Recent Posts
-
2024.07.01
ミラノサローネの変化
-
2024.06.28
モノ作りの現場を見るということ
-
2024.06.26
PACE AD-111S,A
-
2024.06.25
過ごし方で考えるソファ選び
-
2024.06.21
和の空間に馴染む家具
-
2024.06.12
九州工場に行ってきました
-
2024.05.30
適正価格をロサンゼルスで考える
-
2024.05.29
流行に左右されないデザイン
-
2024.05.28
ZEFFIRO AD-911・912・913
-
2024.05.23
ダイニングチェア選びのポイント
Back Number
2024年
2023年
2022年
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2018.5.25 PRODUCT
PRODUCT : CERVO Ⅳ [チェルボ クワトロ] Chair
AD CORE DEVISE PRODUCT BLOG Vol.62
今回はAD COREブランドより2015年に発表されたダイニングチェア、CERVO Ⅳ(クワトロ)をご紹介します。CERVO Ⅳは1986年のAD COREブランド発表当初からロングセラーのCERVOシリーズの第四弾、これまでのCERVOシリーズとは趣を変え、柔らかなエッジとゆったりとした掛け心地が特徴です。
成型合板の背座がスチールフレームから浮き上がり、軽やかな印象のCERVOシリーズ。CERVO Ⅳは今までのCERVOシリーズと比較すると掛け心地、デザイン共に柔らかくなりました。座面はサイズが大きくなり、背の傾斜も大きくよりゆったりとお使い頂けるようになりました。背座のフォルムも楕円をモチーフに、角が取れ柔らかな印象です。脚部のパーツはこれまでと共通のXフレームと呼ばれる脚部のスチールフレームに、丸みを帯び、柔らかな印象になったホワイトアッシュ材の木脚が取付けられています。
成型合板の背座は、スチールのL字金物を5個用いて接続されています。この金物は表面に見えませんが、強靭でしなやか、体重をかけると背がわずかにしなることで掛け心地を良くする機能を担っています。アームチェアは成型合板の背のシェルがアームまで囲まれるような構成で、アーム部分を分割することなく一体で成型されています。長年積み重ねた成型合板の高い技術によって実現されました。座面もよりゆったりとした掛け心地になるよう、固さと厚みの異なるウレタンを3層に重ね、背は大きさの異なる5層のウレタンがしっかりと身体を支えます。
イタリア語で「鹿」という意味を持つCERVO、その軽やかなイメージを崩さずにより快適に進化したCERVO Ⅳ。進化した掛け心地と柔らかなフォルムをぜひショールームでお試しください。
(エーディコア・ディバイズ 開発部/富所 駿)
![](https://www.adcore.co.jp/wp/wp-content/uploads/column/630_001.jpg)
![](https://www.adcore.co.jp/wp/wp-content/uploads/column/630_002.jpg)