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特別編:消毒用アルコール、次亜塩素酸水を用いた除菌について

2020.03.27

AD CORE DEVISE PRODUCT BLOG vol.84
新型コロナウイルスの感染拡大をうけ、家具の除菌についてお問い合わせをいただくことが多くなってきました。基本的にAD CORE DEVISEでは家具のお手入れは中性洗剤を薄めた水拭きを推奨していますが、消毒用アルコールや次亜塩素酸水を用いた除菌を行うと天然皮革や塗装にどのような影響を及ぼすのか実験を行いました。

実験に使用した薬剤はエタノール含有率が約80パーセントの市販の消毒用アルコールと、pH4~7、濃度200ppm以上の市販の除菌用次亜塩素酸水です。アルコールは濃度80%程度が一番殺菌力が高く、次亜塩素酸は通常の除菌には濃度200ppm程度が必要と言われています。実験の対象は当社の規格品の天然皮革全6品番、塗装は当社規格ポリウレタン塗装の塗装色N-12とD-3を用意しました。実験の方法は1日4回、2時間ごとに消毒用アルコールと次亜塩素酸水をそれぞれウエスに含ませ、3〜4回軽く拭く。これを土日を除く2週間、計10日間行いました。1日4回の除菌ですので、計40回の除菌を行いました。

結果は下の写真も併せてご覧ください。

・天然皮革 アルコール:色落ちがあり手触りも変化 次亜塩素酸水:変化なし
除菌用アルコールで拭いた天然皮革は全てで色落ちが見られました。特にネイビーの革は色落ちが目立ちます。早いものでは初日の3回目の除菌で色落ちが見られました。これは表面を着色している樹脂がアルコールにより溶けたためと考えられます。色落ちだけでなく手触りも変化しました。一方、次亜塩素酸水での消毒では色落ちや手触りの変化は見られませんでした。レザーの除菌を行う際は界面活性剤を使用した中性洗剤か、適切な濃度の次亜塩素酸水をお使いください。当社製品の天然皮革は自動車のシートやハンドルなどに使用されるグレードのものを使用しておりますが色落ちが生じました。車内の除菌を行う際にはアルコールを使用されないようご注意ください。

・ポリウレタン塗装 アルコール:変化なし 次亜塩素酸水:変化なし
アルコールで除菌したもの、次亜塩素酸水で除菌したもの、どちらも変化はありませんでした。しかし、アルコールを直接吹きかけそのまま放置した塗装は艶が変化し、水拭きを行なっても元には戻りませんでした。消毒を行う際には界面活性剤を使用した中性洗剤か、適切な濃度の次亜塩素酸水をお使いください。アルコールを使用いただいてもすぐに拭き取れば問題は起こらないかと思われますが、長期の使用では塗装の寿命を短くする可能性がありますのでご注意ください。

昨今の新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今回の実験はお客様がより当社の製品を安心してお使いいただけるよう行いました。まだまだ先行きが見えない中ではありますが、エーディコアでは抗菌対応のファブリックや抗菌塗装などをご用意して、より安心で安全な製品づくりに努めてまいります。抗菌対応のファブリックと抗菌塗装についても社内で実験を行っていますので追ってお知らせさせていただきます。
(エーディコア・ディバイズ 開発部/富所 駿)
左上:今回の実験で使用した消毒液。左が濃度200ppm以上の市販の除菌用次亜塩素酸水、右がエタノール含有率が約80パーセントの市販の消毒用アルコール。右上:天然皮革は左面を次亜塩素酸水、右面をアルコールで除菌しました。下:実験後のサンプル。 左上:実験終了後。次亜塩素酸水に使用したウエスには色移りがなく、消毒用アルコールを使用したウエスには色移りが見られました。左下:同じ品番の天然皮革でも色味の違いにより色移りの差が見られました。右上:塗装サンプルは実験前から変化は見られませんでした。右下:塗装面にアルコールを直接吹き付け、乾くまで放置したもの。艶に変化が見られます。

PRODUCT : MD-905 DINING TABLE

2020.02.25

AD CORE DEVISE PRODUCT BLOG vol.83
今回は2020モデルから、MD-905ダイニングテーブルをご紹介します。MD-905はヴィンテージ、モダンなど使用される場所を選ばないニュートラルなデザインで、2019モデルとして発表されたMD-901ダイニングチェアに合わせてデザインされたテーブルです。

MD-905はW1500、W1800、W2100のサイズバリエーションをご用意しました。ダイニングチェアのMD-901と同様に各所に楕円をモチーフにしたデザインです。天板にはホワイトアッシュの柾目突板を使用しています。木口材はホワイトアッシュの無垢材を楕円の円弧のカーブに削り出し天板裏側までつながります。無垢材の脚部と天板木口がつながるデザインで、どの角度から見ても美しい軽やかなテーブルに仕上がっています。

脚部はホワイトアッシュの無垢材を使用し、正楕円形状のまま脚先までテーパー状に削り出しました。無垢材の力強さと軽やかさを併せ持った、見る角度により立ち姿を大きく変えるデザインです。脚部はノックダウン方式を採用しながら金物が見えないようにするため、天板とのジョイント部分もデザインしました。ジョイント部分は楕円の脚部とカーブを描く天板木口が接合するため、三次曲面を精巧に削り出す加工を行なっています。シンプルな造形を作り出すため、目に見えないディティールまでデザインされたテーブルです。

MD-905はニュートラルなユニセックスファッションのように、型にはまらず自由にお使いいただけます。ダイニングチェアのMD-901と組み合わせることで、様々なテイストのインテリアに溶け込みます。天板の裏や見えないジョイント部など完成度を求めた結果、シンプルでありながらどの角度から見ても美しい、造形美溢れるテーブルになりました。
(エーディコア・ディバイズ 開発部/富所 駿)

■MD-905 DINING TABLE 製品ページ ▶ 左:見る角度によって表情を変える脚部。木口部分のカーブによって天板は薄く軽やかな印象です。右上:カーブを描く天板木口と脚部のジョイント部。右下:ジョイント部は精巧な加工を行い曲面の天板と楕円の脚部を接合しています。 天板は裏面も仕上げられています。木口はホワイトアッシュの無垢材を楕円のカーブに削り出し、天板裏側までつながる作りです。無垢材を使用した楕円形状の脚部とカーブを描く天板木口が滑らかにつながるデザインです。左下:天板裏にマグネットを使用し組立用六角レンチを収納しています。

PRODUCT : NC-061A FORMAL CHAIR

2020.01.27

AD CORE DEVISE PRODUCT BLOG vol.82
今回はエフォートレスシックがテーマの2020モデルから、NC-061Aフォーマルチェアをご紹介します。背のカーブが円弧を描くスタイルはバレルバックと呼ばれ、アメリカン アール・デコをイメージしたフォーマルなチェアです。ゆったりとしたサイズ感とデザインはフォーマルダイニングだけでなく、オフィス用テーブルやデスクに合わせてお使いいただけます。

NC-061Aは幅580mm、座面の奥行は450mmとゆったりお使いいただけるセミラウンジサイズにデザインされています。フレームには北米産のオーク材を使用し、木目の表情がはっきりとした質感豊かな仕上がりです。背は成型合板をベースに使用し、立体的なカーブで腰をやさしく支えます。座の特別仕様としてキルティングされた天然皮革バージョンも用意し、さらに上質さを醸し出しています。

座面の下地にはしっかりとした反発力と、耐久性を持ったファニチャーメッシュを使用しています。さらに厚みと硬度を変えたウレタンフォームを6層に重ねることで底付き感の無い、身体の感覚に寄り添った上質な掛け心地を実現しています。意匠的にも適度な厚みと滑らかなカーブを生み出しています。身体を包み込むような円弧を描く背のクッションは成型合板をベースに使用し、その上に8層のウレタンフォームとフレンチパイル布を組み合わせた手の込んだ構成です。重ねられるウレタンフォームの形状は一枚一枚異なり、身体を預けた際に腰を優しく支える立体的な曲線を実現しました。また、背パーツは張地がシンプルに美しく仕上がるよう、フレームとは別パーツになっています。

余裕のあるサイズ感とやわらかなカーブが上質さを醸し出すNC-061Aは、フォーマルな場でも活躍します。細部の仕上がりまでこだわり抜き、レストランやオフィスに上質な質感を与えます。表情豊かなアール・デコの雰囲気をインテリアに取り入れてみてはいかがでしょうか。
(エーディコア・ディバイズ 開発部/富所 駿)

■NC-061A FORMAL CHAIR 製品ページ ▶
左:フレームは北米産のオークの無垢材を削り出して使用、背は成型合板でできています。右上:背の構成。成型合板のフレームに8層のウレタンフォームを重ねた立体感のある形状です。右下:成型合板のフレームの先端には、形のラインを出し型崩れしないように無垢材のパーツを取り付けています。成型合板の木口は斜めに面取られることで背のエッジが美しく仕上がります。 左上:座面の張地はパイピングで納められています。左下:座面の構成。フレームにファニチャーメッシュを張り込み、その上ウレタンフォームを6層に重ねています。右上:特別仕様のキルティングレザーの座面。右下:背が円弧を描くスタイルはバレルバックと呼ばれ、クッションは腰を優しく支える立体的な曲線を描きます。

PRODUCT : NC-062 FORMAL TABLE

2019.12.24

AD CORE DEVISE PRODUCT BLOG vol.81
今回はエフォートレスシックがテーマの2020モデルから、NC-062フォーマルテーブルをご紹介します。NC-062は長方形を強く意識したテーブルで、陰影のはっきり出る天板のバーチカルスリットや天板木口の形状は、アメリカのアール・デコ建築をイメージしたものです。ゆったりとしたサイズ設定でフォーマルダイニングだけでなく、オフィス用テーブルやデスクとしてもお使いいただけます。

NC-062はW1800、W2100、W2400のサイズバリエーションをご用意しました。奥行は1000mmあり、フォーマルダイニングとしてお使いいただけるサイズとして設計されました。天板は北米産のオークの無垢材を木口に使用し、天板トップはオークの柾目の突板を使用しています。62mmの厚みを持つ天板の木口にはクラシカルな意匠加工を施しています。スリット状に彫り込んだ無垢材の化粧材は、単独で加工を行い木口に埋め込まれているため、天板本体と異なる塗装色もお選びいただけます。交互に現れる陰影がアール・デコ建築を彷彿とさせるデザインです。 

重厚な板厚の天板に合わせる力強い脚部はオーク材でできており、90mm角の太さは柱のような存在感があります。脚の角に部分的に施された彫り込みは、天板の複雑な加工と調和をとるだけでなく、西洋建築の柱のようにテーブル全体に安定感を感じさせます。天板裏には脚を組み立て、増し締めする際に使用する六角レンチをマグネットを使用し収納しています。

アール・デコのクラシカルで装飾的なディティールを取り入れながら、スクエアでソリッドな印象を与えるデザインは、現代のインテリアシーンに自然に調和します。様々なシーンでお使いいただけるよう、W3000のビッグテーブルなどお客様のイメージに合わせて特注サイズも承っております。
(エーディコア・ディバイズ 開発部/富所 駿)

■NC-062 FORMAL TABLE 製品ページ ▶ 左:木口に厚み35㎜のオークの無垢材を使用しました。右上: スリット状に削られた無垢材の化粧材は単独で加工を行い、木口に埋め込まれています。天板と異なる塗装色もお選びいただけます。右下:天板と化粧材の塗装色を変更した製品(塗装色:天板D-5/化粧材D-3) 左:オーク無垢材の脚部は90mm角で重厚な印象です。右上:角を部分的に彫り込むことで、安定感を与えるデザインです。右下:天板裏にマグネットを使用し組立用六角レンチを収納しています。

PRODUCT : MD-101M Comfort Chair

2019.11.26

AD CORE DEVISE PRODUCT BLOG vol.80
今回はA-modeブランドからコンフォートチェア、MD-101Mをご紹介します。MD-101Mはダイニングチェアとラウンジチェアの中間にあたるミドルサイズのコンフォートチェアです。2009年に発表しベストセラーのMD-101ダイニングチェアをよりゆったりとお使いいただけるようサイズと形状を見直しデザインされました。MD-101のアームチェアと比較してワイドは70mm、奥行きは15mm大きくなり、アームの形状は背の高さのままサイドまで回り、体を包み込む形状です。ボックス型のシンプルなデザインは整然と並んだ姿が美しく、銀行や病院のロビーなどでご愛用いただいています。

シンプルなデザインだからこそMD-101Mは細部の素材や掛け心地にこだわりました。座面の構成は合板をくり抜いたベースに柔らかい掛け心地の弾性ベルトを張りました。その上に厚みと硬さの異なる5層のウレタンを重ねることで、底付き感の無い身体の感覚に寄り添った上質な掛け心地を実現しています。背のクッションもナイロンテープを張ったフレームに5層のウレタンを重ね、しっかりと身体を支えます。フォルムを決定づける張りぐるみの背座は、縫製やディテール、細部の仕上げにまでこだわりました。

スチール脚には厚み6mmのスチールプレートを使用しており、ミニマムでシャープな印象です。精度を出す為レーザーでカットし、成型を行った一体型を採用しています。レーザー加工は精度が高く、熱を加える部分が少ないため強度が高いのが特徴です。また、断面が綺麗にカットされるため作業工程が減り、加工に伴うパーツの負担が軽減され品質が安定します。カラーバリエーションはシルバーとつや消しのヴィンテージブラックをご用意しています。

MD-101Mは時代やシーンを超えて長くお使いいただけるシンプルなチェアです。ボックス型の形状は住宅のみならずコントラクトユースでもお使いいただきやすいデザインです。普遍的なデザインに隠されたこだわりと、よりゆったりとしたサイズ感から生まれる上質な掛け心地をぜひショールームでお試しください。
(エーディコア・ディバイズ 開発部/富所 駿)

■MD-101M COMFORT CHAIR 製品ページ ▶
左上:硬質な木材を使用したフレームに弾性を持たせ軽量に仕上げるためナイロンテープを張っています。左下:座面のクッションの構成。弾性ベルトをフレームに編み込み、厚みの異なる5層のウレタンを重ね、柔らかで底付き感のない上質な掛け心地を実現しています。右上:背のクッション。フレームにはナイロンテープを張り、その上に厚みと形状の異なるウレタンを重ねています。右下:アームにも3層のウレタンを重ねています。フレームの上部は面取りを施しています。 左:使用時に脚のつま先が当たらない様、背と脚のラインが4度傾いています。右:厚み6mmのスチールプレートをレーザー加工し製造された脚部。断面が仕上がった状態でカットされます。接続部分が側面から見えないよう、座の裏には縁が設けられています。

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