Recent Posts
-
2021.01.22
PRODUCT : MD-1105 SYSTEM SOFA
-
2020.12.23
PRODUCT : MD-1102 TABLE
-
2020.11.25
PRODUCT : MD-1101A Comfort chair
-
2020.10.28
PRODUCT : NC-065 Sofa
-
2020.09.28
PRODUCT : MD-901L Lounge chair
-
2020.08.27
PRODUCT : LUSSO [ルッソ] チェア
-
2020.06.25
特別編 デスクチェアのご紹介
-
2020.05.26
特別編 : 抗菌塗装の製品シール、梱包仕様について
-
2020.04.22
特別編 : 抗菌塗装仕様の社内実験
-
2020.03.27
特別編:消毒用アルコール、次亜塩素酸水を用いた除菌について
Back Number
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2016.10.26 PRODUCT
PRODUCT : 047-MODEL Living Table
AD CORE DEVISE PRODUCT BLOG Vol.43
2015年に発表されたNEO CLASSICO Heritageブランドのリビングテーブル、サービングテーブルの047-MODELをご紹介します。ナチュラルな質感のホワイトオーク材の天板と、アンティークメタルのコントラストが特徴的で、どこか懐かしい印象を与える047-MODELですが、シャープな印象も併せ持つのは各所にこめられた精緻なデザインによるものです。
テーブルの天板の表面はホワイトオークの厚突きの突板です。この突板はランダム貼りという、職人のセンスで柾目、板目をランダムに組合せたもので、色調もあえてマチマチに選ぶことで無垢材のような表情を生み出します。更に表面には、木目を引き立たせるうずくり加工を施しました。テーブルの縁はしっかりとしたホワイトオークの無垢材を回し、オリジナルの面取りを施し、無垢材ならではの木の温もりが感じられるようにデザインしました。
シンプルな脚と貫で構成される脚部のパーツは、美しく高い精度で仕上げるために接続部を溶接すること無くボルトで留められています。繊細な印象の脚部ですが、強度とデザイン性を両立するため天板を掘り込み、レーザー加工された6mm厚のスチールプレートを埋め込んで固定しています。足元の貫も同様に強度とデザイン性を両立するためのパーツです。そして脚部のデザインのポイントになるのはアジャスターと組立用のボルトの納まり。直径25ミリのパイプの中に特注の2つ穴のナットを溶接し、アジャスターと組み立て用のボルトを取付けています。余計な突起やパーツが無いため、足元の貫は薄くシンプルなデザインになりました。脚部の仕上げはヴィンテージブロンズ仕上げとヴィンテージニッケル仕上げがお選び頂けます。ひとつひとつ手作業でメッキを行っているため、表情豊かな仕上りです。
047-MODELは4サイズのリビングテーブルと、NEO CLASSICO Heritageブランドの各種ダイニングテーブルと高さを揃えたサービングテーブルのラインナップです。そしてNEO CLASSICO Heritageブランドは、デザインテイストを統一するため、各アイテムはデザインを共有しています。たとえばこの047-MODELはテーブル天板の縁取りのデザインと脚部の構成を、同ブランドのダイニングテーブル042-MODELと、そして脚部の素材感を同ブランドの照明071-MODELと共有しています。047-MODELだけではなくNEO CLASSICO Heritageブランドのアイテムをコーディネートし、素材感豊かな空間を作ってみてはいかがでしょうか。
(エーディコア・ディバイズ 企画開発/富所 駿)
■047-MODEL リビングテーブル、サービングテーブル 製品ページ ▶


2016.9.26 PRODUCT
PRODUCT :006-MODEL Chair
AD CORE DEVISE PRODUCT BLOG Vol.42
006-MODELはメープル材の柔らかく削られた背と、脚部、アームが一体になった優雅な曲線が特徴のダイニングチェアです。伝統的なインスピレーションを現代のラインに表現したNEO CLASSICOブランド、その中でも006-MODELは特にブランドのコンセプトを強く体現している製品ではないでしょうか。
006-MODELを印象づける滑らかなアームと前脚は、強度を高めるためフィンガージョイントという技法で接合されています。フィンガージョイントは精度が強度に直結する高度な加工技術が求められる仕口です。各パーツを削り出してから接合することにより、複雑な曲面を作り出すことに成功しています。背板と後ろ脚を接合するジョイントはデザインのアクセント。直径12mm真鍮製のローレットを使用しています。そして後ろ脚の接合部は背の当たりを考えてカーブを描き、無垢材を削り出した背板の曲面につながります。人の身体に沿わせるという、あくまで座る人のことを考えた曲線が椅子のデザインに一貫した動きと流れを生み出しました。座面は5層のウレタンと、ダイメトロールという布バネを組み合わせて使用しているため、しっかりした感触でありながらも柔らかで快適な座り心地です。
006-MODELが持つ優美な雰囲気はディティールのデザインを積み重ねていくことで出来上がりました。何気ない曲線にも手触りや、身体への当たり方など一つ一つ意味があります。そしてそれを実現するために高度な技術が用いられています。御自宅のダイニングに006-MODELが作りだす上品で柔らかな空気感を取り入れてみてはいかがでしょうか。ぜひショールームで手に触れて感じてみてください。 (エーディコア・ディバイズ 企画開発/富所 駿)


2016.8.29 PRODUCT
PRODUCT :MD-105 Dining Table
AD CORE DEVISE PRODUCT BLOG Vol.41
今回はA-modeブランドから2009年にデザインされたMD-105 ダイニングテーブルをご紹介します。簡素なだけではない木の素材感をうまく取り入れたアメリカLAのモダン建築からインスパイアされて生まれたA-modeブランド。シンプルでありながら素材や使い心地にこだわった新しいミニマルデザインの方向を示すブランドです。その中でMD-105は同じデザインのエッセンスを持ったダイニングチェアである、MD-101に合わせてデザインされました。
ボリュームのあるスクエアな木製天板と、スチールのシャープな脚部の組み合わせがコントラストになり、存在感を持ちながらも軽やかな印象を醸し出します。大きなサイズでもたわみにくい厚みのあるテーブル天板の仕上げは、木目の表情が出るホワイトアッシュ材です。一般的にテーブル天板の小口面は横方向に木目を流しますが、MD-105は一枚板に見えるよう、妻手方向は縦方向に仕上げてあります。塗装は全5色のカラーバリエーションから、天板サイズは1500ミリ、1800ミリ、2100ミリの3サイズからお選びいただけます。
脚先に向けて若干テーパーが掛かった脚の形は、近くに立った際にスチールの脚部につま先がぶつかりにくいという機能と、天板の揺れを抑えるという構造の要求から出来上がりました。必然的に出来上がった形ですが、シンプルなテーブルに動きを与えるデザインです。補強材などでデザインが崩れないように加工限度ぎりぎりの9ミリ厚のスチールで出来ています。脚のカラーはスチールの素材感を表現するマットなシルバーとブラック。脚部の取り付け位置は100ミリピッチで四段階に変えることができます。空間のイメージや使い方に合わせてコーディネートしてみてはいかがでしょうか。
脚部の形状、天板の仕上げなどディティールのデザインにより、シンプルでありながら上質な存在感持ったMD-105で、モダンなダイニングシーンを演出してみませんか。 (エーディコア・ディバイズ 企画開発/富所 駿)


2016.7.27 PRODUCT
PRODUCT :PANNELLO [パンネロ] Sofa
AD CORE DEVISE PRODUCT BLOG Vol.40
モダンと優雅さを融合させたシステムソファ、PANNELO/パンネロを紹介します。
パンネロは1人掛け、2人掛け、オットマン、シェーズロングとコーナータイプのバリエーションラインナップ。様々なパネルレイアウトとファブリックの組み合せにより、空間を選ばずインテリアシーンに合わせてくつろぐことが出来るシステムソファとして2009年に発表しました。
イタリア語で「パネル」の意味を持つパンネロは、領域を区切る間仕切りとして使うことが出来るよう背面から見ても美しいデザインで、座った際にもやさしく囲われた安心感をもたらします。エッジにパイピングが施されたサイドパネルとバックパネルは、取外しが出来る構造になっており、サイドパネルは左右の付替えも可能です。ご購入後もお部屋のレイアウト変更にフレキシブルに対応出来るようにデザインされました。ボリュームのある座面はポケットコイルを使用し、ゆったりとした座り心地の中にもしっかりとした感触を持たせています。また座面のファブリックはマジックテープで固定されているため取り外してのお手入れも可能です。背のクッションも座面と同様にファブリックの取り外しでき、こちらは中身に上質なウレタンが使用されています。座ると優しく囲まれるリラックスした印象の置きクッションは、へたりの少ない羽毛を使用しています。シーンに合わせてクッションのファブリックをお選びください。そして脚部は13色対応のビーチ材、シンプルながらエレガントな雰囲気を纏う手の込んだ作りになっています。
様々な空間やライフスタイルにフレキシブルに対応するパンネロは、住居からオフィスエントランス、商業施設まで幅広くご利用いただいています。すっきりとした印象ながら上質なインテリアシーンを演出するパンネロ。ぜひショールームでお試しください。 (エーディコア・ディバイズ 企画開発/富所 駿)


2016.6.28 PRODUCT
PRODUCT:RA-061 Lamp
AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.39
ネオクラシコブランドのテーブルランプのRA-061は、柔らかなラインを描く透き通るような白い陶磁器と、ファブリックシェードの優しい照明です。エーディコア・ディバイズ20周年を迎えた2005年に、上質さをテーマにしたブランド、ネオクラシコの家具に合わせてデザインしました。透き通るように白い本体は、佐賀県の有田町で焼かれた陶磁器です。
照明の本体になる壷を探しに訪れた有田町で出会った、江戸時代から続く窯元で生成されています。そこで出会った柔らかなラインの陶磁器は、販売目的で置かれていた物ではなく、工房の中にひっそりと置かれていたもので、遠い昔、お茶を運ぶためにつくられた茶壺でした。最初、店先に置かれていた花瓶や壷はどれも小振りで、小さな照明にしか使用できない物でした。使える物が無く帰りかけて、せっかくならと工房を見学させていただいた時に、その工房の物置に置かれていました。聞くと、今は製作されておらず、明治時代まで作られていた茶壺で、その中にお茶を入れてヨーロッパへの輸出用のお茶を運ぶための器として作られた茶壺でした。その形に目を奪われてしまい、復刻して作っていただく事になりました。
しかし、製作する為に条件がありました。1300度の高温でガラスのように溶ける一歩手前の燃焼で仕上げる為に、割れたり変形し、仕上りで15%程度小さくなってしまい、このサイズだと10個焼いて3個〜5個はダメになってしまうとの事。そのリスクと、また、その窯元の仕上がり作品として出すのではないので、名前を表に出さない事。その条件を受けて製作していただく事になりました。表面の透き通るような白くガラスのような滑らかさは1300度の高温で生成して生まれています。茶壺そのままの大きさと形は、まるでオリジナルの照明に合わせてデザインされたようです。その昔、ヨーロッパに渡った茶壺が置物やランプとしてインテリアに置かれましたが、そのインテリアが現代によみがえったようです。
布性のシェードはプレーンの白と黒、クラシカルな白のプリーツタイプがあり、下台と照明機具部にはホワイトブロンズが使われています。照明はシェード下に調光機能付きスイッチが備えられて、光をコントロールする事ができます。白磁器の滑らかさと色合いをお楽しみ下さい。 (クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇)
■061 Lighting・RA-061(テーブルランプ) ▶

