COLUMN

2025.3.7 SHOWROOM

自分だけのオリジナルの家具を作ってみませんか

AD CORE DEVISE SHOWROOM COLUMN Vol.468(大阪・心斎橋ショールーム)
エーディコア・ディバイズでは、お選びいただいた家具を自分仕様にカスタマイズすることができます。ブランドごとに選べる塗装色、チェアやソファに使用するレザーやファブリックに加え、様々なオプションをご用意しています。

ショールームでお打合せの際に、お好きなインテリアスタイルやお部屋の雰囲気が分かる写真等をお見せいただければ、イメージに合わせてコーディネートさせていただきます。当社の製品は全て受注生産で製作しています。また、国内で製作していますのでお客様のご要望に沿って短納期で色々なカスタマイズをしていただけます。様々なデザインがあるエーディコア・ディバイズだからこそ、お客様のイメージに近いものをご提案することが出来ます。バリエーションも豊富に揃えていますので様々なテイストに合わせることができます。
まず、木部の塗装色は、お部屋の床や壁などのテイストに合わせられる様に全22色ご用意しています。A-mode・PMMA+Woodは5色、AD CORE・NEO CLASSICOは13色、Heritageシリーズは9色とブランドごとにお選びいただけます。木本来の色を生かしたナチュラル色やダーク色、Heritageシリーズには人気のヴィンテージ色をお選びいただくことができます。規格のファブリックも多数ご用意しています。
また、チェアやソファには本革のパイピングやボタンを施せる製品もあり、組み合わせのバリエーションが広がります。
さらに、背裏と背表・座面を色違いで張り分けたスタイルのチェアも人気です。同じチェアですが張地・木部によってまた雰囲気が変わります。張分けのスタイルは、見る角度により雰囲気も変わりますので、よりインテリアを楽しんでいただけます。お部屋や希望のイメージ通りにご自身でカスタマイズ出来るのは国内での受注生産ならではの良いところです。
その他、オプションでハンドルを付けることが可能なチェアもあります。お好みによって付けていただけるので自分好みの素敵なチェアを製作してみてはいかがでしょうか。
ご自宅の雰囲気・お好みにあわせてオーダーいただけますので、是非自分だけのオリジナル家具をご検討ください。

お部屋のイメージに合わせてお客様にご満足していただけるよう様々なご提案をさせて頂きますので、是非お気軽にお声掛けください。実際に手に取り、使い心地を試しにいらしてください。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
(ショールーム担当:天川 唯)
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背裏と背表・座面を色違いで張り分けたスタイルにも出来ます。張地・木部・オプションなど、ご自身でお好みのカスタマイズをしていただけます。
ソファやチェアなどに施すパイピングやボタンをオプションで本革に変更できます。組み合わせのバリエーションが広がります。

2025.2.27 DESIGNER

アメリカ不動産販売の常識

AD CORE DEVISE DESIGNER COLUMN Vol.165
先日開催した5年ぶりのリアルセミナー「アメリカ西海岸セミナー」は各ショールームへ沢山のお客様にお越しいただきました。来られたお客様からは大画面でのセミナーはリアル感が感じられて良かったとの声をいただきました。やはり、PC画面やタブレットの画面より空気感も感じていただけたのかなとも思いました。なによりリアルセミナーではお客様の反応を感じられ、やりがいにつながりました。また、参加いただいたお客様にはセミナー後のアンケートに記入いただきありがとうございました。今回のセミナーでは、昨年取材した中から、プロ向けのインテリアショールーム、修復が終わったケーススタディハウス#21、ビバリーヒルズとベルエアのオープンルームをご覧いただきましたが、オープンルームで配布される資料が日本と違う事に興味を持たれた方が多くいらっしゃいました。

アメリカ西海岸セミナーでは、お客様から「説明画像に平面図を入れて欲しい」との声が多いのですが、アメリカの住宅販売のオープンルームで配布される資料では、日本でのオープンルームの広告や資料には必ずある平面図がありません。それは新築でも同じで、物件紹介のホームページ内も表示が無く、数十億円以上の住宅のオープンルームでも写真は沢山あるのですが平面図が見当たりません。これは、私自身も不思議に感じていた事で、カタログ撮影に必要となる撮影カット割用の平面図が必要なのですが、間取り図もあった事がありません。不動産会社の社長に聞くと平面図が必要とされないからという事でした。不動産購入で重要なのは・価格・床面積・場所・治安・良い学校区、あとは写真や現地で物件を見れば分かるからとの事でした。ほぼ全ての家では家具が置かれインテリアのイメージができます。家具無し物件でもオープンルームには家具を置いて見せるのが通常で、セントラルエアコンで洗濯機なども全て付いていて、生活するために新たに購入する物が少なく、アパートのように小さな部屋でどうやって家具をレイアウトするか考えるなど、よほどのことがない限り見取り図は必要とされないという事でした。

不動産のオープンルームで配布される資料にあるのは、ベットルーム数、バスルーム(トイレを含む)数、敷地面積、床面積、建築年で、リビングルームやダイニングルームの数は表記されません。ある程度の家になるとフォーマルとファミリーに分けて部屋も複数あり、シアタールームやワインセラーもありますが、、。その他にはガレージ内の駐車台数(屋外は含まれない)、CSOと明記された不動産仲介手数料%(2~3%)、その他に表記されるのは家のインテリアなどの特徴を説明した文章です。ホームページを見ると金額的には日本にあまり表記されない1平方フィート面積あたりの価格、課税評価額、年間税額などが表記されます。それに購入後のローン支払いする場合の支払いや住宅保険の金額が表示されます。住宅保険の表示はエリアや道路によって金額がかなり違うからで、先日の火災に遭ったエリアや、山の上などの消火活動に時間がかかるエリアでは高額になります。また、建物の建築年は日本のように価格に影響は無く、今の現状が重要との事でした。

今回のセミナーで紹介した住宅のベルエアの住宅では、建築:2022年、ベッド:7、バスルーム:10、床面積:9,040スクエアフィート(840平方メートル)、土地面積:0.68エーカー(832坪)、駐車場:7台(屋内2台・屋外5台)、販売価格:24,995,000ドル(37億5千万円)支払い関係では、30年ローン(固定6.52%)月額支払い:126,651ドル(1,900万円)、固定資産税/月額:24,578ドル(368万円)、月額住宅保険:8,332ドル(125万円)月々支払い合計:159,561ドル(2,393万円)と明記されていました。キャッシュで購入したとしても、固定資産税(年4,416万円)と住宅保険(年1500万円)を合わせて年間394,920ドル(6,000万円近く)が必要となります。これに月額数万ドルの電気代や水道代など、固定費だけでも気が遠くなります。固定資産税と住宅保険の高額なのには驚きますが、固定資産税は購入金額に対してなので、減ることも無く永遠とかかります。やはりビバリーヒルズやベルエアに住まうのはアメリカでも裕福な方々なんです。

不動産購入で組まれるローンはアメリカでは固定金利が90%以上で、変動金利でのローンが90%以上となっている日本の逆です。現在アメリカの住宅ローンは固定金利が6.5%と落ち着いてきましたが、一時期8.5%以上となっていて、数年前には10%以上にもなったこともあり、固定金利を選ばれるという事でした。ロサンゼルスは一時、住宅高騰と景気後退から不動産販売にかげりが下がっていましたが、先日のロサンゼルス山火事で裕福な方々が家を失い住宅価格が上昇しているそうです。アメリカの西海岸は裕福な方が多いという事なんでしょうね。これから日本の景気がどうなっていくのでしょうか。日本も頑張らないと!(クリエィティブディレクター 瀬戸 昇)

セミナーで紹介したベルエアにある有名ゲームクリエイターの住宅のホームページ資料です。建築:2022年、ベッド:7、バスルーム:10(フル8+ハーフ2)、床面積:9,040スクエアフィート(840平方メートル)、土地面積:0.68エーカー(832坪)、販売価格:24,995,000ドル(37億5千万円)の表示があり、支払い関係の欄では、30年ローン(固定6.52%)月額支払い:126,651ドル(1,900万円)、固定資産税/月額:24,578ドル(368万円)、月額住宅保険:8,332ドル(125万円)月々支払い合計:159,561ドル(2,393万円)と明記されていました。
アメリカ西海岸のオープンルームの資料。一軒の住宅を販売するためにハードブックのカタログを作成する事もあります。オープンルームで配布される資料はA4サイズの一枚のチラシ(右下)で2,995万ドル(45億円)のオープンルームでも同じで1スクエエフィートの金額とベッドルームとバスルームの部屋数しか表記はありません。

2025.2.27 DESIGN

来日公演大盛況、マルーン5・ジェームズさんお宅訪問記

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.154
2025年2月6日から3日間に渡って、LAのロックバンド「マルーン5」のライブが東京ドームで行われました。2年2ヶ月振りの東京ドーム公演は即刻ソールドアウト、延べ15万人のオーディエンスを魅了する圧巻のライブだったようです。(エーディコア・ディバイズの営業スタッフ・渡邉さんがライブを観覧、感動的なライブで涙したんだとか・・・)このコラムでも度々ご紹介していますが、エーディコア・ディバイズのカタログ撮影を長年にわたってロサンゼルスで行っていました。撮影場所の住宅を決めるために毎回ロケハンで物件を視察するのですが、2013年に視察した建築物件の中に、先日来日公演を行ったマルーン5のギタリスト、ジェームス・バレンタインさんの自宅がありました。

ロックバンド不毛の時代と言われる昨今、2002年のデビューから現在まで世界のミュージックシーンに君臨するマルーン5。アルバム売り上げ枚数は1億枚超え、トップ40のシングルチャートで、グループとして唯一9曲の No 1ヒットを誇るマルーン5。その人気の高さは今回の来日公演でも実証されていますが、世界中で愛される人気の源はロックバンドのカテゴリーにとらわれない幅広い音楽性です。その音楽性を支えているのがギターのジェイムス・バレンタイン。そんな著名なミュージシャンのお宅を、何の前情報もなく、カタログ撮影のロケハンで訪れる機会があったのです。ロケハンの約束の時間にその家に訪問したところご不在のよう。テニスボールが転がっているガレージの側道から、人気のないエントランスに向かいました。ハリウッドエリアのセレブ邸は門やフェンスがしっかりしていてエントランスや中の様子が見えないことが多いのですが、このお宅はすんなり入れたので「こんなんで入れて良いのかな?」と、感じたことを覚えています。そうこうしていると、背中まで届きそうなロングヘアで短パン姿のオーナーと思われる人物が現れ「やぁ遅れてごめん、どうぞどうぞ」って感じで自宅に招き入れてくれました。この方がマルーン5のギタリスト、ジェームス・バレンタインさんでした。

当時彼がお住まいだったのがスチールフレームに水平ラインの屋根、屋外プールが印象的なミッドセンチュリースタイルの住宅。1960年にニール・M・ジョンソンが設計したスチールハウスと呼ばれる住宅でした。室内に入ると、ガラス張りのリビングにはドラムセットとギターをはじめ音楽機材が所狭しと並んでいました。素人ではないことはすぐに分かりましたが「僕はミュージシャンでギタリスト。マルーン5というバンドで日本の武道館でも演奏したことがあるよ」と言うジェームスさんの言葉にも、私をはじめ訪問したスタッフはマルーン5の知識がほとんどなく「マルーン5?聞いたことがあるけど・・・バックバンドのギタリスト?」残念ですが当時はそんな反応しか出来ませんでした。部屋の中のスタンドに掛けてあるギターやケースは貴重なヴィンテージギターばかり。興味津々で眺めていると、ケースから取り出して説明をしてくれたり、目の前でギターを弾いてくれたり、さらには「弾いてみなよ」と、貴重なギターをアンプに繋いでくれたりしました。自分の大切なギターは他人に触れさせたくはないものですが、そんなそぶりも全くなくとても気さくな方でした。ロサンゼルスでカタログ撮影ロケハンでの素敵な思い出です。

部屋を見せていただいている時にジェームスさんから「カタログ撮影の期間は、ツアー中でギターなどの機材は無くなるから撮影は問題ないよ」と言っていただいたのですが、撮影でお借りすることはありませんでした。しかしその後、とある記事でこの住宅と再び巡り合う機会がありました。瀬戸が建築雑誌で見つけたのですが、建築に造詣の深い俳優のブラット・ピットさんが、この住宅を550万ドルで購入したという記事が載っていました。ジェームスさんが2019年に石油王のポール・ゲティの孫であるアイリーン氏へ住宅を売却、その住宅をブラット・ピットが購入したようです。ジェームスさんが購入した当時は90年代風にインテリアが改装されていたそうですが、ジェームスさんがオリジナルの状態に戻したそうです。愛用しているギターもセンスの良いヴィンテージばかりでしたが、インテリアも旧き良きものを知るセンスの持ち主なのでしょうね。お会いした時からさらにセレブリティになったジェームスさん、今はどんな素敵な住宅にお住まいなのでしょうか。興味津々です。(開発 武田伸郎)

ジェームス・バレンタインさんが所有していた頃のガラス張りのリビングの様子。ドラムセットを始めたくさんのギターや音響機材に囲まれて、いかにもミュージシャン的なお部屋です。インテリアのちょっとした小物にセンスを感じます。
左上:1960年にニール・M・ジョンソンが設計したスチールハウスと呼ばれる住宅。現在は俳優のブラット・ピットさんが所有 右上:貴重なヴィンテージギターをわざわざケースから取り出して色々と説明してくれました 左下:目の前でアコースティック・ギターを弾いてくれたジェイムズ 右下:60年代、米国の人気アーティストだったトリニ・ロペスモデルのギブソン製ギター。カスタムショップ製のレプリカモデルでも非常に貴重なのですが、本物のヴィンテージかどうかは分かりませんでした・・・

2025.2.26 PRODUCT INFO.

MD-3212

クリエイティブ・ディレクター瀬戸 昇が、デザイナーからの視点で写真だけでは伝わらない製品の魅力を動画でお伝えします。
今回はA-modeより、2025MODELとして新たにバリエーション追加されたリビングテーブル MD-3212を紹介します。


◾︎MD-3212 LIVING TABLE 製品ページ

2025.2.26 SHOWROOM

六本木新ショールームをご活用ください

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.467(東京・六本木ショールーム)
東京ショールームは、広尾から六本木に移転しもうすぐ3ヶ月が経とうとしています。駅からのアクセスも良くなり遠方からのお客様のご来場も増え、多くのお客様にご来場いただいております。スタッフがご案内させていただく接客案内の他に、アテンドがなく自由にショールームを見ていただくことも出来ますので、お気軽にお立ち寄りいただけるようになりました。

六本木ショールームは、ブランドごとにスペースが別れており、リビングダイニングのコーディネートシーンでご覧いただけます。自然光が入る窓側の空間と照明の光で演出された空間に分かれており、また、お客様と個別のお打ち合わせができるように設けた打ち合わせブースのパネル照明は、調色・調光機能を備えておりますので、実際の空間に近い光に合わせてご検討いただけます。こちらの打ち合わせブースは当社スタッフとの打ち合わせだけでなく、プロユーザー様とお客様との打ち合わせにもご利用いただけます。テーブルに備え付けたモニターにタブレットやスマートフォンを接続してお打ち合わせも可能です。WiFiも完備しておりますので、ご利用の場合にはスタッフにお申し付けください。壁面に設置した什器には、塗装サンプルやファブリックサンプル、各種サンプルをご用意しておりますので、テーブルに設置した大型モニターを見ながらお打ち合わせが可能です。引き出しトレーはそのまま持ち出して家具の近くでのお打ち合わせにご利用いただけます。また、お持ち帰り用のサンプルもご用意しております。
通常はカフェコーナーとしてカウンターを備えたスペースは、スライドドアを閉めれば個室としてご利用いただけますので、大人数での打ち合わせやプレゼンテーションでもご利用いただけますので、ぜひご活用ください。

東京 六本木ショールームはお客様とお打ち合わせがしやすい空間となりましたが、お客様とのご同行が難しい場合にはぜひご紹介ください。ショールームでのお打ち合わせの後、ご検討内容をフィードバックさせていただきます。なお、ショールームは完全予約制となっておりますので、事前にご予約くださいますようお願いいたします。
(ショールーム担当:西條 恵理)

ご予約はこちらから

ショールームの奥のスペースには、2組のお客様が打ち合わせできるように塗装サンプルも2セットご用意しております。
上左:デスクに備えたモニターを見ながらお打ち合わせが可能です。 下左:壁面収納の引き出しには、お持ち帰り用のサンプルをご用意しております。 右:カウンターを備えたスペースは、スライドドアを閉めれば個室としてご利用いただけますので、大人数での打ち合わせやプレゼンテーションでもご利用いただけます。