COLUMN

2024.8.29 DESIGN

次回が最終回?「アメリカ西海岸建築レポート」

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.148

先週開催しましたWebセミナー「アメリカ西海岸建築レポート」ですが、皆様参加いただけましたでしょうか?アメリカはロスアンゼルスでカタログ撮影を行うようになり、撮影場所を探すために物件下見を重ねたことからスタートした西海岸の建築、インテリアレポートですが、今回でなんと27回目になります。今回も2日間の日程で1.000名を超えるお申し込みをいただき、好評の内に終了することができました。

「アメリカ西海岸建築レポート」は、当社のクリエイティブディレクター瀬戸昇が、カタログ撮影や建築見学ツアーのためロケハンや取材で実際に見てきた物件を、自身で撮影し取材した内容を皆さまにご紹介するセミナーです。下見する物件も、現地のエージェントから提案された物件ではなく、エージェントサイトの膨大な件数の中から瀬戸がセレクトし、ロケハンのリクエストをします。ロサンゼルスに行き始めた頃は、西海岸の真っ青な空と豊かな緑に囲まれた建築に、ただただ感激して見ていたのですが、場数を積むことでどんどん目も肥えてきました。数ある物件の中には、サイトの画像は綺麗ですが実際見てみるとそれほどでもなかったり、逆に期待してなかった物件が実際見てみると素晴らしい物件だったりすることも多々ありました。多くの物件を見ることで素晴らしい経験を積むことが出来ましたし、ロスアンゼルスの建築やインテリアの素晴らしさを体感することができました。そんなロケハンを重ねていくうちに「素晴らしい物件だけど、予算や間取りなど諸々の理由で今回の撮影には使用できない」という物件がいくつもありました。そんな物件を画像だけストックしているのは勿体無い、「素晴らしい物件をたくさんの方に紹介できれば」と思って始まったのが「アメリカ西海岸建築レポート」です。

カタログ撮影のための下見ロケハンでしたが、建築レポートを行うようになって瀬戸のロケハンの見方も徐々に変化してきました。後々チェックするため確認用に収めていた撮影も「レポートセミナーに使えるように・・・」体裁を整えて ”映える”画像で収めるようになりました。ロケハンをする物件も、撮影するか否かだけではなく、撮影では使用しないかもしれないけど、レポートで紹介したい物件も視察するようになりました。西海岸地区には、ビバリーヒルズをはじめ高級住宅街のエリアがいくつもあり、超モダンな住宅からクラシカルなアメリカン住宅まで眩いばかりの素晴らしいハイエンド住宅があまたの数だけ存在します。ダウンタウン地区には、F.Oゲーリー氏設計の先鋭的な「ディズニーコンサートホール」から旧い劇場を改装したアップル社の「アップルタワーシアター」のような歴史を感じさせる建築まで、魅力的な建築が目白押し、常にブラッシュアップされているので見たい建築が後を断ちません。日本ではほとんど知られていない物件が本当にたくさんあります。そんな素晴らしい物件の数々を、Webセミナーで皆様に紹介してきました。配信でお見せする画像は、現地に足を運んで実際に撮影した何千枚という画像を、一点一点画像補正しセミナー用の画像に調整します。セミナー開催後のアンケートでは「画像が綺麗で素晴らしい」とたくさんの方から感想をいただいています。(私などは、「自分の目で見てきたよりも画像で見た方が良いかも・・・」なんて思ってしまうくらい綺麗です)毎回、LIVE配信で開催しているWebセミナーですが、前日にショールームの打ち合わせ室を配信ルームにセッティング、リハーサルを行って本番に臨んでいます。機材の設置や配信中のカメラやマイクの切り替えなど、専門スタッフなどにはお願いせずに全て当社スタッフで行なっています。セミナー講師の瀬戸、PR担当の営業部長の下山含め精鋭スタッフがチームワークを活かしながら今後のWebセミナーも配信してまいります。

たくさんの素晴らしい建築物件をご紹介してきました「アメリカ西海岸建築レポート」、次回開催のインフォメーションもお伝えしておりますが、今のところ次回開催が最終回になる予定です。ロサンゼルスで長い間コーディネーターとしてお世話になっているYasukoさんが、住まいを日本に移すことになるためです。次回「アメリカ西海岸建築レポート」でご紹介する物件も、これまで以上に選りすぐりの建築、インテリアの物件ばかりをご紹介する予定です。後日、改めてご案内をしてまいりますので、皆様奮ってご参加ください。(開発 武田伸郎)

左上:広尾ショールーム2Fのミーティングルームが、Webセミナー時は配信スタジオになります。左下:LIVE配信なので、カメラや音声の切り替えも同じ部屋で行います。右上、右下:今回が27回目の西海岸建築レポート。司会進行は営業部長の下山です。
左上、左下:Webセミナーでは西海岸の地図もお見せしながら分かりやすく物件を紹介していきます。今回のレポートでは「超ハイエンド」な住宅をご紹介することができました。右上:次回Webセミナーではバリエーションに富んだ建築をご紹介する予定です。右下:これまで西海岸の建築を数百件取材してきた瀬戸、次回のレポートで一区切りと考えているようです。

2024.8.27 SHOWROOM

インテリアコーディネートの基本2

AD CORE DEVISE SHOWROOM COLUMN Vol.449(東京・広尾ショールーム)
前回のコラムで、理想のインテリアを実現するためのインテリアコーディネートのポイント「①インテリアのテイストを絞り込む」「②配色を意識する」についてご紹介させていただきました。今回は、家具のサイズと動線についてご紹介したいと思います。

ポイント3-家具のサイズを決定する
使い易い空間づくりには、部屋の広さと家具のサイズのバランスが重要です。そして、快適に過ごすためにはストレスがない動線を確保することも大切なポイントです。部屋、家具の両面から気をつけるポイントをご紹介します。

部屋の広さに合った家具のサイズを選ぶ
ショールームで家具を見た時と、実際にご自宅に搬入したときのサイズ感の違いに驚くことがあります。ショールームは天井が高く解放的な空間が多いため、家具のサイズ感を把握しづらくなっている場合があります。検討している家具のサイズを、図面にレイアウトをして確かめるのが良いのですが、図面がない場合は実際に設置する部屋を採寸し、どのくらいのサイズ感になるか確認する事をお勧めします。当社のショールームでは図面をお持ちいただければ、図面を見ながらアドバイスさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

必要な生活動線を考慮する
家具を配置する場合、生活動線を考えずに進めるととても使いづらい部屋になります。例えば、ダイニングでは椅子を引くためのスペースや通路の確保など、住む方の人数や使用頻度なども考慮しスペースを確保しなければいけません。一人が通れる生活動線の幅は最低約600mmといわれています。ただし、リビングルームなど人が集まるスペースとベッドルームなどの個室では生活動線の基準も異なります。部屋別、家具別に考慮していく必要がありますので、今のレイアウトを参考に生活動線を検討するのもお勧めです。

搬入経路を確認する
家具のサイズを決める際には「搬入経路」の確認も重要です。特にソファなどの大型家具はドアや階段の寸法によって部屋の中に運び込めない場合があります。一般的な搬入経路は玄関や開口の広い掃き出し窓などですが、マンションの場合はエレベーターに乗るサイズが絶対条件です。戸建の場合は、クレーンなどを使って釣り上げる方法もありますが費用がかかります。他にも扉の開閉方向や、窓の位置、コンセントの場所について事前に確認しておくと、家具のサイズを決めるときや配置をする際に役立ちます。

間や余白を大切にする
部屋の広さと家具のサイズを考慮するだけではまだ、洗練された部屋にはなりません。空間を広く感じさせるために、間や余白を作ってみましょう。特に生活動線上に物を配置しない方が生活もしやすく、すっきりとした印象を与えます。余白部分があることで、洗練されたゆとりのあるインテリア空間が生まれます。

エーディコア・ディバイズ各ショールームでは、インテリアコーディーネートのご相談を承っております。理想のお写真や図面をお持ちいただけましたらご希望に合わせてご提案させていただきます。お気軽にショールームスタッフにお声がけください。皆様のご来場をお待ちしております。
(ショールーム担当:西條 恵理)
ショールームご来場予約はこちら▷

上:キャビネットからテーブルまでの通路を確保していますので、ダイニングに座っていても人が通れる動線になっています。
下:窓や壁からの距離を確保されていますので、ダイニングやソファの周りを回遊できる動線になっています。
空間に余白のあるレイアウトは、開放感があり空間が広く感じられます。

2024.8.26 PRODUCT INFO.

PADRONA AD-984/985

クリエイティブ・ディレクター瀬戸 昇が、デザイナーからの視点で写真だけでは伝わらない製品の魅力を動画でお伝えします。
今回はAD COREより、ゆったりとしたサイズのベーシックでモダンなスタッキング機能付きダイニングチェアのAD-984/985 PADRONAを紹介します。

◾︎ PADRONA CHAIR 製品ページ

2024.8.9 SHOWROOM

コーディネートの幅を広げるリビングテーブル

AD CORE DEVISE SHOWROOM COLUMN Vol.448(名古屋・栄ショールーム)
連日、全国各地で猛暑日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。出来るだけ日中の外出を控えたり、ご自宅では空調を効率的に利用するなど、夏バテ気味の身体を癒す時間もとても大切です。今回は、ご自宅で快適に過ごすためにリビングテーブルのコーディネート方法などをご紹介したいと思います。

ソファとセットでお使いいただくことが多いリビングテーブルですが、リビングテーブルにも様々なタイプのご用意があります。木質で仕上げたタイプや、アクリル樹脂を使ったタイプ、異素材を組み合わせたタイプなど、仕様もデザインも様々です。
PMMA+Woodのアクリル樹脂天板のタイプは、天板がクリアなので圧迫感もなく、敷き込んだラグやカーペットのデザインを邪魔することなく楽しめます。また、高さや天板の形状によっては、ソファレイアウトに合わせて活用できます。MD-807の高さのある横長タイプのリビングテーブルは、ソファの背面に配置をしてディスプレイ棚としてだけでなく、お飲み物やリモコンなど、身の周りの物を置くのに使い勝手良くお使いいただけます。また、背面にテーブルを持ってくることで、ソファ前の空間を広く有効的に活用いただけます。また、ロータイプのリビングテーブルをソファサイドにレイアウトをすれば、ソファとの一体感のあるコーディネートをお楽しみいただけます。手元を照らすテーブルランプを置いたり、お花や小物をディスプレイするなど、インテリアコーディネートの幅も一層広がります。
他にも、小振りな円形テーブルは、サイドテーブルとして必要な場所に移動させてお使いいただくこともできます。限られたスペースを有効に使えるので、リビングだけに限らずプライベートルームでもラウンジチェアやお気に入りのチェアと組み合わせて、軽くお食事をしたり、ちょっとしたデスクワークなどにもお使いいただけます。

アイデア次第で幾通りにも活用できるリビングテーブルをくつろぎのスペースに取り入れ、普段の生活をより快適にお過ごし下さい。各ショールームでもアドバイスをさせていただきますので、お気軽にご要望をお聞かせ下さい。お客様にとってベストなご提案をさせていただきます。皆様のご来店、ご予約をお待ちいたしております。
(ショールーム担当:水野 未佳子)
ご来場予約フォームはこちらから

左:PMMA+WoodのTA-007リビングテーブルなら圧迫感なく、ラグのデザインもお楽しみいただけます。 右上:ソファ背面に設置することで、空間を有効にお使いいただけます。 右下:アームレスタイプのソファサイドに合わせて、一体感のあるレイアウトが可能です。
左上:コンパクトなサイドテーブルなら、ソファに引き込んで省スペースでお使いいただけます。 左下:1台のリビングテーブルを移動させながら、様々なシーンでお楽しみください。 右上:ラウンジチェアと合わせて、自分だけのスペースを演出できます。 右下:ノートパソコンを置いてデスクとしても活用いただけます。

2024.8.1 SHOWROOM

照明でリラックスした空間作りはいかがでしょうか

AD CORE DEVISE SHOWROOM COLUMN Vol.447(大阪・心斎橋ショールーム)
エーディコア・ディバイズでは様々なインテリアシーンにお使いいただける照明機器をラインナップしています。今回は、照明器具としてだけでなくインテリアのアクセントにもなるライティング製品をご紹介させていただきます。

NEO CLASSICO HeritageのRA-071シリーズは、ヴィンテージブロンズ仕上げのフレームがアンティークな印象をかもし出し、お部屋の雰囲気もランクアップされます。シンプルで飽きのこないデザインが人気のRA-071Hは、コンパクトなサイズのシェードとブラックの支柱で、どんな空間にも馴染み、お部屋もすっきりと見えます。スタンドタイプはリビングのコーナーやソファの後方などに設置するのがおすすめです。雰囲気を高めたいときなど、空間のアクセントとしても広く利用でき、天井へ光を反射させ部屋を間接的に明るくします。フロアスタンドは下から見上げた時に光源が目に入らないように、シェード下部には乳白色のアクリル板を取付けています。テーブルランプのRA-071Lは、サイドテーブルやナイトテーブルに置けば、手元を明るく照らします。手元灯として実用性がある一方、リビングではソファの脇やキャビネットの上に置いていただくことでインテリアのアクセントにもなります。テーブルランプは、低い位置にある光源が歩く人の目に直接入らないように、シェード上部に乳白色のアクリル板が取付けられています。
また、本体が有田の陶磁器(深川製磁)で作られているRA−061は、透き通るような白い陶磁器とファブリックシェードが作る優しい光のテーブルランプです。こちらをコーディネートすれば、お部屋が上質な雰囲気になります。
エーディコア・ディバイズのライティングシリーズは、全て調光スイッチで光量を変えることができるので、光の演出が可能です。ゆったり間接照明だけで過ごされるのも素敵です。

やさしい光の照明で落ち着いた温かみのある空間を作ってみませんか。各ショールームにない製品もございますので、お気軽に各ショールームにお問い合わせください。皆様のご予約・ご来場をお待ちしております。
(ショールーム担当:天川 唯)
◾︎ RA-071H・RA-071L 製品ページ
◾︎ RA-071H-NC 製品ページ
◾︎ RA-061 製品ページ
ショールームご来場予約はこちら▷

左上・左下:NEO CLASSICO HeritageのRA-071シリーズです。右上:光源が目に入らないように、シェードには乳白色のアクリル板を取付けています。右下:RA-071H-NCフロアスタンドです。コンパクトなサイズのシェードとブラックの支柱です。
有田の陶磁器で作られているRA−061。白い陶器とファブリックシェードが作る優しい光のテーブルランプです。