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2024.12.26
視覚から物理的感覚へ
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2024.12.26
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独立系時計ブランドとエーディコア
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2024.12.24
2025MODELを発表しました
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2024.12.24
六本木新ショールームのご案内
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2024.12.24
新展示と冬のディスプレイ
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広尾から六本木へ
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2025モデル撮影と新ショールームでの新作展示会
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2024.11.25
東京ショールーム移転・新作発表会にむけて
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2024.12.26 DESIGNER
視覚から物理的感覚へ
AD CORE DEVISE DESIGNER COLUMN Vol.163
2024年も終わろうとしています。皆さまにとってどのような一年だったでしょうか。私自身は新六本木本社オープニングも終わりほっとしています。毎年、年末に今年が一番忙しかったと思うのですが、今年もその年になりました。また、人間は何歳になっても成長する事を今年も感じる事ができ、生きている実感を感じました。オープニングイベントで新六本木ショールームへ来られた方に、こんなに広いと思っていなかった、、。こんな良い場所が六本木駅のすぐ近くにあるとは、、。ここまでのショールームと思っていなかった、、。と、驚きの感想が聞かれました。日頃、協力いただいている取引会社の方々にも驚かれたので、当社は普段からどんな風に思われてたのか心配と嬉しさが混在した気持ちになりました。
新六本木ショールームではプロユーザーのために、ニュートラルな空間を目指し、作り込みしすぎない空間に抑え、ダイニングシーン、リビングシーンを他の製品に左右されず見る事を考えたショールームです。シンプルな空間の中でも見る方の想像で空間を感じていただけるかなと思います。こだわったのは製品を引きで見る事です。アメリカ西海岸でカタログ撮影のロケハンする際に重要な事は撮影に必要な引きです。引いて製品を見る空間にこだわりました。今はなかなかショールームに来場するお客様が少なくなり、画像だけで判断されて決まる物件が多くなっています。タブレットやスマホでもホームページ画面からは製品の表面を見ていただけますが、実際に座った感覚や座った姿を感じる事はできません。私自身は物を選ぶ時に画像だけでなく、実際に手で触れたり身体に感じる感覚や香りも大切にしたいと思っていまます。
先日、愛車を点検に出したのですが代車がタッチセンサーだらけの車でした。私の車は一世代前で物理的ボタンとタッチパネルの混合ですが、最新の代車はセンターの大きなディスプレイモニターとハンドルに付いている操作ボタンも全てタッチセンサーで、何を触っていいのかすぐには理解できず、ラジオも付ける事ができませんでした。サンルーフの開閉もスライド式のセンサー、音楽の音量も指を滑らせるセンサー式で、運転しながらの微妙な調整が出来ません。なによりラジオのチャンネルを変えるにもラジオ画面を呼び出して、画面を見ながら触らないと変えられません。エアコンの調整も同じで、、五感の触覚や感覚が役立ちません。
最近はスマホのようにタッチパネルで操作する事が多くなっているので、その操作に慣れている人はいいのかもしれませんが、慣れない初めての車で視線を前後に集中しながらの運転が、パネルに触るために目線を外さないと操作ができないのは感心しません。運転しながらエアコン下げたり上げたりするのは普通の事で、道路のうねりや段差で揺れる車内でタッチセンサーを上手く操作ができません。助手席の人に操作してもらうなら別ですが。代車を運転しながらこんな車には乗り換えたくないな、、と思いながら運転していました。ふと考えたのはこの車は何年持つのだろう?スマホでも10年使える物はないし。パソコンも5年程度で買い替えないと故障が頻発します。半導体センサー満載のタッチ系の操作盤の寿命は短いんだろうなと思いました。
自動車ではヨーロッパの高級車から、デジタルタッチパネルから手動の物理スイッチへの回帰が始まっています。私が所有している1962年製のカルマンギアは今年で62歳の私と同じ年齢ですが、必要パーツを交換しながら今でも元気に走る事ができます。それは半導体など電子系のパーツが一つもついていない全てが物理的な機械だからです。機械式時計はメンテナンスしながら一生使えますが、機械式の物は高級な趣向品になりつつあります。時計でいえば、1970年台デザインのデジタル液晶の物が若者に人気になっているようですが、私も若い時に液晶腕時計を使った事がありましたが、液晶の寿命が10年程度で文字が消えて使えなくなりました。スマホと同じ消耗品として使うなら良いのですが、長く使う事を思うとメンテナンスのしやすさや簡素な構造が大切です。
新ショールームでは新しい照明システムと合わせ、中庭の光を感じていただける空間です。歩きながら五感で当社の家具を感じていただると思います。そのショールームで休止していたセミナーを再開します。コロナ禍で4年間ウェブセミナーをしていましたが、お客様への一方通行だけの配信で私自身も反応が感じられないセミナーでした。新六本木ショールームではセミナー用の新しい高解像度のプロジェクターも備えていますので、大画面でリアルな空気感も感じていただけると思います。新ショールームにまだ来場されていない方は、この機会のぜひお越しくださいませ。2025年が皆様にとって良い年になりますように。
(クリエィティブディレクター 瀬戸 昇)
2024.12.26 PRODUCT INFO.
NC-075
2024.12.25 DESIGN
独立系時計ブランドとエーディコア
AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.152
今年も残すところあと数日、2024年ももうすぐ終わろうとしています。つい最近まで暑さを感じる日が続いていたような気がしますが、このところの寒さで一気に年末感が増してきました。いろんな出来事があった1年でしたが、常套句になりますがあっという間に過ぎ去った気がします。今年に起きた出来事でも春から夏の出来事になると、しばらく前に起こった出来事のように感じたりもします。本格的にコロナ渦明けで盛り上がったパリ・オリンピックも今年の夏に行われたんですよね。皆様にとって今年はどんな一年でしたでしょうか。
エーディコア・ディバイズの2024年の最大のニュースは、なんといっても今月の12月に東京本社が24年振りに移転したことです。これまで慣れ親しんできた広尾ショールームは、閑静な住宅街の中の一軒家でどのフロアでも自然光が注ぎ込む気持ちの良いショールームでした。しかし、設備の老朽化や諸々の事情により移転することになりました。広尾のショールームは駅から少し離れていたため夏のご来場の際には皆様にご負担をお掛けすることも多かったのですが、昨今の記録的な暑さの影響もありアクセスの利便性も移転する要因の一つになりました。(六本木の新ショールームは、最寄りの地下鉄の出口から徒歩3分です!!)去る12月12日・13日の2日間に渡り、2025年新作展示会と、新ショールーム移転のオープニングイベントを開催、たくさんの方にご来場いただきました。新ショールームのお披露目会と2025年新製品のコンセプトをご来場者の皆様にはお伝えさせていただいたのですが、その中でスイスメイドの時計ブランド「オリス ORIS」の製品展示をご案内させていただきました。永年お付き合いのある広告代理店の担当者の方が、独立系時計ブランドのオリス社を担当されていて、ぞれの業界で同じような立ち位置でビジネスを展開しているオリス社とエーディコアなら素晴らしいコラボレーションになるのではないか?という企画でオリスから取材インタビューという形でコラボレーションが実現しました。
ご存知の方も多いと思いますが、昨今は異常なまでの時計ブーム。特にハイエンドブランドの機械式時計は想像をはるかに超えた(?)価格で販売されています。中には販売どころかお店に並ぶことさえままならず、お金を出しても購入できないプレミアムな存在となってる製品も数多くあるようです。現在の時計業界を取り巻く状況は、スウォッチグループとリシュモングループの巨大コングロマリッドがいくつもの時計ブランドを傘下にし業界を席巻しています。以前はたくさんのブランドに時計のムーブメントを供給していた優良なマニュファクチャーも巨大グループに買収されてしまいました。そのため、グループに属さないブランドはメカの供給が途絶えて存続が困難になってしまい、たくさんのブランドが巨大コングロマリッドの傘下に属すようにりグループがますます大きくなりました。一方、独立系時計ブランドとは、巨大コングロマリッドに属さず自前で製品を開発しブランドとして成り立っている時計メーカーのことです。オリスはそんな数少ない独立系の時計ブランドです。家具業界でも、国内外で様々な企業でブランド買収、資本提携やグループ再構築が繰り返され、家具ブランドでも資本提携やどこの企業にも属さないブランドが少なくなっています。エーディコア・ディバイズはブランド発足から独自の路線を歩み、小さいながらも独立したブランドのスタンスを保ち続けてきました。そんなエーディコアにオリスさんもシンパシーを感じていただいて、今回のコラボレーションのお話に繋がったのだと思います。
新ショールームのオープニングイベントにオリス ジャパンの マネージング ディレクター ロベルトさんに参加していただきました。イタリア人のロベルトさん、とても流暢な日本語でいろんなお話を伺うことができました。エーディコア・ディバイズ六本木ショールームに展示いただいているのは、オリスの新作時計「ダイバーズ デイト」。ステンレス・スティールの39ミリケース、回転ベゼルと実用的な200m防水のスペック。3連のメタルブレスレットで少し懐かしい60年代のデザインをオマージュしたとてもオーソドックスな時計です。どこにでもありそうで、どこにもない・・・エーディコアのブランドコンセプトと合い通じるものを感じます。六本木新ショールームでエーディコアの家具をご覧になっていただきながら、オリスの新作時計もぜひご覧になってください。(開発 武田伸郎)
2024.12.24 SHOWROOM
2025MODELを発表しました
AD CORE DEVISE SHOWROOM COLUMN Vol.461(名古屋・栄ショールーム)
12月12日の本社での発表会をスタートに、2025MODELが発表されました。今年は東京本社ショールームが六本木に移転したこともあり、東京本社だけでなく大阪・名古屋にも多くのお客様にご来場をいただきました。
名古屋・栄ショールームの発表会でも2025MODEL新製品のご紹介に加え、東京本社ショールームの移転説明も行われました。 モニターで新六本木ショールームの画像をご覧いただきながら、ショールームコンセプトやアクセスなどをご説明させていただきました。ご参加のお客様からは「是非一度行ってみたい。」「東京へ行った際は、必ず伺わせていただきます。」といった嬉しいお声を多くいただきました。
2025MODELでは、また一つ、環境に配慮した取り組みが加わりました。新製品のラウンジチェアMD-1201Lの背に使用しているビーチ材の成形合板に、ビーチ単板の代わりに3枚の麻布を挟み込んで使用しました。そのことにより強度は維持しながら木材の使用率を減らすことが可能となり、成型合板の歪みも抑え軽量化することができました。座り心地も格別で、コンフォートチェアのMD-1201Aより背の膨らみを持たせ、ゆったりと身体をあずけてお過ごしいただける快適さです。また、ソファNC-075-MODELも展開アイテムが増えました。角度をもったコーナーソファを組み合わせることで空間に合わせたサイズ感に調整ができ、丸みを帯びたデザインが空間を柔らかく彩ります。構造体も、これまで同様にリサイクル材や、配送途中の二酸化炭素排出量を抑えるために引き続き国内木材料が使用されています。少しづつですが持続型社会を目指すために、これからもエーディコア・ディバイズは、環境に配慮した取り組みを進めていきます。
名古屋・栄ショールームでは、2025MODELの展示と合わせて新しいディスプレイがスタートしています。栄ショールームも地下鉄 栄駅からすぐの距離で、地下街を通れば雨の日でも傘いらずの便利な場所にあります。どうぞお気軽にお立ち寄りください。
エーディコア・ディバイズ各ショールームは、12月27日(金)〜1月5日(日)まで冬季休業となります。6日(月)からは通常営業となリますのでご来場ください。皆様のご予約を心よりお待ちいたしております。
(ショールーム担当:水野 未佳子)
▷ご来場予約フォームはこちらから
2024.12.24 SHOWROOM
六本木新ショールームのご案内
AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.459(東京・広尾ショールーム)
東京 新六本木ショールームは、12月12日にオープンいたしました。12月12日・13日には、2025MODEL製品展示 & 東京本社・ショールーム移転説明会を開催し、両日とも多くのお客様にご来場いただきました。
新六本木ショールームは、地下鉄 六本木駅より芋洗坂を下った場所にあるビルの1階になりますが、ショールームは芋洗坂には面していない静かな中庭の先にあります。中庭を通り独立したショールームのエントランスよりお入りいただけます。土曜日には、ご近所にお住まいの方がお食事や買い物帰りに中庭からショールームのウィンドウをご覧になって、お立ち寄りいただく方もいらっしゃいます。
これまでの広尾ショールームは豊かな自然光が入る素敵なショールームでしたが、3フロアに分かれて階段での移動が必要でしたが、今回の六本木ショールームは、ワンフロアで製品をご覧いただくことができます。ブランドごとにスペースが別れており、リビングダイニングのコーディネートシーンでご覧いただけます。また、お客様と個別のお打ち合わせができるように、打ち合わせコーナーを2セット設けました。壁面いっぱいに設置した什器は使い勝手を考慮し、引き出しトレーはそのまま持ち出してお打ち合わせにご利用いただけます。塗装サンプルやファブリックサンプル、各種サンプルをご用意しておりますので、テーブルに設置した大型モニターを見ながらお打ち合わせが可能です。打ち合わせブースの照明は、調色・調光機能を備えておりますので、お客様のご自宅に近い光に合わせてご検討いただけます。また、大人数での打ち合わせやプレゼンテーションでもご利用いただけるような個室のミーティングスペースもご用意しておりますので、ぜひご活用ください。
エーディコア・ディバイズ各ショールームでは「Carbon neutrality as the standard」をテーマにした、、2025モデルの展示がスタートしております。この数年取り組んでいるカーボンニュートラルをより進めた製品です。フレンチデコのキドニーソファの大型化と進化したシステムソファ、北欧ヴィンテージモダンのMD-1201のラウンジチェア、新しいカフェテーブルを展示しております。コーディネートのバリエーションの幅が広がったキドニーソファ(NC-075)やラウンジチェア(MD-1201)の座り心地もお客様から大変好評です。
ニュートラルな空間の中でお客様のイメージに合わせてご提案させていただきますのでぜひ六本木新ショールームにご来場下さい。なお、ショールームは完全予約制となっておりますので、ホームページからご予約くださいますようお願いいたします。
(ショールーム担当:西條 恵理)
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