CATEGORIES

製品が生まれるまで~今

2020.10.30

AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.113
6月のメルマガでも触れましたが、新しい事に出会いながら世の中は進んでいます。私自身の仕事のデザイン仕事でも同じで、仕事の進め方が大きく変わってきました。デザイナーの仕事は長い間、頭の中でデザインする物を立体に考え、それを2次元の三面図に書く事でした。それがこの数年でCADやプリンターなど3D化が進んでいます。

私自身、社会人になってから心がけてきたのは工場の方とのコミュニケーションです。しかし、今年はコロナ禍もあり、いつもとは違う仕事の進め方をする必要がありました。私の仕事の進め方は図面を渡すだけでなく、工場の職人さんとのやり取りや、試作の途中で手触りや座った印象など試作途中に感じることが重要です。出来上がった試作を工場から送ってもらい、修正を加えて返送して進める方法が一般的なのでしょうが、出来上がった物では、修正するのに時間がかかったり、イメージを伝えるには限界があるからです。それが今年は工場への訪問をする事は出来ませんでした。Webカメラを使ったり、製品試作を往復させての検証をするしかなく、今年の新作のイメージの伝え方を考える必要がありました。

若い頃は、鉛筆を使ったスケッチから始まり、それを元にした1/5模型を作りプロポーションを確認し、ドラフターを使ったトレーシングペーパーに原寸図を手書きして青焼き。それが20年以上前からはPCを使用した作図に変わっています。この数年は、模型製作に3Dプリンターを使うようになりました。4年前からスタッフに加わった開発部のトミーのおかげで、新しい機器を使えるようになり、スケッチから3Dの立体画像で確認し、CAD図面化、3Dプリンターで模型や部分パーツの原寸模型を製作できるようになりました。模型を手作りする楽しさは無くなりましたが、かなり精密な模型ができるので、工場へ三面図だけでなく模型も送り、立体的な造形とイメージを伝える事ができるようになりました。

以前は、模型は木材や発泡材を削り、成型合板ならボール紙を重ねて圧着して、本物に近いイメージで模型作りを進めて、途中でデザイン変更などしながら模型を完成していました。3Dプリンターでは、ABS樹脂などの棒状のフィラメントを溶かして積層させ形を作ります。樹脂なので硬くて後からは削りにくいので、データを最初からしっかり作る事が必要となります。形状がリアルに出るので、イメージを確認するには便利な機械です。時間的に3Dプリンターだから早くできるという訳ではなく、どちらも数日かかります。以前は模型の削り粉にまみれて作っていましたが、今ではトミーがデータを作ってくれて、3Dプリンターが忙しく動いてくれるだけので助かるのですが、、。

最近は、CAD図面とモデルを工場へ送り、模型から製作工程や張りのイメージを見ながら製作を進めるので、ほぼイメージ通りの試作が完成します。2021年モデルの椅子でも一次試作でイメージ通りの完成になり、最後の座り心地で数ミリのクッション材の形状変更と指触りの分かる面取りの変更だけで済みました。でも、この数ミリが大きいんです、、。今回の椅子の試作は一度も工場へ行かずでの完成でしたが、試作途中の椅子を社に送ってもらい全スタッフに座ってもらいましたが、今までの椅子の中で一番座り心地が良いと評判です。ソファはそうはいかずに工場へ行きましたが、いつもの半分の工場出張になりました。

2021年モデルは、安心と安全をテーマに製品作りを行い、機能的にも完成度の高い新製品になりました。今年ほどモニターを見ながらの設計にこんなに時間をかけた事はなく、頭の中のデジタル化が少し進んでアナログとデジタルが融合してきたようで、ペンダコが消えた指を見ながら工場が恋しくなっています。いよいよ11月18日にWebでの発表会。製品プレゼンテーションも新しい試みをしてみようと思っています。お楽しみに!(クリエィティブディレクター 瀬戸 昇)
左上:新作のテーブルの詳細写真です。展示会前なので全てはお見せできませんが、15ミリのガラスを受けるパーツ。左下:3Dプリンターで作られたパーツ。右上:3Dプリンンターで作れば何もしなくてもいいと思われる方もいるかもしれませんが、樹脂のフィラメントを積層して出来るので、積層面が荒く、これを削って綺麗にします。右下:表面をサンダーで削って仕上げると綺麗になります。 左上:新作椅子のイメージ写真です。背の合板と無垢板のカーブが綺麗です。左下:3Dプリンター模型ではここまで作る事が可能で、完成前に撮影イメージを検討する事も可能です。右:2019年モデルのアクリルチェアのTA-002も3Dプリンターを使って模型を作り検討しました。三次元形状を検討する際は本当に便利です。

PRODUCT : NC-065 Sofa

2020.10.28

AD CORE DEVISE PRODUCT BLOG vol.90
今回は2020モデルからNC-065ソファをご紹介します。NC-065は1920年代モダニズムをイメージした、直線と曲線が融合したデザインです。コンパクトなフレームのサイズ感ですが、間口が広く座面のサイズはたっぷりと余裕があり、小柄な女性から大柄な男性までお使いいただく人を選びません。

NC-065はラウンジチェアとしての1P、ホテルやオフィスでも使用しやすい2P、フォーマルな空間で使用できる3Pの三つのバリエーション。幅広いシーンでお使いいただけます。1Pモデルはロック付きのキャスター脚で、オフィスなどでも使いやすい仕様です。オーク材で縁取られたフレームはモダン彫刻のような量感を持ち、柔らかなクッションと背のカーブが身体を包み込みます。手の触れる部分が木材なのでファブリックの痛みを防止し、お手入れも簡単です。

本体の下地にはウェーブスプリングを使用し、上に置かれる座のクッションはポケットコイルとスーパーソフトウレタンを併用した柔らかさと耐久性を兼ね備えた作りになっています。背のクッションはフレームにベルトを張り、その上にウレタンを貼り付けることで、ウレタンに厚みを持たせず柔らかな掛け心地を実現しています。背の置きクッションはセミハードからスーパーソフトまで数種類のウレタンを使用しています。クッションは取り外して使用することもでき、深い奥行きでよりゆったりとした姿勢でお使いいただくことができます。

スクエアでレイアウトしやすく、それでいて柔らかな印象のNC-065ソファはラウンジやホテル、オフィスなど幅広いシーンでお使いいただけます。直線と曲線が融合したフォルムを縁取るオーク材のアームは、ファブリックを傷めにくくお手入れも行いやすいデザインです。コンパクトでありながらゆったりとした掛け心地をぜひショールームでお試しください。
(エーディコア・ディバイズ 開発部/富所 駿)


■NC-065 SOFA 製品ページ ▶ 当社の東京広尾スタッフの小山内(155センチ)、下山(182センチ)の座り姿です。様々な体格の方がお掛けいただけるよう、人間工学に基づいて設計されています。 左上:ラウンドした背は体を包み込み、背クッション無しでもお使いいただけます。左下:手で触れるアーム部はオーク材で縁取られ、ファブリックのスレを防止します。写真のキルティングファブリックはNC-065にのみお選びいただける特別仕様です。右上:座クッション内にはポケットコイルを使用し、柔らかな掛け心地です。右下:1Pタイプはキャスター脚を採用しており、前輪のキャスターにはストッパー機能があります。

スペシャルセール WEBストアでも販売中

2020.10.27

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.313(東京・広尾ショールーム)
エーディコア・ディバイズ各ショールームで開催中のスペシャルセールも終盤に差し掛かってきました。今年はコロナ禍での開催となり例年とは違い、完全予約制で約1ヶ月間開催をしております。ご来場が難しい方や遠方の方もスペシャルセールにご参加いただけるように10月12日(月)よりWEBストアでの販売も開始いたしました。

WEBストアでは、東京・名古屋・大阪の各ショールームで販売している展示品セールの商品を一同にご覧いただけます。同じ商品でもショールームによりサイズや仕様が違いますので、ご希望にピッタリものが見つかるかもしれません。お客様からは、選択の幅が広がったとご好評をいただいております。ご自宅でWEBストアを見ながらゆっくり検討して、実際にショールームに実物をご確認に来場されるお客様もいらっしゃいます。展示の現品販売になりますので、詳細がわかりやすいように工夫をしてアップしておりますが、製品の状態や製品について詳しく知りたい場合には、お気軽に各ショールームまでお問い合わせください。また、日々新しい製品を追加掲載しておりますので、お見逃しが無いようにチェックしてみてください。ショールームで展示している製品は、お客様からのご要望が多いものや人気の製品が中心となりますので、欲しかったものがとてもお買い得に手に入るかもしれません。

WEBストアでの展示品セール販売もショールームでの開催と同じく、11月11日(水)までとなっております。店頭での販売製品と同じものですので、早い者勝ちです。コロナ禍でおうち時間が長くなったせいか、ご自宅の家具を買い替えたりメンテナンスをしたりとインテリアを見直すお客様が増えております。ぜひ、年に一度のチャンスをお見逃しなく活用し、お気に入りの家具を手に入れてください。セール期間中もショールームは完全予約制とさせていただいておりますので、ご予約のうえご来場ください。お待ちしております。
(ショールーム担当:西條 恵理)

ご予約はこちらから
オンラインストアはこちらから
同じ商品でもショールームによりセットの内容やファブリックなどの仕様が異なります。製品の状態も異なりますので、割引率が様々です。WEBストアでじっくり検討してみてください。 3人掛けソファ NC-046C-3Pとリビングテーブル NC-047L-120・NC-047L-60のソファセットは¥726,00(税抜)→50%off ¥363,000(税抜)とお買い得です。東京・広尾ショールームでご覧いただけます。

2021新製品撮影記

2020.10.26

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.102
先日、新製品の撮影を都内某撮影スタジオにて行いました。今年はコロナ渦の影響で、フォトグラファーやグラフィックデザイナーとの打合せもWebを使って行いました。いつもなら、撮影カットの手書きスケッチを見せながら打合せをするのですが、今年はZoomの画面共有で3D画像を見せながら参加スタッフ全員でミーティングです。

スタジオでの撮影は使用時間で料金が大きく変わってくるので、準備と工程が大切です。いつも撮影のカット割りを手書きで作って進行していたのですが、今年はクリエイティブディレクター瀬戸が作成した撮影カットから、空間を3D化したイメージを製作し、スタジオ内のカメラ位置からレンズの高さまで割り出して図面化、精度の高い香盤表(撮影順表)を作り時間の短縮を図りました。また、今回初めてWeb製品発表会に使用する動画撮影をするために、模型を使ったシュミレーション動画も作りました。

昨今はスマートフォンの活用で動画データは身近なものになっています。しかし、プロショットとなると話は別です。スタジオ料金から機材、アシスタントのスタッフもスチール撮影とは別になります。カメラの移動にも専用の機材が必要になります。テレビや映画の撮影で目にしたことがあると思いますが、アングル移動にはレールを設置してカメラがぶれないようにトロッコで移動します。上下動の撮影には、被写体との距離が円弧移動にならないアームクレーンを使います。スチール撮影も照明セッティングや影の調整など大変な作業が多いのですが、動画はさらに大掛かりな準備やセッティングが必要でした。

撮りたい動画イメージをカメラマンに伝えながら撮影を進行。シャッターを押す瞬間の「間」とは違う、数十秒単位での動画撮影はスチール撮影とは違った緊張感がありました。それぞれのアイテムの特徴を捉えた数々の動画カット。11月18日に開催する2021モデル発表会に向けて編集作業中です。ショールームにご来場できない方にも、新製品のイメージをお伝えできるような動画をお届けしたいと思います。ぜひ参加ください。(開発 武田伸郎) 今年は新作のリーフレットに使用する製品カットも、瀬戸自身が撮影しました。 (左上)撮影スタジオの天井照明機材調整。この機材があると光の作り込みが格段に早い。(右上)動画撮影用の移動用トロッコとレール。映画の撮影で見たことがありますよね(下段)カメラの上下動をコントロールするアームクレーン。カメラが上下動しても被写体との距離をキープします。

おすすめ展示セール商品のご紹介

2020.10.23

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.312(名古屋・栄ショールーム)
ここ最近、朝晩は随分と過ごしやすくなってまいりました。エーディコア・ディバイズでは現在、年に一度だけの展示品セールを開催しています。例年は2日間限定でたくさんのお客様にご来店いただいていましたが、今年はコロナ禍での開催のため10月10日(土)〜11月11日(水)まで東京・大阪・名古屋の各ショールームで、完全予約制にて開催しております。

名古屋・栄ショールームのお勧めのダイニングセットをご紹介致します。A-mode HeritageシリーズのMD-801のチェアは成形合板で構成されたフレームで加重をかけるとしなやかに動き、厚みのある背・座は柔らかく、ゆったりとお使いいただけます。背のフレームの下にはチェアを引きやすいように手掛けの加工を施してありますので、扱い易いのが特徴です。ダイニングテーブルはエクステンション(伸縮)タイプのテーブルです。展示のテーブルサイズはW1800mmですが、必要な時にホスト面の伸長天板を引き出すと片側250mmの伸長がありますので、全長で2300mmの大きさになります。急なお客様や、離れてお住いのご家族がいらした際など必要な時にだけ伸長してご使用いただけます。その他には、今年発表となったダイニングセットがございます。MD-905のダイニングテーブルは、天板の小口(側面)からきれいなカーブを描いており、手触りもなめらかです。曲線が美しい楕円すい形状の脚との接合部も繊細でクオリティの高い仕上がりです。この美しい曲線を是非実物でご確認ください。この他にも展示期間の短い良品も特別価格で販売をしております。

展示商品はどれも一点限りで、早いもの勝ちです。完全予約制になりますが、ちょっとお立ち寄りいただくだけでも大歓迎です。いつも丁寧にメンテナンスをしていますので、良品がまだまだ数多くございます。お客様のご要望にあうものが見つかれば大変お買い得です。是非皆様お誘い合わせのうえショールームへお越しください。ご来場をお待ちしております。
(ショールーム担当:水野 未佳子)
ご予約はこちらから
オンラインストアはこちらから 左上:MD-802ダイニングセットイメージ 右上:ダイニングチェアMD-801のフレーム下に施された手掛け 左下:エクステンションテーブルMD-802 右下:伸長天板を引き出したイメージ 左:今年発売となったばかりのMD-905ダイニングセットもセール対象品です。 右:天板小口から裏面にかけてのカーブと脚の形状・接合部がとても綺麗です。

DESIGNER

PRODUCT

PRODUCT INFO.

DESIGN

SALES

SHOWROOM

PRESS

OTHERS

PRIVACY POLICY

PC版を見る
スマホ版を見る