Recent Posts
-
2024.07.01
ミラノサローネの変化
-
2024.05.30
適正価格をロサンゼルスで考える
-
2024.04.30
ミラノサローネの楽しみ
-
2024.03.29
カリフォルニアスタイルの先駆者
-
2024.02.28
祈りを守る優しいモダン建築
-
2024.01.30
アート家具の価値
-
2023.12.27
ハリウッドセレブの家の変遷
-
2023.11.30
中身から地球環境を考える
-
2023.10.31
これからの修理はどこに
-
2023.09.29
環境問題は一人一人から
Back Number
2024年
2023年
2022年
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2013.4.8 DESIGNER
世界でいちばんスゴい宿 10選
AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.14
東京では、3月になって急に暖かくなり、桜が咲いたと思ったら冬のような寒さでした。爆弾低気圧が去った昨日は空が高く、秋のような空。こんな日は旅に出たいなと、なんとなく本屋さんに立ち寄ってみたら、Pen最新号の旅の特集をしていました。その中で世界で一番スゴい宿10選が掲載されていました。
どんな宿が?と思って世界のスゴい宿の中に見た事のある建築が、、。LAで最初に撮影に使った、デコレーターのゾーラン(Xorin Balbes)さんの家でした。今はSowden Houseとして売りに出されて、レンタルもされています。この家はフランク・ロイドライト・ジュニアが設計し1928年に立てられました。撮影に借りた2006年に初めて訪れた時には、バリのリゾートホテルのようで、建物の外観がジョーズの口のような事からジョーズハウスと呼ばれていました。持ち主のゾーランさんはデコレーター(インテリアコーディネーター)だけあって、作りだけでなく、置かれた小物の全てデコレーションが素晴らしく、時間を忘れるほどでした。
撮影の時には個人の持ち物ですが、LAの歴史的建築物という事で、LA市に許可を申請して、市の職員が立ち会う条件が付けられました。そうすると、道路にはカラーコーンが置かれ、撮影部隊のトラックや車が置けるように配慮されて、さすが映画の都だと感じました。6月のロケハンにはこれを越える家に巡り会えるか、、楽しみです。
(エーディコア・ディバイズ クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇)
![](https://www.adcore.co.jp/wp/wp-content/uploads/column/083_Xorin_House.jpg)
![](https://www.adcore.co.jp/wp/wp-content/uploads/column/083_Xorin_House_2.jpg)
![](https://www.adcore.co.jp/wp/wp-content/uploads/column/083_Xorin_House_3.jpg)
2013.4.4 DESIGNER
カリフォルニア・デザイン 1930-1965
AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.13
国立新美術館で「カリフォルニア・デザイン 1930-1965 -モダン・リヴィングの起源-」展が開催されています。ミッドセンチュリー時代のカリフォルニアで展開したモダン・デザインをテーマとした大規模な展覧会です。この展示会の新聞記事を見て、一昨年のLAで見た事を思い出しました。
一昨年、エーディコア・ディバイズ総合カタログ用の撮影をLAで撮影を行いました。撮影後、息抜きにLACMA/ Los Angeles County Museum of Art でのティム・バートン展を見にいった時にちょうど、カリフォルニア・デザインの企画展も開催されていました。イームズ邸の再現もされていましたが、家具だけでなく、車やアート小物の展示が多く、アメリカが一番豊かな時代に生み出されたナチュラルなデザインの作品が多く展示されていました。私自身知らないデザイナーが沢山あり、楽しい時間を過しました。
今はファッションもカリフォルニアファッションのロンハーマン(といっても店はLAのみ)が大人のカジュアルファッションとして大人気ですが、インテリアもカリフォルニアスタイルが人気です。一時期のイームズ流行ではない、インテリアスタイルとして定着しつつあります。2年前の展示会が今六本木で巡回されていますが、今のLAの旬はどちらへ向っているのでしょうか。6月のロケハンが楽しみになりました。
(エーディコア・ディバイズ クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇)
LACMAはレンゾ・ピアノ設計の新館など建物も見応えがあります。LAへ行かれた際にはぜひ立寄を。
LACMA(ラクマ)Los Angeles County Museum of Artホームページ
![](https://www.adcore.co.jp/wp/wp-content/uploads/column/080_la_5.jpg)
![](https://www.adcore.co.jp/wp/wp-content/uploads/column/080_la_1.jpg)
![](https://www.adcore.co.jp/wp/wp-content/uploads/column/080_la_2.jpg)
2013.3.29 DESIGNER
LA建築とインテリアデザインセミナーのアンケート結果発表!
AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.12
1月14日のエーディコア・ディバイズ東京から始まったLA建築とインテリアデザインセミナーは3月6日の沖縄を最後に全国13カ所600名を越えるお客様にご覧いただきました。大雪で脚を捻挫し松葉杖の東京からのセミナーでしたが、今回も穴を開けずにすみホッとしています。
各会場で皆様に、今回の住宅で一番印象に残り、気に入った住宅のベスト3を選ぶアンケートをお願いしました。次回の撮影に使用する住宅の参考にしたいと思ったのですが、プロの皆様が今、どのような意識を持って家を選ぶのか、どのインテリアが好まれるか、結果にとても興味がありました。会場では500名を越えるお客様からコメントとベスト3を記入いただきました。アンケートへのご協力ありがとうございました。今回の家はピエール・コーニッグのケーススタディハウスや、マリブのガーデンハウス、今の建築家のモダン住宅など様々なテイスト9軒を取材しましたが、どの家も今のLAできている旬のデザインばかりです。
結果は、1位 マリブのガーデンハウス、2位 果樹園の中の環境住宅、3位 ワーナーの副社長のサンタモニカの家、でした。どの家も1930年代からLAで始まるカリフォルニアスタイルの家で、4位になったノイトラの事務所兼住宅の建築家、リチャード・ジョセフ・ノイトラから始まったスタイルの建築です。世界的にもクールなモダンなインテリアから、ナチュラルで優しいモダンなインテリアが好まれてきていますが、皆様も同じ思いなんですね。2013年モデルの製品創りが間違っていなかった事と、次のデザインへの道を感じた結果でした。
今年はミラノサローネの取材は行きませんが、6月のロケハンと9月には撮影にLAへ行く予定です。8月にロケハンの模様をLAセミナーとして開催する予定ですので、楽しみにして下さい。
(エーディコア・ディバイズ クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇)
![](https://www.adcore.co.jp/wp/wp-content/uploads/column/079_la_1st.jpg)
![](https://www.adcore.co.jp/wp/wp-content/uploads/column/079_la_2st.jpg)
![](https://www.adcore.co.jp/wp/wp-content/uploads/column/079_la_3st.jpg)
![](https://www.adcore.co.jp/wp/wp-content/uploads/column/079_la_4st.jpg)
2013.3.18 DESIGNER
昔のデザインもなかなかです。
AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.11
古い車も好きですが、古い時計も好きです。私のお気に入りは古くから持っている時計です。昨年、開発の武田部長の知っている、機械時計の修理屋さんでオーバーホールを受けました。それから調子が戻って狂わずに動いてくれています。
革ベルトの時計は1960年製のセイコージャイロマーベルで、セイコーの自動巻の初期の時計です。30年くらい前に購入しました。ステンレスの時計はシチズンHomerDate。これも自動巻です。このシチズンには思い出があり、小学校の時に農林省の全国安全ポスターで全国2位になった副賞でした。裏蓋に農林大臣賞、昭和48年の文字が掘られています。これをもらった時にはカットガラスのオリエント時計が大人気で、こんな親父くさい時計なんて、、と思っていましたが、今はシンプルで綺麗な時計だなと思っています。どちらのメーカーも世界品質になった時代の腕時計です。
1960年代〜70年代ファッションがきています。大切に物を持っているとまたカッコいいと思える時が来るんですね。家具も時代を越えるデザインをしなければ、、。
(エーディコア・ディバイズ クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇)
![](https://www.adcore.co.jp/wp/wp-content/uploads/column/070_Wrist_watch2.jpg)
2013.3.14 DESIGNER
きれいと文化度は
AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.10
この春は本当に風が強くて「煙霧」がすごかったですね。その中でも風じん、砂ぼこりがすごく、目も開けられませんでした。風が強くて困るのが、草木の葉っぱや花びらです。ようやく咲いた梅の花が風で散ってしまった話しも聞きました。
毎朝、エーディコア・ディバイズでは全員で掃除をします。広尾本社では建物近隣の道路清掃も大切な作業です。今朝は昨日からの風雨で葉っぱや花が落ちて、塗れた路面にくっついて掃くのは大変でした。当社の回りは広尾だけあってお屋敷が多く、大会社の会長、社長宅や、高級賃貸マンションもあり、立派な木々が道路側に伸びています。冬など落ち葉が沢山落ちます。しかし、どこの家も外まで清掃するような人はいません、、。お庭は庭師の方が手入れしているようですが、、。
国内でも海外でも、いろいろな所へ行くと、その街のその場所の文化度が道の綺麗さで分かります。取材で訪問したLAでも治安の悪い場所では道にゴミが多く見られますが、文化度の高いエリアでは、街並が綺麗で住宅街もとても綺麗です。今朝、掃除しながら、綺麗になるのは気持ちいいし、良い運動なのにな〜と、大きなお屋敷を見ながらつぶやいてしまいました。
(エーディコア・ディバイズ クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇)
![](https://www.adcore.co.jp/wp/wp-content/uploads/column/064_hiroo.jpg)
![](https://www.adcore.co.jp/wp/wp-content/uploads/column/064_la_01.jpg)