Recent Posts
-
2024.10.30
インテリアとつながる庭
-
2024.10.30
東京ショールームが移転いたします
-
2024.10.29
NC-052
-
2024.10.29
展示品スペシャルセール WEBストアでも販売中
-
2024.10.22
年に一度の展示品スペシャルセールを開催します
-
2024.10.16
展示セールのオススメ商品のご紹介
-
2024.09.30
街並みの移り変わり
-
2024.09.30
椅子やソファの印象を決定づけるファブリック
-
2024.09.27
NC-051BC
-
2024.09.26
年に1度の展示品セール開催
Back Number
2024年
2023年
2022年
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2018.12.21 PRODUCT
PRODUCT : LOTUS [ロータス] Chair
AD CORE DEVISE PRODUCT BLOG Vol.69
今月は2019年モデル、アクリル樹脂と木のコンビネーションが新鮮なダイニングチェア、PMMA+Woodシリーズ LOTUSをご紹介します。LOTUSはその名の通り蓮の花びらをイメージしたデザインです。
ガラスを超える透明度を持ったアクリル樹脂のシェルは厚みが12ミリあり、時間をかけオーブンで熱したアクリル板をアルミの金型でプレスして作られています。木製の成型合板に比べると自由に三次曲面を作り出すことができるアクリルの性質を生かし、身体を包み込むようなカーブを実現し、背をもたれかけるとわずかにしなることで上質なかけ心地に仕上がっています。シェルは背の根元からトップに向かってシェイブし、さらに木口の面取りが大きくなっていくことで、蓮の花びらの持つ優美な曲線を表現しています。シェルの表面の仕上げはわずかな歪みもないように人の手で時間をかけて磨き上げています。
座面にセットされるクッションは、LOTUSの持つ軽やかなイメージを崩さないようトップがフラットで薄く見えるデザインです。三次曲面のシェルにフィットするようウレタンを積層してできており、深みがあり底付き感の無いかけ心地に仕上がっています。また、クッションは座面に空いた穴に紐を通し、裏からボタンで留めることで容易に着脱できるようになっています。
フレーム、脚部はホワイトアッシュ材を使用しています。フレームと座面の接合部は三次曲面のシェルの裏面にぴったりと合うように面取加工を行っています。フレームはアクリルの座面を通して見えるため、角木のデザインにもこだわり、塗装もどの角度から見ても美しく見えるように仕上げてあります。
アクリル樹脂と木部の組み合わせが新鮮な印象を与えるLOTUS、アクリルの樹脂の成型技術と木部の加工技術が組み合わされて出来上がりました。透明なシェルは空間を広く見せ、洗練された存在感のあるデザインです。写真では表現しきれない魅力をぜひショールームでご覧下さい。
(エーディコア・ディバイズ 開発部/富所 駿)
■LOTUS TA-001 DINING CHAIR 製品ページ ▶