COLUMN

2021.8.24 SHOWROOM

いく通りもの表情を持つ、小さな家具

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.342(名古屋・栄ショールーム)
皆さんはオットマンやスツールを普段の生活でお使いですか?ソファやラウンジチェアと合わせて使うことが多いアイテムですが、単体でも個性が発揮できる万能な家具です。既にセットでご使用の方も多いと思いますが、一般的な使い方だけでなく、空間を有意義にインテリアを楽しむアイテムとしてお使いいただける活用法を今回はご紹介したいと思います。

まずは、代表的な使い方として、ソファやラウンジチェアの足元に並べて足を伸ばして座れるシェーズロングとしての使い方があります。L型に組んだソファセットでは、コーナー部分にオットマンを配置する事で空間に抜け感をつくり、お部屋を広く演出する使い方もあります。ソファセットのスペースが限られる空間でも、オットマンを活用すれば、背がないことで歩行の妨げにならず、圧迫感なくソファセットを置くことが可能です。ラウンジチェアと合わせてプライベートシーンで使用したり、来客時など多人数でソファセットを囲む時は、好きな場所に移動させて使うなど、オットマンはシーンに応じてフレキシブルな使い方ができるのも利点です。
スツールの活用法は、キッチンカウンターにハイタイプのスツールを置いて軽食などをいただく簡易的なコーナー使いも可能ですし、ドレッサーのチェアとして、また洗面室でスキンケアをする際など、ちょっと腰掛けたいシーンなどに重宝します。また、玄関ホールで靴を履く時や、来客との玄関先でちょっとしたおしゃべりの際にもとても便利にご使用いただけます。個性的なデザインの商品も多くありますので、人目に付く場所やインテリアのアクセントとして、オブジェ代わりにインテリアに取り入れても素敵なアイテムです。形式張った使い方だけでなく、プラスαのちょっと個性的な家具として、気軽に今の生活に取り入れられてはいかがでしょうか。

只今、抗ウイルス仕様無料キャンペーンを9月30日まで開催しています。ダイニングセット・リビングセットをご注文いただいたお客様には、全製品を抗ウイルス仕様へグレードアップさせていただいています。是非この機会にダイニングセット+スツール、リビングセット+オットマンをご検討いただき、快適なおうち時間を演出してください。ショールームは完全予約制にて、またご来場を躊躇されているお客様にはオンラインで商品のご紹介も可能となっております。お気軽にお問い合わせ下さい。
(ショールーム担当:水野 未佳子)
▷抗ウイルス無料キャンペーン 
▷ショールームご予約フォーム 

左:ラウンジチェアと組み合わせて自分だけの空間が演出できます。 右上:コーナー部分にオットマンをレイアウトすることで空間に広がりが生まれます。  右下:オットマンを繋げて、うたた寝もゆったりと。
左上:オットマンなら、動線やスペースに応じてレイアウトも自由自在です。  左下:ドレッサーのチェアとして。特注でベッドスツールとしても活用できます。  右:個性的なスツールはオブジェとしても素敵です。

2021.8.2 SHOWROOM

特注家具のご相談も承ります。

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.341(大阪・心斎橋ショールーム)
家具を選ぶ時に「ここがこうだったら良いのに」「もう少しだけ小さくしたい」「色が変えられたら・・・」等と思ったことがあるのではないでしょうか。当社の家具は規格製品だけでなく、サイズ特注はもちろん、お客様1人1人のご要望に合わせた様々なオーダーをお受けしています。今回は、特注仕様家具の事例をご紹介いたします。

先日、NEO CLASSICO Heritage・046-MODELの3人掛けソファをご注文いただきました。クラシカルなキャメルバックの背がフェミニンな印象で、アームから背につながるフォルムが優しく華やかで、人気のソファです。タワーマンションにお住まいのお客様で、こちらの3人掛けソファは体積が大きい為そのまま搬入することが不可能でした。そこで、背とアームのパーツを分割し、組み立てができる特注仕様を製作しました。背とアームを取り外し、コンパクトにしてエレベーターに乗せリビングに搬入し、その後組み立てることで、無事にご希望通りのデザインと3人掛けサイズのソファを納品することができました。今回のように通常では搬入不可能な場合でも、ご希望に添うご提案をさせていただきますので、まずはご相談ください。
デザインについてはもちろんですが、ダイニングテーブルやソファを空間に合わせたサイズ特注は常にご注文をいただいています。また、チェアやソファの座面の高さを変える事も可能です。塗装色についても建具の色やお持ちの家具に合わせた色にしたいとのご要望も多く、ご指定色の近似色で塗装いたします。張地についても当社規格以外の張地でも自由にお選びいただく事ができます。

ショールームへご来場の難しいお客様にはお電話、メール、Zoomによるオンラインにてご相談をお受けしていますので、お気軽にお問い合わせください。皆様のご来場を心よりお待ちしています。
(ショールーム担当:中谷 有里)
▷ショールームご予約フォーム 
▷抗ウイルス無料キャンペーン 

左:046-MODELベルジャンキャメルバックソファです。ヨーロッパの伝統的なソファを女性的にリデザインしたもの。美しいフォルムと深いかけ心地で人気です。右:デザインをキープしつつ特注仕様にしました。パーツを分解して組み立てる事でクランクした廊下でも搬入可能です。
左上下:個人邸にMD-705ソファとNC-001チェア等を納品致しました。ソファは、座のウレタンを調整しSHを高くすることで、ダイニングで使用できるよう特注仕様にしました。張地も他の家具と合わせた特注仕様です。右上下:展示場にソファを納品致しました。ソファの背の一部を無くしたデザインにし、抜け感をプラスしています。

2021.7.30 DESIGNER

ロケハンで思う事

AD CODE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.122
東京オリンピックが始まり、選手達の大活躍は新型コロナ感染に沈んでいた世界を明るくしてくれています。会場に行けなくても、選手達を応援している気持ちは同じで、日本勢の大活躍に心踊る毎日です。本来なら今年はアメリカ西海岸での撮影予定だったのですが、日本での撮影になりロケハンに回っていました。今まで、ハウススタジオがメインでしたが、日本でもロケーション手配をする会社が見られるようになり、一般住居や飲食店などを時間単位で借りる選択が増えています。驚いたのは、日本では住宅にロケハンに行くだけでもお金を取られます。ロサンゼルスではお金を取られた事は無く、決めるために見せるのは当たり前のようです。お金を払ってロケハンしても、なかなか良い物件は無く悩んでいます。

先日、いつも西海岸ロケでお世話になっている、プロデューサーのYasukoさんとLINEで話していると、近所の家がハワード・ヒューズが1950年代に建てた家だったのよと。その家は、Yasukoさんの自宅の斜め前で、いつも気になっていたセンス良いミッドセンチュリーの家で、その家を建てたのが、20世紀を代表する億万長者として知られているハワード・ヒューズの家と聞いて、逆に豪邸ではない建物に驚きました。スコセッシ監督の作品「アビエイター」では、レオナルド・ディカプリオ主演で、ハワード・ヒューズの波乱に富んだ半生を描かれていています。その映画の中で撮影に使われた住宅がフランクロイド・ライトJrの設計で、当社の家具撮影を行なった住宅と同じという事もあり、ハワード·ヒューズの名前はなんとなく身近に感じていました。ウエストハリウッドはそんな家が点在しています。

新型コロナ感染で長い間ロックダウンしていたアメリカでは不動産取引が好調で、Yasukoさんの住むウエストハリウッドでも、古い住宅を壊して新しい住宅を建てる事が多くなり、ミッドセンチュリーの建物が少しずつ少なくなっています。Yasukoさんの話では、IT長者やロシアやアルメニアなどの億万長者にはミッドセンチュリーよりも、新しく建てた分かりやすいギラギラした建築が好かれるらしく、以前はミッドセンチュリー住宅をセンス良くリノベーションしたモダン建築が多かったのが、センス無い家が増えて困ると、、。その時代に現れるお金持ちの好みも変化しているようです。国籍や相手によって様々なセンスで対応するデコレーターがいるのも、アメリカのインテリア業界の奥深い所なんでしょうね。ウエストハリウッドでも好きな建物はジェームス・ディーンが亡くなるまで住んだアパートです。70年前の木造アパートが未だに使われているのもロサンゼルスならではです。

日本でも古くても雰囲気のある建物をリノベーションする事が増えてきています。アメリカのヴィンテージと同じように、今の人には昭和の雰囲気は心地よく映るのでしょう。私自身も街中にふと昭和の雰囲気を見つけると立ち止まってしまいます。9月初めに開催するアメリカ西海岸建築レポートでは今までに撮りためた200軒以上の中から、今のインテリアと思える建築を厳選してお届けしようと思っています。お楽しみに!(クリエィティブディレクター 瀬戸 昇)

左:ウエストハリウッドの山道沿いにせり出すようなハワード・ヒューズが建てた建物。下から見上げると木造で大きな屋根が特徴です。右:ジェームス・ディーンが1955年に亡くなるまで住んだアパート。70年以上経た木造アパートですが、知る人ぞ知る建物です。
左上:「アビエイター」でレオナルド・ディカプリオとケイト・ベッキンセイルがマーティン・スコセッシ監督に演技指導されています。左下:1920年代にフランクロイド・ライトJrの設計で建てられた家で、2003年に撮影をしました。右上:リビングルームでNC-016とNC-007Lのセット撮影。右下:ダイニングルームでNC-021とNC-025のセット撮影

2021.7.27 DESIGN

広い空間を彩る大型テーブル

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.111
私たちの生活には欠かせない様々な用途のテーブル。ホームユースの主役的なアイテムでもあるダイニングテーブルですが、オフィスやコンベンションホールなどで利用される会議用などの大型テーブルもインテリア空間にとって最も重要なアイテムです。テーブルのサイズは、突き板合板やプレス機械の大きさが基準となっていて、通常は4x8サイズと言われるW2400xD1200が最大の大きさになります。しかし、当社では一般的なサイズを大きく超えるテーブルのご要望をたくさんいただきます。リビングスペースが大きい物件が増えてきたことや、企業のオフィスや重役室などにお納めする会議用等の大テーブルの需要が増えているためです。当社では、5mを超える大型のテーブルや、1枚もので3mを超える天板を製作するなど、大型のテーブルの製作を多数行っています。

お使いになる人数やシチュエーションにより、テーブルの使い方や大きさは様々です。ご家族でお使いになるのか、ゲストをお招きしてお使いになるのか、お部屋の広さやセットする椅子の数でテーブルサイズは変わってきます。当社のテーブルシリーズには、W寸法が3mを超えるNEO CLASSICOシリーズのNC-029や、規格仕様でW寸法4.8mのNC-017テーブルをご用意していますが、お客様によってはさらに大型の天板や奥行きが規格資材の定寸を超える大きさのテーブルをご希望される場合があります。

天板を2枚、3枚とジョイントして製作することが一般的にはスタンダードだったのですが、天板に継ぎ目のないグレード感をお求めになるお客様が多く、当社ではそのような大型テーブルを突き板合板から特注サイズにして、5m物の1枚天板にも対応しています。ただし、搬入が可能で、その大きさの天板を配送するトラックを手配することが必要になります。細部にこだわり、大きいサイズだからこそ全体の収まりを想定して製作することも大切です。

エーディコア・ディバイズのホームページに掲載している納入事例の「WORKS」。ホームユースやレストランの物件も多数掲載していますが、その中にもこれまでお納めしてきた大型テーブルの物件画像がたくさん収納されていますので、ぜひご覧ください。また、大企業の重役室や迎賓館、ゲストルームなどにも大型テーブルの納入実績はあるのですが、オープンにできない情報もありますので、ぜひ、詳細は当社担当営業までお問い合わせ下さい。(開発 武田伸郎)

某企業の社長室の大型テーブル。ワイド寸法が5.4mで、奥行寸法が1.8mあります。メープル材のテーブルですが圧巻の存在感です。
画像左上:某社長室の大型テーブル。ワイド寸法4メーターのテーブルでホワイトオーク材の質感が活きています。左下:ライブラリーに納品した重厚感のあるクラシカルな雰囲気のテーブルはワイドが2.7mです。右上:NC-042テーブルの特注サイズ対応。ワイド寸法3mの分割なしの1枚天板です。右下:マホガニー材をふんだんに使用したエグゼクティブなテーブル。4.2mのワイド寸法と、奥行きも定寸を超える1.3mのサイズです。

2021.7.25 PRODUCT INFO.

AD-065 NINFEA SIDETABLE


クリエイティブディレクター瀬戸 昇が、デザイナーからの視点で写真だけでは伝わらない製品の魅力を動画でお伝えします。今回はAD COREブランドから睡蓮をイメージしたシンプルなサイドテーブル、NINFEAを紹介します。
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