COLUMN

2023.2.15 SHOWROOM

上質な天然レザーの家具

AD CORE DEVISE SHOWROOM COLUMN Vol.394(名古屋・栄ショールーム)

新型コロナウイルス感染の影響でリモートワークや在宅勤務が定着し、自宅で過ごす時間が長くなる方も多くなりました。そのため、最近ではより快適で永く使える上質な家具をお探しのお客様も増えています。今回はお薦めの規格の天然レザーのバリエーションをご紹介します。

家具を永くお使いいただくためには、ソファや椅子の張地は天然皮革をお勧めします。ファブリックの様々なテクスチャーやカラーバリエーションも魅力的ですが、天然皮革は耐久性に優れ、簡単なお手入れを続けるだけで永くお使いいただく事ができます。当社では、インテリアの中でも身近に関わる家具をより安全にお使いいただくために、抗ウイルス性能を持たせたゼブレザーAVをご用意しています。抗ウイルスコーティングは、表面仕上げに使用するトップコートに抗ウイルス剤を均等に分散させているので、徐々に加工が剥がれてしまう心配がありません。見た目も通常のゼブレザーと変わりなく、天然皮革そのままの風合いをお楽しみいただけます。他にも撥水、撥油加工を施し革本来の美しさを永く保つプロテクトレザーもお勧めです。また、革の風合いを楽しむヴィンテージレザーは、自然な色ムラやシワがあり使い込んでいくと革特有の味わいが出て、経年変化をお楽しみいただけます。傷に強い革をお探しの場合は、ウレタン仕上げのゼブレザーやソフトレザーがシボの型押しをして仕上げているので傷が目立ちにくいです。革それぞれにも特徴がありますので、用途に合わせてお好みの革をお選びください。

多くのお客様に上質なレザー家具をご愛顧いただけるよう、キャンペーンを開催いたします。抗ウイルス性能を持たせたゼブレザーAVを通常は当社eランク価格でご案内をしておりますが、キャンペーン期間中はランクを一つ下げeaランクの価格でご提供致します。ぜひこの機会に安心・安全なレザー家具をご検討下さい。ショールームは完全予約制ですがご来店当日のご予約も承っております。お気軽に各ショールームへお問い合わせください。皆様のご来場を心よりお待ちしております。(ショールーム担当:水野 未佳子)

左:2023MODELのMASSAⅡのラウンジチェア。天然皮革で重厚感が増します。 右上:抗ウイルスレザーのゼブレザーAVはアイボリー/ブラック/ブラウンの3色からお選びいただけます。 右下:パイピングにレザーを用いることで、引き締まった印象に。
左上:5色展開のヴィンテージレザー。独特の艶が家具のクオリティをグッと高めます。 左下:天然皮革のアイテムがあることで、ワンランク上のコーディネートをお楽しみいただけます。 右:レザー張のMD-901L-L 。優しい色合いで品良く仕上がりました。

2023.2.2 SHOWROOM

ホームページのご紹介

AD CORE DEVISE SHOWROOM COLUMN Vol.393(大阪・心斎橋ショールーム)

先日、家の近くを散歩していると梅の花が少しずつ咲き始めていました。まだ寒い日が続いていますが春が少しずつ近づいているのを感じます。エーディコア・ディバイズでは、昨年から取り組んでいる環境に配慮したモノ創りを今年はさらに推し進めていく計画です。総合カタログなどの印刷物の廃止も取り組みのひとつですが、その変わりにホームページの内容を充実させ、活用しやすいようリニューアルをしています。そこで今回は、ホームページで商品の検索の仕方や、活用方法をご紹介いたします。

家具をお探しの場合、どのようなインテリアにしたいのか全体的なイメージをしながら探すお客様や、欲しいアイテムが決まっていて具体的に検索されることもあります。いろいろな場合に対応できるように、当社ホームページは様々なカテゴリーから商品を検索いただけるようになっています。
① 商品が決まっている場合:「Product Search」で品番や商品名を検索して頂くとご覧頂けます。
② アイテムを探す場合:「PRODUCTS 」で検索して頂くとアイテムを絞って製品を探すことできます。アイテム毎に閲覧できますので、他の商品と比較しながら、お好みの製品を見つけてください。
③ お好みのテイストから検索したい場合:「BRAND」のボタンから、カリフォルニアスタイルをイメージした「A-mode」。イタリアモダンデザインを意識したデザインの「AD CORE」。上質をテーマにした「NEO CLASSICO」。アクリル樹脂と木製素材という異素材で組み合わせたデザイン「PMMA +Wood」。4つのブランド毎に商品をご覧頂けます。
それぞれの製品ページから「マテリアル」ページでお好みの張地や木部をお選びいただけます。「Case Study」では、納入事例をご覧いただけます。実際に納品された住宅や施設などを掲載しており、カラーバリエーションやコーディネートも豊富にご覧いただけますので、具体的にイメージしやすくお客様にも好評です。更に「WORKS」のページを開くと「PUBLIC」「RESTAURANT」「HOME」のカテゴリー別で納入事例をご覧いただけますので、ショールームでは、実際に納品されている事例をご覧いただき、イメージを膨らませながら案内しています。

春の新生活に向けてお問い合わせやご来場も増えてまいりました。少しでも皆様のお力になれるよう、対応させて頂きます。気になる商品やお探しの家具でご不明な点がございましたら、お気軽に各ショールームにお問い合わせください。
(大阪・心斎橋ショールーム:天川 唯)

ホームページのTOPページ。赤の枠の部分がご紹介した箇所です。
左上:「BRAND」をクリックすると、4つのブランドが表示されます。 右上:「PRODUCTS」をクリックすると、アイテム毎に検索できます。 左下:商品ページでは、アイテムのバリエーションがご覧いただけます。 右下:各製品のページに「Case Study」があり、実際の納入事例をご覧いただけます。

2023.1.30 DESIGNER

ハイエンド住宅のインテリア

AD CORE DEVISE DESIGNER COLUMN Vol.140
2023年もひと月が経ち、寒さが厳しくなってきました。今年は10年に一度の寒さという事で日本海側の大雪など被害が続いていますが、皆さんお元気でお過ごしでしょうか。こう寒いとアメリカ西海岸の暖かい晴れた天気が恋しくなってきます。今年の12月から1月のロサンゼルスは大雨続きで、いつもの山火事被害の代わりに雨の被害があったそうです。1月末になり晴れる日が多くなり、乾燥した大地に青々とした草木が見られるそうです。1月はじめに開催したWebセミナーアメリカ西海岸建築レポートVol.24は無事終了しましたが、今まで開催した西海岸セミナーの中でも最高額の住宅案内に反響が高く、途中参加の方からは再演と望む声も多く寄せられました。

そのアメリカ西海岸建築レポートVol.24の内容を少しお見せしたいと思います。販売方法は前回のコラムで書いたので、今回は家の事をお話しします。販売住宅のオープンルームの取材は初めてで、ハイエンドと言われるベルエアに建つ住宅取材も久しぶりでした。アメリカのオープンハウスの多くが火曜と日曜の二日間だけなのでタイミング良く滞在していた事もあり、見る事が出来ました。なぜ火曜で、時間も11時から14時までの3時間だけで、期間は3週間が通常とのこと。なぜこの時間なのかは、聞くのを忘れたのですが、この短い時間に販売する相手の訪問があるのか、ここまで高額な不動産を契約出来るのかが疑問でした。

オープンハウスに入っても、A4ペラの情報を渡されるだけで、別に案内する様子もありません。ところ所にはスタッフらしき人もいますが、動作方法を説明するくらいで、気さくな感じで話しかけはしますが、ついて回る事はしません。私自身がそんな物件を購入する人に見えないのかもと、Tシャツとデニム、スニーカー姿を後悔しましたが、お金持ちそうな人でも同じ感じで、自由に見せていました。こちらは取材の事を話しをして、一眼レフカメラと動画はNGと言われ、iPhoneで撮る事になりました。iPhoneでのインテリア撮影セミナーをしてるので、写真には自信はありましたが、取材時は一眼レフで撮影していたので少し心配でした。しかし、PCに落として見た時に驚いたのはiPhoneで撮影した写真の方がメリハリがあり綺麗に撮れていた事です、、。

数十億円レベルになると、来場者はベルエアの近所に住む人か、不動産の仲介業者がオーナーに依頼されて来ているかと言う感じで、購入希望者が実際に見にくる事は少ないようです。このベルエアのオープンハウス前に見たハリウッドの500万ドルの家の方が来場者多く、購入希望者が見にきている様子でした。少ない来場者なのもあり、優雅な音楽が流れる家の中を誰にも邪魔をされずに見る事が出来ました。音楽が全ての部屋やプールのあるテラスに流れている理由はスピーカーが部屋の天井、テラスの天井にもある事で、ホテルのように緊急放送が出来るようになっているのもかもとも思いました。A4の資料にはベッド数とバスルームの数、建物の床面積がメインに掲載され、次に土地の広さ、床面面積単価の表示があり、平面図の記載が無いのと、建物の床面積の方が重要なんだなと思いました。

訪問した最初のオープンハウスはアメリカンハウスで、3,695万ドル日本円で約48億円。7ベッドルーム8バスルームがある1938年建築を2022年にリノベーションされた家です。767平方メートル(232坪)の床面積の家で土地は2,387坪あり、建物の単価は1平米625万円のプライスです。このクラスの家を見るのは初めてで緊張しました。磨き上げられたフローリングの床を歩くだけでも最初は緊張しましたが、自由に歩いてねと言われたのですが、平面図が無い大きなお屋敷を歩くのは一苦労で、とりあえず、フォーマルリビングから始まり、フォーマルダイニング、キッチン、寝室へと歩きます。これは今までの住宅の取材時にオーナーに案内していただいた経験が役に立ちました。1938年の住宅を完璧にリノベーションして仕上げるには相当な経費がかかったのは想像が出来ました。日本庭園のある庭は本当に広く歩くだけでも良い運動になりました。

次の家は隣にある2022年新築のモダンハウス、7ベッドルームの11バスルームで4250万ドル、約55億円。建築家ゾルタン・パリの設計によって2022年に建てられてました。1,565平方メートル(474坪)の床面積の家で土地は1,045坪です。建物の単価は1平米352万円です。ブロンズパネルが使われた外壁の建物を入り、資料見ながら、先ほどの家の土地面積が2,387坪なので半分以下なのに価格は1.2倍とは土地の金額は住宅の価格に影響は無いのかなと不思議に思いリビングに進みました。フレンチウォールナットの優しいブラウン色のフローリングが使用された部屋が続き、モダン家具が並ぶ広い部屋はどこからでも光が入る明るい空間で、カノンが流れる空間を体が浮遊するように進みました。インフィニティープールはもちろん、地下のメディアルームまで手抜きの無い作り込みです。なんとなく、和の印象を受ける部屋の作りは今のアッパー層の和に対する認識の高さへ働きかける手法かなとも思いました。

どちらのオープンハウスも素晴らしい家でしたが、少し疲れました。年間の税金や電気代の事を考えるといったいいくらの年収が必要なんだろうと、、。そんな事を考える人はこのクラスの家には住めませんね。これらのオープンハウスを歩いて思ったのはインテリアが本当に大切なんだなと。2月にまたロスへ取材に行ってきます。また夏には新しい情報をお届けできればと思います。お楽しみに!
(クリエィティブディレクター 瀬戸 昇)

7ベッドルーム8バスルームがある1938年の家を2022年にリノベーションされた3,695万ドル日本円で約48億円のアメリカンハウス。グレーの屋根に白い壁面に黒のアイアンの窓枠、いかにもアーリーアメリカンの住宅です。アメリカでは人気のテイスト。芝生の庭から階段をずっと降りると睡蓮の咲く日本庭園と茶室がありました。
室内には各室大きなラグが敷かれクラッシックモダンな家具が置かれます。フォーマルリビングが2部屋、フォーマルダイニングも大小2部屋、キッチンも大きな部屋で、各部屋暖炉があります。1日3時間、週2日3週間だけでもオープンルームでもしっかりデコレーションされます。
2022年新築のモダンハウス、7ベッドルームの11バスルームで4250万ドル、約55億円。建築家ゾルタン・パリの設計によって2022年に建てられてました。プールのあるテラス以外、庭はありません。外壁はインディアナ州の石灰岩と湾曲したブロンズのパネル、床はトラバーチンで作られています。
左上:内部の床はフィレンチウォールナットのフローリングが使われて、フォーマルリビングダイニングの北側も南側の天井に近い所に窓があり光を取り入れます。左下:フォーマルリビングの後ろは主寝室。右上:キッチンはミーレ、ウルフ、サブゼロの電化製品を組み合わせたものが使われていました。右下:下階のプライベートゾーンのリビングとキッチンの前にプールがありました。

2023.1.29 DESIGN

テーブルセッティングと家具

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.129
新しい年が始まってはや一月が過ぎようとしています。10年に一度と言われている寒波が到来して寒さが厳しい日が続いていますが、今週東京ドームで開催されている「テーブルウェア・フェスティバル2023 暮らしを彩る器展」へ行ってまいりました。このイベントは日本各地の陶磁器をはじめ世界各国のガラスや漆器などのテーブルウェアが一同に会するフェスティバルで、毎回来場者が20万人を超える国内最大級の祭典です。新型コロナウィルス感染の影響で2020年以来3年ぶりの開催になりますが、今年は30周年の節目の年でもあり開催を待ちわびている方々で会場は賑わっていました。

各ブースでは様々なテーブルセッティングの展示がされていましたが、正式なフォーマルダイニングのテーブルセッティングでは必要とされるテーブルサイズの目安があります。1人分のスペースの目安が幅60㎝、奥行きは30㎝以上必要になります。オードブルなどを盛る大皿のサイズが30㎝前後あり、テーブル理念のサイズや対面でのパーソナルスペースの確保、テーブルの真中に敷くランナーの寸法を考えるとテーブルの奥行き寸法が100㎝は必要になります。日本のテーブルサイズに多い3X6(サブロク)と呼ばれる180㎝X90㎝のサイズでは奥行きが足りないことになります。エーディコア・ディバイズのダイニングテーブルではネオクラシコシリーズを始めフォーマルダイニングに対応するため奥行きが100㎝以上のテーブルシリーズを多数ご用意しています。毎年「テーブルウェア・フェスティバル」に出展している銀器カトラリーとリモージュ焼きの陶磁器で有名な ERCUIS/エルキューイ・RAYNAUD/レイノーさんとおつきあいが始まったのも当社の製品がフォーマルダイニング対応のテーブルを製品化しているからでした。青山のERCUIS/エルキューイ・RAYNAUD/レイノーさんのショールームでは当社のダイニングテーブルにERCUIS/エルキューイ・RAYNAUD/レイノー製品がテーブルセッティングされていますので是非ご覧になってください。

このフェスティバルは器と食卓をテーマとした国内随一のイベントでテーブルウェアのコンテストや各界の著名人をゲストに迎えてテーブルセッティングを提案する「暮らしを彩る食空間」など様々な企画展やイベントが開催されています。一口にテーブルセッティングと言っても、正式なフォーマルスタイルから自分の趣味趣向を取り込んだ強烈なインテリアまでスタイルは様々。会場では俳優さんから音楽家の方などイベントならではのテーブルセッティングも見られますのでご覧になってはいかがでしょうか。食卓を彩るテーブルセッティングの器やカトラリーとテーブルや椅子を含めたインテリアスタイルの2つの組み合わせが食空間の演出には欠かせません。食からイメージを広げて、器やカトラリーのスタイルからテーブルやチェアを決定するインテリアのコーディネートもあるんですね。

会場の東京ドームではグランドいっぱいに出店ブースが並び、様々な催しありとても楽しいイベントです。館内では器を使った試飲会や日本全国の名産地から陶磁器や工芸品の展示があり即売会なども行われています。「テーブルウェア・フェスティバル2023 暮らしを彩る器展」は、2月5日まで開催されていますのでお時間がある方は会場に足を運んでみてはいかがでしょうか。インテリアの中の「家具」とは少し違った「食や器」からアプローチしたインテリアコーディネートを見ることができると思います(開発 武田伸郎)

会場の東京ドーム。いつもは野球が行われているグランド内には、めいいっぱいの展示ブースが設置されています。センター後方のバックスクリーンにはイベントの告知映像が流れています。
左上:快晴の東京ドーム会場入り口 左下:著名人をゲストに迎えてテーブルセッティングを展示提案するブース。この展示は女優の藤原紀香さんのテーブルセッティング 右上:ERCUIS/エルキューイ・RAYNAUD/レイノーの会場展示ブース 右下:青山のERCUIS/エルキューイ・RAYNAUD/レイノーのショールーム。ダイニングテーブルはエーディコア・ディバイズのネオクラシコシリーズNC-052

2023.1.28 PRODUCT INFO.

SOGNO Ⅱ AD-235


クリエイティブ・ディレクター瀬戸 昇が、デザイナーからの視点で写真だけでは伝わらない製品の魅力を動画でお伝えします。
今回は2023モデル、AD COREからデザインと機能両立したソファベッド、リニューアルしたSOGNOⅡをご紹介します。

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