COLUMN

2019.7.20 SHOWROOM

カバーリングソファとメンテナンス

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.268(東京・広尾ショールーム)
エーディコア・ディバイズの製品は、デザインのみならず長くお使いいただくために耐久性にもこだわり、日本国内で生産しています。お気に入りの家具をメンテナンスや補修をしながら長く使うことは、環境に対する配慮のひとつでもあります。長くお使いいただくほど愛着がわく家具ですが、お手入れはしていても長年お使いいただくと、ソファや椅子の張地が磨耗したり汚れが目立つようになってくる場合があります。当社は一度商品化した製品は廃盤にしませんので、継続的にソファや椅子の張替え、カバーの製作などのメンテナンスを承っております。

近頃では、メンテナンス性を考えてカバーリングタイプのソファをご希望されるお客様も増えていますので、当社でもラインナップしています。カバーリングソファのメリットは、カバーを取り外し洗うことができますので清潔に保つことができます。クリーニングはドライクリーニングをお勧めしていますが、ウォッシャブルタイプの生地をお選びいただければ、ご自宅でも洗うことができます。小さなお子様やペットがいるご家庭には、特にお勧めです。もう一つのメリットは、メンテナンスをする際の費用です。張り込みタイプのソファは、お預かりをして工場で張り替えをしますので、日数も費用もかかります。カバーリングソファの場合は、新しいカバーを製作して掛け替えることができますので、ソファをお預かりする必要がなく費用もおさえられます。また、替えカバーを持っていると季節でカバーを交換することができますので、ソファを買い換えることなくインテリアコーディネートに変化をつけることもできます。カバーリングといってもソファ全体が外せるものや、座面クッションや背クッションのみカバーリングのものなど様々ですので、ぜひお問い合わせ下さい。

ソファはメンテナンス性やデザインだけではなく、座り心地も重要なポイントです。座面クッション部分のウレタンなどは性質上、経年変化による軟化や縮みによりクッション性が損なわれてきますので、カバーの買い替えや張り替えをご検討の際は、クッション部分のメンテナンスについてもご相談下さい。(ショールーム担当:西條 恵理)

フルカバーリングタイプのソファ 左上下:MD-805シリーズ。一見するとカバーリングに見えない背とアームの部分もカバーリンシステムで、メンテナンス性に優れています。右:ZONAシリーズ。本体のベースを含む背・座は全てカバーリングシステム。クッション部分はパーツ毎にメンテナンスが可能です。
人気のソファ MD-210Aモデルは座面と背クッションがカバーリングです。 左下:座面クッションを裏返すとファスナーが付いていて、カバーを取外しできます。右下:背クッションの下側にファスナーが付いています。中のベースカバーにもファスナーが付いていますので、清潔に保てます。