COLUMN

2023.5.19 SHOWROOM

日常使いのラウンジチェア

AD CORE DEVISE SHOWROOM COLUMN Vol.403 (名古屋・栄ショールーム)

お客様と日々ショールームでお打合せをさせていただく際は、皆様のライフスタイルを伺いながらご希望に合った商品を提案させていただいています。中でもリビングセットに関してのご相談が多く、「限られたスペースだけどくつろげる空間にしたい」「テレワークでも使用したい」「年齢を重ねても使い勝手の良い家具を探している」など、ご要望は様々です。そのような場合、用途によりラウンジチェアをプラスすることで、より快適にお過ごしいただけます。ハイバックタイプとローバックタイプのラウンジチェアを、それぞれお薦めな使い方と共にご紹介致します。

ラウンジチェアでも背の高いハイバックタイプは、頭部まで支えられ、体格が良い高身長の男性の方でもしっかりと身体をあずけられます。身体をあずけられる面積が広いほどリラックスができ、よりくつろぎの空間に適しています。在宅ワーク時もハイバックのラウンジチェアなら背の高さがありますので周りの喧騒を遮断でき、集中できる空間を作ることが出来ます。背が低いローバックタイプは、空間を遮らず、お部屋のどのスペースにレイアウトしても圧迫感がないので空間によく馴染みます。座面積もハイバックタイプ同様に広く設計されているので、デスクワークなどで長時間座っていても疲れにくく、お仕事の合間の休憩時間もリラックスしていただけます。座り心地のお好みは、ご家族でも個人差がありますので、ソファ1台で完結させるのではなく、ソファとラウンジチェアを組み合わせたレイアウトにされてはいかがでしょうか。ラウンジチェアをプラスすることによって、ご家族が集いながらも自分だけのスペースをしっかりと確保してお過ごしいただけます。また、ご夫婦だけで過ごされるリビングにもラウンジチェアはお薦めです。お好みのラウンジチェアを1台づつ取り入れることでお互いを気遣う必要もなく、長時間座っていても自分に合った座り心地のラウンジチェアなら疲れることもありません。また両サイドにアームがあるタイプは、立ち上がりの所作もスムーズで安全にお使いいただけます。

このように、ラウンジチェアは決して特別な家具ではなく、日常使いできる万能な家具です。皆様のご要望やライフスタイルに応じて幅広くご使用いただけます。エーディコア・ディバイズの各ショールームで是非座り比べ、ご自分に合ったラウンジチェアを見付けてください。今後も当社ショールームは、完全予約制にて皆様の安心・安全を守りながらご来店をお持ち致しております。
(名古屋・栄ショールーム:水野 未佳子)
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左上:スチール脚と木アーム、張地のファブリックと異素材を組み合わせたラウンジチェアMD-101L 左下:NC-053L-Lはオットマンと組みあわせて極上な掛け心地が実現されます。 右:NC-022Lは、ダイニングチェアとラウンジチェアの中間のサイズで、限られたリビングスペースでもお使いいただけるラウンジチェアです。張地によって幾通りにも表情が変化します。
MD-101Lラウンジチェアプロダクトページ▷
NC-053Lラウンジチェアプロダクトページ▷
NC-022ラウンジチェアプロダクトページ▷
左:ウィングバックチェアのキャスター付きタイプで、ワークチェアとしても大人気のNC-043LA-C。 右上:プライべートな空間を確保して、くつろぎの時間をゆったりお過ごしいただけます。 右下:異なったデザインのラウンジチェアの組み合わせは個性が際立ちます。
NC-043Cデスクチェアプロダクトページ▷
NC-043Wラウンジチェアプロダクトページ▷
NC-030L-Wエグゼクティブチェアプロダクトページ▷
NC-003LAラウンジチェアプロダクトページ▷

2023.5.12 SHOWROOM

お部屋にアクセントを取り入れてみてはいかがでしょうか

AD CORE DEVISE SHOWROOM COLUMN Vol.402 (大阪・心斎橋ショールーム)
すっかり春らしくなりましたが、今の時期は暖かくなったり寒くなったり、気温差が激しい季節でもあります。一日の中でも、日中は初夏の陽気でも朝晩は冷え込む日があるのでまだしばらくは装いにも注意が必要ですね。

エーディコア・ディバイズ大阪・心斎橋ショールームの周辺は、観光地でもあり、海外からの旅行者も増え賑わいを感じます。4月から新生活をスタートされた方も一ヶ月が過ぎ、少し落ち着いた頃ではないでしょうか。ゴールデンウィークも終わり、少しずつインテリアや小物を揃えるというお話をよく伺います。心斎橋エリアは、インテリアグッズから生活用品までさまざまなモノが揃う買い物に便利なエリア。家具のショールームもたくさん立ち並ぶ場所です。
ところで、皆様のお部屋のインテリアは何色が中心でしょうか?ベージュ、茶系など落ち着いた色が多いのではないでしょうか?派手な柄や色は素敵ですが、なかなかソファやチェアでは挑戦しにくいですよね。そんな時は、クッションやランプなどに色を効かせて、インテリアのアクセントにしてみてはいかがでしょうか?当社では、オリジナルクッションや、ランプも揃えております。ソファを中心としたリビングエリアに、様々な柄のクッションを並べてみたり、チェアに一つ加えるだけでも雰囲気が変わります。テーブルランプは、ソファ横のテーブルに置くとお部屋のアクセントになり光の演出もできます。明るさの調整ができるので便利にお使い頂けます。また、新居のお祝いやプレゼントなどにもおすすめです。

エーディコア・ディバイズ各ショールームでは展示品をご覧頂きながら、家具とのコーディネートや様々な提案をさせて頂きます。どんな柄のクッションやランプが合うのか、一緒にお選びします。お部屋にインテリアのアクセントになるアイテムを加えて明るいお部屋にしてみてはいかがでしょうか。皆様のご予約・ご来場を心よりお待ちしております。
(大阪・心斎橋ショールーム:天川 唯)

大阪・心斎橋ショールームです。クッションやランプの他にお花や植物などもディスプレイしております。お部屋のことでお悩みがございましたらお気軽にご相談ください。
エーディコア・ディバイズのランプ・クッションです。クッションは大阪・心斎橋ショールームに実際に展示しているクッションです。他にも多数ございますのでご来店の際はお気軽にお申し付けください。

2023.5.1 DESIGNER

ミラノデザインウィークのカーイベント

4年ぶりにミラノへ行きました。フィエラ会場で開催されたミラノサローネ、国際家具見本市と照明展、市内のフォーリサローネなど今年はコロナ禍明けのイベントが行われていました。今年のフィエラ会場の国際家具見本市や照明展は出展会社の減少で会場区分けが変化して少し寂しい感じでしたが、市内会場はブレラエリアを中心に盛り上がりを見せていました。毎回、楽しみにしているのは市内の家具のデザインイベントだけでなく車メーカーのイベントです。同行の女性スタッフは全く興味をそそられなかったみたいですが、車好きな私は毎年楽しみにしていました。

今年も日本のレクサスや世界の車メーカーがコンセプトカーや新型車を展示していました。有名家具ショップが集まるブレラ地区ではイタリア本国しか販売されなくなったランチアが「Lancia Pu+Ra HPE」のカッシーナとのコンセプトカーを展示、ミラノで最も高級ブランドが集まるモンテナポレオーネ通りではBMWやアウディがデザイン展示だけでなく、道沿いに新型車をパーキングしているように停車展示をしています。BMWでは「ハウスオブBMW」として中庭に1973年3.0CLSのフロントマスクをモチーフにしたアート展示を行い、室内では持続可能とラグジュアリーの調和をテーマに、環境に優しいインテリア素材の展示、道路には2023モデルのXMを停車させていました。本国でも珍しいイカついデザインのXMは目を引いていました。

アウディはモンテナポレオーネ通りに電気自動車アウディQ8 e-tronの展示、その近くのコルソ・ヴェネツィアのクアドリラテロ広場にあるアウディ・ハウス・オブ・プログレスではデザイナーのガブリエレ・キアヴェによるインスタレーション「ドミノ・アクト」をテーマにアウディ・スカイスフィアのコンセプトカーを展示するなどデザインに力を入れて多くの人を集めていました。アウディも持続可能性の概念を芸術的に再解釈したテーマで、BMWと同様、環境とデザインがテーマになっています。アウディのオープニングパーティではクラブ化した広場に多くの人を集めていたようです。アウディもBMWも環境的な展示もありますが、どちらもスタイリッシュなコンセプトカーをメインにしてワクワクするような見せ方をしていました。日本では若者の車離れが進んでいますが、こういった楽しめるイベントがあれば、車好きの若者も増えると思うのですが、、。

こういった見せ方は日本のレクサスが最初でレクサスのデザインイメージを全面に出したイベントで多くの人を集めていました。今年、日本のレクサスはトルトナ地区での展示はありましたが、レクサスデザインアワード展示は環境に配慮した作品がメインで、コンセプト展示は少し寂しい展示でした。欧米の人達はデザインに敏感で、禅の世界は認識していますが、スタイリッシュな禅が好きで、チープな世界観は理解されません。車のデザインコンセプトを見せる方法は大変だとは思いますが、ミラノで集客していた頃のレクサスの展示は禅の世界観を感じるスタイリッシュな展示だったので、集客力があったように思います。しかし、本当の千利休の茶室の狭さではなく、枯山水の石庭の龍安寺ような世界観が一般欧米人に受け入れられていたように思います。レクサスの展示を見ていてニッポン頑張れ!と叫びそうになりました。

その近くのフランスのプジョーがEVをレーシングカー展示で見せるコンセプトカーの方がワクワクしました。日本でもコロナ禍前にモーターレーシングのF-1のレッドブルが市内を走らせた時には多くの人を集めていました。今は持続可能性の環境面だけの我慢する過ごし方ではなく、生活を楽しみながら持続可能な社会を作る事が必要な気がしました。4年ぶりのヨーロッパ旅行はコロナ禍で心配しましたが、ミラノへ入った瞬間、マスクしている方が恥ずかしく出来なくなりました。久しぶりのマスク無し行動では本当に楽で自然に歩ける喜びがありました。怖がっていても前には進めません。世界に旅立ちましょう!(クリエィティブディレクター 瀬戸 昇)

左:BMWの展示。中庭に1973年3.0CLSのフロントマスクをモチーフにしたアート展示を行い建物内ではHOUSE OF BMWとして家具と環境に配慮した素材を展示。右:アウディ・ハウス・オブ・プログレス。デザイナーのガブリエレ・キアヴェによるインスタレーション「ドミノ・アクト」をテーマにアウディ・スカイスフィアのコンセプトカーを展示していました。モーターショーでもコンセプトカーの展示はあまり見られなくなったのですがカッコ良い。
左:レクサスのレクサスデザインアワードの展示とアーティストで建築家のスーチ・レディ氏とのコラボレーションによる没入型インスタレーション「Shaped by Air」。アクリル板が天井から吊るされていますが、、。右上:PEUGEOTとアーティストJ.Demsky のFIA世界耐久選手権に参加しているPEUGEOT9X8のグラフィック展示を開催し、音楽と流れる画像で疾走感を出していました。右下:カッシーナが内装を手がけたランチアのコンセプトカーを展示。

2023.4.28 DESIGN

春の九州工場訪問

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.132
2023年がスタートしてあっという間に4ヶ月が過ぎようとしています。3年もの永い間続いていた新型コロナウィルスの自粛生活もようやく終息を迎え、本格的な回復に向けて以前の生活が戻ろうとしています。春の到来と共に街にも活気が戻ってきて、一時は本当に少なかった海外からの旅行者も目に見えて増えてきました。そんな中、4ヶ月ぶりに九州の工場へお伺いしてきました。前回の訪問時には飛行機の搭乗前の検温や消毒が実施され、機内の乗客もまばらだったのですが、今回は航空便や宿泊の予約もほぼほぼ埋まっていて慌てて予約をするような状況でした。今まではビジネス関連の方々がほとんどだった空港も、国内外問わずたくさんのお客様で賑わっていて感染が終息に向かっていることを実感しました。

4月は日本では新しい生活がスタートする新年度の季節でもあります。新入学や新しく社会人となる方のみならずフレッシュな気分になる時期。今回お伺いした九州の工場では、永年お付き合いいただいた工場長が定年となり引退されて少し寂しい気持ちになりましたが、新たな工場長が赴任され新しいスタッフの方の入社もあったりと工場生産の現場も新しいフレッシュな雰囲気を感じました。中堅どころの職人さんも、熟練スタッフの方からどんどん技を引き続いで新しい体制作りへと準備を進めているようでした。職種に限らずどの業界でも人材確保が難しい時代になっていますが、今回お伺いした工場に限らず家具の業界では若い方の参入が少なくスタッフの確保も難しい状況が続いているようです。家具のようなモノ創りに携わる職人さんは様々な経験を積まないと良い仕事が出来ません。今回入社したスタッフの方も、周りの職人さんから技を引き継ぎ経験を重ねながら新しい技術も取り入れて一流の職人さんになってほしいと思います。

工場に中々お伺いできなかったこの数年間は、現場での製品確認が中々出来なかったので出荷前に仕上がった製品の画像をへ送っていただき、仕様や仕上がりをチェックするQC活動を行なっていました。本来は直接製品を見て触れて仕上がりの良し悪しを判断するところですが、コロナ渦の間は職人さんに仕上げたばかりの製品を画像に撮っていただきメールで送信いただいて確認をしていました。はじめは手間も掛かって大変だったリモートQCですが、製品を撮影することで客観的に物を見る機会になり、製品全体を引いた目でみたり要所をクローズアップして見たりと、これまで行ってきたモノつくりを新しい視点から感じることも出来ました。新型コロナウィルスの感染対策で広がったリモートによるワークスタイルですが、モノ作りの現場でも活かされることになりました。

最近では画像のやり取りも抑えどころを双方で理解しつつ、効率も上がってきました。ただし、この2次元のモニターチェックは製品表面の仕上がりや体裁を確認するためのものになります。そのため、見た目を整える事が優先になってきます。見た目の綺麗さ、仕上がりの良さはもちろん大事ですが、それ以上に大切なのが家具の作りの良さです。椅子やソファはデザインの良さを感じながら、触れて座ってくつろいで初めてその良さを実感できます。今回工場にお伺いしてリアルな製品を確認してまわりながら「家具の良さ、家具の心地よさ」を改めて感じました。皆さんも家具のデザインをエーディコア・ディバイズのホームページでチェックしつつ、座り心地や快適さをショールームでぜひお確かめください。(開発 武田伸郎)

「昔は見て覚えろ」なんて言われていた職人技ですが、今はロジカルに説明しながら、見せてトライして経験を積ませながら技術を習得していきます。
左上・左下:木製家具で最も難しいのが材料の吟味。大切な資源を適材適所に、木が持っている「クセ」を見てどう使っていくかを判断します。経験がモノを言いますが、ノウハウを若いスタッフに伝えていきます。 右上:特注ソファの構造と仕様の確認。リモートの画像確認では難しい作業です。座り心地をどうするか、資材の組み合わせやバランスを検討します。右下:昨年発表したソファベッドAD-235の確認。現場では可動部のチェックや構造的なところまで確認します。座面と背の合板はSDGs対応の針葉樹合板です。

2023.4.28 SHOWROOM

オフィシャルインスタグラム

AD CORE DEVISE SHOWROOM COLUMN Vol.401(東京・広尾ショールーム)
エーディコア・ディバイズのオフィシャル情報発信ツールとして、主に「ホームページ」「コラムマガジン(月1回配信)」「Instaglam(インスタグラム)」があります。その中でもインスタグラムは、東京・大阪・名古屋のショールームからの情報を各ショールーム担当が投稿しています。ホームページに掲載している情報だけでなく、ショールーム担当目線での商品情報やマテリアル、ショールームや近隣のイベント情報、納入事例などを発信しています。

ショールームにご来場されるお客様はご紹介来場の方も多いのですが、インターネット検索やインスタグラムを見て来場される方も増えています。特に若い世代のお客様は、インスタグラムから来場される方が多いように思います。オフィシャルの投稿だけでなく、実際に納品させていただいたお客様の投稿をご覧になり、当社を知ってご来場いただく場合もあります。実際の生活空間で使用している様子がわかるので、よりリアルにイメージできるのだと思います。その他にも不定期になりますが、開発部からソファのレイアウトバリエーションなど参考になる情報を発信しています。

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(ショールーム担当:西條 恵理)
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