一番あります。右:一番安価で簡単なシングル縫い。そのまま張ると縫い代がどちらかに寄ってしまうので、張り込み時は手間がかかります。

豪華絢爛の赤坂離宮

2017.08.29

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.92
先日、赤坂の迎賓館を見学してきました。以前は夏のみの一般公開でしたが、明治以降の建造物として初めて国宝に指定され、2016年より通年公開になりました。ネット申し込みによる抽選ですが、公開当時よりは倍率も下がり今回当選して見る事が出来ました。

現在の迎賓館は、外国の賓客に対して接遇を行うための施設ですが、もとは大正天皇がお住まいになる「東宮御所」として建設されました。10余年の歳月をかけて明治42年に完成。西洋文化を取り入れ、日本の建築技術の総力を挙げて完成した一大モニュメントでした。設計は片山東熊(かたやまとうくま)氏。「東京国立博物館 表慶館」を設計した明治を代表する建築家です。東宮御所は、第二次世界大戦の後、皇室財産から国に移管され「国立国会図書館」などの公館として使用されていましたが、外国の来賓を迎える迎賓館が必要となり昭和43年に赤坂離宮として6年の歳月をかけて改修されました。改修設計は村野藤吾氏です。

残念ながら室内は全館撮影禁止です。(この日は迎賓館所蔵の藤田嗣治氏の天井画6点が特別に展示してありました)西門から入館して、気高さを感じさせる本館玄関ホールから2階の小ホールへ導く中央階段を経て見学していきます。通路やホールも絢爛豪華。室内も天井画やシャンデリアが華やかさを引き立てます。家具のディテールも日本で言う「クラシック家具」とは一線を画す、ルネッサンス期の様式に則ったとても素晴らしいモノばかり。椅子の彫刻やテーブルの象眼の鮮やかな張り分けなど、本場欧州のクラシック家具にも引けを取らない見事な仕上がりでした。技術習得の為に職人を欧州に派遣したとも言われています。当時の日本が西洋の列強諸国に肩を並べるため、渾身の力を込め妥協を許さず造り上げた宮殿は、内装も調度品も博物館級で、前庭からの一望は都心の中心にあるとは思えないような景観でした。

1時間ほどの見学でしたが、絢爛豪華な装飾には圧倒されまくりでした。日本の技術の粋を集めた赤坂離宮、ぜひ一度は見ておきたい建築作品だと思います。
*実は、東宮御所として完成した当初、あまりに豪奢な宮殿は「豪華すぎる」という理由から明治天皇の意向に沿わず、皇太子ご夫婦が過ごすことが叶わなかったそうです。生活する空間で想像すると、何となく分かるような気がしました・・・。(企画開発/武田伸郎)


前庭からの本館の眺め。まさしく宮殿です。 こちらは主庭の噴水からの眺望です。

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