COLUMN

2022.9.22 SHOWROOM

年に1度の展示品スペシャルセール開催

AD CORE DEVISE SHOWROOM COLUMN Vol.380(東京・広尾ショールーム)

ここ最近、一気に秋を感じるようになり、過ごしやすい季節になってまいりました。秋はインテリアやデザインイベントがたくさん行われる時期でもあります。エーディコア・ディバイズでも11月上旬から2023モデルの新作発表会を開催します。それに先駆け、スペース確保のためにショールーム展示現品の一掃セールを開催いたします。9月28日(水)~10月29日(土)まで各ショールームとウェブストアで販売しております。

各ショールームの展示品は、お客様からのお問合せが多い商品や人気の商品、昨年秋に発表した2022モデルの新商品を中心に展示しています。また、リビングセット、ダイニングセットでコーディネートしていますので、これからお引越のご予定のお客様にもご好評をいただいております。ショールームの展示品は丁寧にメンテナンスをしており、状態の良いものが多いので、人気の商品は既にご売約となっているものもございますが、お勧め商品をご案内しますので、お気軽にご相談ください。既に家具がお揃いの方でも、ラウンジチェアや単品チェア、照明、クッション、アートなどの空間を彩るアイテムなども特別価格でご提供しています。中には、70%offや80%offのお買い得品もございますので、掘り出し物を見つけて下さい。対象商品は展示品となりますので、1点ものです。早い者勝ちとなりますので、ぜひお早めにご来場ください。

毎年、セールを心待ちにされているお客様もおり、多くのお客様にお問い合わせをいただいております。今年もコロナ禍での開催となっておりますので、完全予約制にてご案内しております。ホームページのショールーム予約フォームもしくは、お電話にて事前にご予約ください。当日のご予約も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
(ショールーム担当:西條 恵理)
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2022モデルで人気のソファMD-1105シリーズもセール対象です。ファブリックも人気のシリーズです。
人工大理石天板のダイニングテーブルMD-1202MとコンフォートチェアMD-1202のセット。テーブルサイズはW210cmで6人掛けも可能です。

2022.9.21 SHOWROOM

公式Instagramで最新情報をお伝えします

AD CORE DEVISE SHOWROOM COLUMN Vol.379(名古屋・栄ショールーム)

陽も短くなり、少しづつ秋の訪れを感じるようになってきました。エーディコア・ディバイズでは、毎日ショールームスタッフが公式Instagram( インスタグラム)を定期的に投稿しています。ぜひ当社Instagramをお楽しみください。

インスタグラムでは、カタログやホームページとは異なり、ユーザー目線の製品情報や人気の製品、お薦めの張地や納品させていただいたお客様のお声など、ショールームスタッフならではの視点で情報を紹介をさせていただいています。また、家具に特化した情報だけでなく、各ショールームでの日常の出来事や周辺地域の情報、ショールームのディスプレイや植物のご紹介など、皆様に興味を持っていただけるような話題を取り上げています。ホームページでご案内しているエーディコア・ディバイズの最新イベント情報なども、都度ご紹介させいただいています。これからのスケジュールでは、毎年秋に開催している期間限定の展示品セールのご案内や、2023新作モデルの情報などをご紹介していく予定です。是非お気軽に覗いてみてください。皆様のフォローもお待ちしておりします。

エーディコア・ディバイズの公式Instagramは、ホームページトップ画面から下にスクロールしていただき一番下のInstagramアイコンから、または、#adcoreで検索ください。これからも毎日、広尾・心斎橋・栄のショールームから最新の情報を発信していきます。お見逃し無く!(ショールーム担当:水野 未佳子)

左:家具の情報だけでなく、近隣のイベントやHPでのご案内内容など、気軽にご覧いただける話題を取り上げています。 右:パソコンだけでなく、iPad,携帯など身近なモバイルでご覧ください。
ショールームの展示品の情報も視点を変えてご紹介しています。 毎日更新しているホットな情報をお楽しみください。

2022.9.2 SHOWROOM

大阪・心斎橋ショールーム SEDIC PLACEのご紹介

AD CORE DEVISE SHOWROOM COLUMN Vol.378(大阪・心斎橋ショールーム)

エーディコア・ディバイズ大阪・心斎橋ショールームは、世界的な建築家・安藤忠雄氏が設計監修したSEDIC PLACEの2階にあります。 安藤氏独特のコンクリート打ちっ放しの建物は、一際目立つ存在です。

1階エントランスから2階の回廊には、この建物のオープニングの際に、安藤忠雄氏が自らセレクトしたニューヨークを題材にした写真が展示されています。その写真は、カメラマンの佐藤秀明氏が1967年より3年間ニューヨークに在住された時に撮影したもので、9.11のテロで崩れ去った今は無きワールドトレードセンタービル、ハーレムの日常や、公園でのチェス、ダンスの姿など活き活きとした写真ばかりです。

その建物の2階に大阪・心斎橋ショールームはあります。ショールームは通りに面した壁面いっぱいの大きな窓から自然光が差し込み、開放感溢れる空間が広がっています。ショールームでのお打合せの際は、お好きな家具や、お部屋の雰囲気が分かる写真等見せていただければコーディネートのご提案もスムーズに行えますので是非お持ち下さい。お部屋の図面をいただいて、プランを作成したり、コーディネートさせていただきます。私たちショールームスタッフは、お客様一人一人のライフスタイルやお部屋に合う家具をご提案させていただきますので、気になることがありましたらお気軽にご相談下さい。

季節のフレーバーティーもご用意しておりますので窓から気持ちのいい日差しを浴びながら、ぜひごゆっくりとお過ごしください。お待ちしております。(ショールーム担当:天川 唯)

左上:築20年とは思えないほどの綺麗な外観です。右上:中央には大きな吹き抜けがあります。その上は芝生の中庭になっています。下:大阪・心斎橋ショールームへ続く廊下。ショールーム内は片側一面が窓になっていて開放感が広がります。
大阪・心斎橋ショールームです。実際にソファやダイニングチェアにお掛けいただけます。

2022.8.31 DESIGNER

人間工学のモジュールは許容範囲として

AD CORE DEVISE DESIGNER COLUMN Vol.135
先日、人間工学セミナーを開催しました。1000名を超えるお客様にWeb参加いただきましたが、終了時に協力いただいているアンケートの感想やご意見の書込みが今までで一番多く、皆様からの反響の高さに驚きました。アンケートには「昔習った事を再度思い出した」、「参考資料を見て決めていた」、「人体寸法から割り出せれた数字が使われている事で認識が変わった」など沢山の感想をいただきました。今回の人間工学では高齢者のモジュールやカウンターの高さ、テレビを置く高さや距離など私自身も再度調べる事があり、勉強になりました。自分自身も人間工学的に高齢者(60歳以上)になっている事にもショックを受けましたが、何歳になっても勉強する事の大切さを知る機会になりました。

テレビの高さや距離については液晶やプラズマのハイビジョン対応の距離などの資料がありますが、メーカー推奨距離は4Kや8Kの高解像度からかなり近い観視距離になっていて、快適に見るための距離ではありません。現在のテレビの標準観視距離は,視力1.0で画素構造が見えなくなる距離で画面高の3倍以上とされていますが、この距離では画像自体を粗くなく見る事は可能ですが、画面全体を自然に見る事ができません。それは人間が自然に画像を見ることができる有効視野は左右30度程度だからです。高さは目線とテレビの中心の高さは同じと書いてある事が多いのですが、その高さは座る椅子やソファの座の高さや姿勢によって変わります。人間の日常生活での有効視野は上下20度程度でその範囲以内が最適な高さと言われます。しかし、楽に見る事のできる角度は-15度程目線を下げた状態です。この左右上下の有効視野は高齢になればだんだん狭くなってしまいます。

受付やキッチンの高さも人間工学から割り出されたモジュールで、カウンター高さは1000ミリ前後と決まっている事が多く、それに合わせて作る当社のカウンターチェアは座位点からの差尺は280ミリとしてSH750ミリ前後で設計されています。なぜ、この1000ミリのカウンターが決まったのか?と調べると、決まった理由については奥が深いものでした。郵政省のカウンター高さが1000ミリと決まったのは昭和46年ですが、人間工学的に人間が立った状態で肘を前に90度曲げた状態の床から肘頭までの距離、肘頭高(ちゅうとうこう)の高さと同じ作業台として1000ミリが割り出されました。これは日本でも検証されましたが、それより前にゼネラルモータース社のファーレイが男子と女子が立った状態の作業や上下の棚に手を伸ばす場合の台の高さなど標準値を定めた寸法が参考になっていますが、その時のモジュールは肘頭高距離が基本で男子で1050ミリ、女子で930ミリでした。現在でも日本人の平均から割り出された肘頭高の高さは男女平均1000ミリとして使用されています。

キッチンでは調理道具を使っての作業を行うために、その高さより100ミリ程度低い高さが良いとされ日本のJISではh800、h850、国際規格のISOではh900、h950となっていて、だいたいのメーカーからはこの4つのモジュールから選べるようになっています。これは日本人平均の肘頭高距離の1000から-100でh900となりますが、奥様が立たれる場合として女子の肘頭高距離平均のh964-100でh850が現在の標準キッチンの高さになっています。今は男性もキッチンに立たれる事が多いので、男女平均ではh900の方が男性女性両方が使える高さになるようです。しかし、私の母のように148センチの身長ではキッチン天板が高くステップを置いて料理をされている高齢者もいるのではないでしょうか?めったに台所に立たない身長180センチの父の方が使いやすそうでした。本当にその方に合ったキッチンの高さを出すためには肘頭高距離を測って、それから100ミリマイナスするしかありません。ご夫婦両方が使われる場合は平均値を、一方だけならその方に合わせた方が快適に使用できるようです。

産業に使われる人間工学の各部位は217箇所ありますが、モジュールは数百人の実際計測から平均値を出したもので、最高と最低からの5%の人は除外されます。その平均値から出されたモジュールですので、それから割り出されたモジュールを使っての製品は平均値から離れていない人は使用できるでしょうとの事です。洋服などでもサイズ感や下着など身体に合わせる必要がある場合はもっとサイズが細分化されています。しかし、家具など不特定多数の方が共有する場合は男女間の平均値で製作する必要があります。しかし、人間は器用なもので、ある程度の差は慣れで使いこなします。人間工学も絶対ではありません。許容範囲内で製品が作れる目安だという事を知る必要があります。

私自身は170センチと日本人の平均身長なので、自分が目安に作れるので恵まれた身体だと今では親に感謝しています。洋服など既製品が合うので、オーダーメイドはする事はありませんが、ジャケットなどは腕の長さが左右1センチ違うので、お直しに出します。メガネもまつ毛が長いので(鼻も低いのですが、、)鼻パッドが一体のセル素材の場合は、鼻パッドを金属の物に特注してもらいます。当社の家具はお客様一人一人に快適にお使いいただけるように、座の高さなど特注をお受けしています。ぜひ、ご相談ください。(クリエィティブディレクター 瀬戸 昇)

薄型テレビの人間工学設計:TVとの最適距離と設置高さのモジュール
立った状態での作業台の適正な高さ:肘頭高(ちゅうとうこう)の距離から割り出されています。参考 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 成人の人体部位寸法から 
カウンターチェアの設計モジュール:高さH1.000は郵政省のカウンター高さとして昭和46年に決められました。

2022.8.30 DESIGN

安心してお使いいただける抗菌塗装の家具

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.124

新型コロナウィルスの感染が始まって、すでに2年半が過ぎてしまいました。一旦は収束していた感染者数も、今年の夏には国内で第7波の感染が全国に広がり、心配な状況になりました。しかし、現在は感染者もやや減少に転じていて、長らく制限されていた感染対策も徐々に解除され始めています。まだしばらくは感染に注意が必要ですが、今回の新型コロナウィルスが収束したとしてもこれからは様々な感染症に対する対策が必要な生活になってくると思います。

新型コロナウィルスの感染が広がり始めた当初は、感染が広がらないためには何が有効なのか、どんな対策が必要なのか、様々な意見や試みがありました。マスクの着用や手洗い消毒、除菌や換気などが奨励され、飲食店には飛沫防止のアクリルパーテーションが必須となりました。テーブル席では使用のたびに除菌剤で消毒作業が行われ、身の回りの抗菌アイテムも一気に増えました。そんな中、エーディコア・ディバイズでは感染が広がり始めた第1波の2020年の春に、家具に用いる抗菌、抗ウィルス塗装の採用を目指し、塗料メーカーと協力して対応の準備を開始しました。

感染が広がり始めた当時、抗菌、抗ウイルス塗装の検討に入った際に、抗ウイルス塗装は認可の関係で採用するまでには時間がかかりそうでしたが、抗菌塗装は2003年頃に感染拡大したSARS(重症急性呼吸器症候群)の感染対策として塗料メーカーが開発した資材が存在していました。しかし、SARSの感染が収束し、日本国内への影響がほとんどなかったことから、抗菌塗装が活かされることはありませんでした。新型コロナウイルスの感染が広がりだした当初も、感染対策に採用するブランドもなく、家具を生産する工場でも抗菌塗装への関心はとても低いものでした。当社は、抗菌塗料のスペックやエビデンスを確認しすぐに対応を決定しました。抗菌作用を実際に自分たちで確認するため、培養器を購入して社内で抗菌試験を行い、菌繁殖の抑制状態や通常の塗装と耐性に違いがないことも確認し、2020年9月には全ての製品に抗菌塗装を標準仕様に変更しました。採用した当初は、抗菌塗装の効果や認知度も低かったため、お客様に感染対策への有効性をお伝えして徐々に広めていきました。(除菌スプレーや除菌加工は効果的な時間が制限されますが、抗菌塗装は塗装の塗膜が摩耗してなくならない限り効果が持続するなどはその一例です)

エーディコア・ディバイズの製品は全て国内で受注生産しているため、全製品の抗菌塗装への仕様変更も早期に実現することができました。これから新型コロナウィルスの感染が収束した後でも、インテリア空間での感染対策は、スタンダードな仕様になってくると思われます。当社の製品は全て抗菌塗装が標準仕様になっていますので、家具をお使いいただくだけで抗菌対策になります。さらにオプションとして感染対策を進めた「抗ウィルス塗装」もご用意っしました。他にも椅子やソファ用の家具用張り地の抗ウィルス加工、日本で初めて天然皮革に抗ウィルス加工を施した抗ウィルスレザーの対応も行なっています。より安全で安心できるインテリア空間にぜひご検討下さい。皆様からのお問い合わせをお待ちしています。(開発 武田伸郎)

エーディコア・ディバイズの製品は、ダイニングテーブルからチェア、ソファからリビングテーブルまで、木部の塗装は全て抗菌塗装仕上が標準規格となっています。それぞれの製品には、抗菌塗装シールが貼られています。
左上:シャーレの培養寒天に菌を塗布して実験を行いました。右上、左下:抗菌塗装を検証するため実験用に購入した培養機。温度設定、時間を設定しての経過観察。右下:抗菌塗装と通常塗装のチップサンプルを載せ、菌の増殖度を目視で確認