COLUMN

2020.11.24 SHOWROOM

2021モデルのご紹介

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.315(名古屋・栄ショールーム)
今年は春から新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、自粛要請や外出制限の時期もあり、気が付けばもう11月も半ばを過ぎました。例年であればこの季節賑わう街並みもまだ静かなように感じますが、ここ数日でショールーム周辺も徐々に華やかになってきました。毎年恒例のオアシス21一階の特設会場で開催される豊田合成リンクやテレビ塔のクリスマスイルミネーションがスタートしました。今年9月にオープンしたショールームの目の前のレイヤード久屋大通パークも思考を凝らしたクリスマスイルミネーションが開催されるのではと、今からとても楽しみです。

当社ではこの時期、毎年新作商品の発表を行いますが、今年は初めてオンラインでの新作発表を行いました。遠方の為に発表会にお越しいただくことが難しかったお客様にも、発表当日にリアルタイムで新作をご覧いただくことができました。みなさまに大変ご好評をいただき、私たちにとっても例年とは違った新鮮なスタートを切ることができました。2021モデルは「Peace of mind and peace・安心感と安らぎ」をテーマに、豊かで快適な生活をコンセプトの商品を発表しました。背面がビーチ材の成型合板とウレタンフォームを多層に重ねたコンフォートチェアは長時間座っていても疲れにくく、ホームユースだけでなく、オフィスでもお使いいただけるスタイルです。背板から繋がっているアーム部分が短いのでダイニングでの動きもしやすく、在宅勤務でもストレスなくご使用いただけます。また、ホコリや汚れが溜まりにくいデザインなので、お手入れがし易いのも特徴的です。座面の奥行きが900mm,1100mmと選べるシステムソファは、同じく幅を900mm,1100mm,1400mmと選べる1Pソファやオットマン、アイディア次第でいく通りにもご使用できるベンチなどを組み合わせてコンビネーションでご使用いただけます。座面にはポケットコイルを使用し複数名でご使用になっても座り心地が偏ることがありません。またカバーリングシステムでカバーの交換やメンテナンス性まで考えられたソファです。そして9月から標準化された木部の抗菌塗装に加え、木部の抗ウィルス塗装やファブリックに施す抗ウィルスコーティングなどもオプションとしてご用意しました。このような時代だからこそ皆様に安心して長くご使用いただける商品です。

新作商品は東京本社・大阪・名古屋のショールームにて展示しております。各ショールームは完全予約制にて一組二時間制にて運営しております。どうぞ安心してお越しください。またご来場を躊躇されているお客様や、ご来店の難しいお客様にはリモートで商品のご紹介も可能ですのでお申し付けください。皆様のご予約をお待ちいたしております。
(ショールーム担当:水野 未佳子)
ご予約はこちらから

左上:天板の仕様が選べるMD-1102とMD-1101のダイニングセット 右上:コンビネーションを楽しめるソファセットMD-1105 左下:スツールが追加されたMD-905のダイニングセット 右下:オットマンが追加されたラウンジチェア 
左:オアシス21 の“氷じゃないスケートリンク”「豊田合成リンク」は、転んでもぬれない・冷たくない不思議なリンクです。 右:名古屋テレビ塔もクリスマスイルミネーションに輝いています。

2020.11.6 SHOWROOM

今年のイルミネーションのテーマは「希望の光」

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.314(大阪・心斎橋ショールーム)
11月に入り、いよいよ今年もあと2ヶ月となりました。今年は今までのように気軽に出かけることができなくなり、なんとなく暗い気持ちになることも多かったと思います。そんな中、不安を和らげるような優しい光が御堂筋を照らす季節となりました。エーディコア・ディバイズ大阪・心斎橋ショールーム付近で「御堂筋イルミネーション2020」が始まっています。

大阪のシンボルストリート・御堂筋ですが、今年のイルミネーションのテーマは「希望の光」。大阪が明るく元気になるようにとの祈りが込められています。今年もエリア別にカラーが変わります。恒例の水都ブルー、ゴールドミックス、ピンクミックス、ブルーミックス、パープルミックス、さくら色に加え、5色のLEDがミックスされているマルチカラーゾーンがあります。今年の注目は折り鶴のオーナメントを装飾したツリーです。歩きながら探して楽しめますので、お散歩がてら御堂筋を探索してはいかがでしょうか。建築的な価値が高い建物が並ぶ御堂筋エリアでは、建物の外観を幻想的にライトアップしています。特にショールーム近所の難波神社や本願寺津村別院(北御堂)がお勧めで、歴史ある建物をLEDの光が包み込みます。そして、12月14日からは、中之島にある中央公会堂プロジェクションマッピング「OSAKA光のルネサンス2020」が予定されています。今年のテーマは「いのち息づく、希望の光」。今年7月に開館して話題の図書館「こども本の森 中之島」に着想を得て、本からあふれる物語を表現しています。力強く繰り返す生命の美しさを音楽とプロジェクションマッピングで見られます。こちらの「こども本の森 中之島」は建築家の安藤忠雄氏が設計し寄贈された図書館です。未来ある子供達に本と出会う場所を作りたいという思いで建築されました。安藤忠雄氏が設計した有名な建物は各地にありますが、その中の一棟である「SEDIC PLACE」の2階に大阪・心斎橋ショールームはあります。来場された際は、安藤忠雄氏の建物の美しさと御堂筋の幻想的なイルミネーションに癒されてみてはいかがでしょうか。

エーディコア・ディバイズのショールームでも毎年12月に大きなクリスマスツリーを飾り、お客様をお迎え致します。光照らされたオーナメントに季節を感じながら、お客様の家具選びのお手伝いをさせていただきます。今月末からは新作のソファセットやダイニングも展示が始まります。御堂筋からショールームまでは徒歩2分ほどですので、是非ショールームにお立ち寄りください。現在ご予約制ですが、当日お電話でもご予約を承ります。
▷ご予約はこちら から
(ショールーム担当:中谷 有里)

さくら色のエリア。美しく彩られたイチョウ並木を見上げる人々の表情も柔らかです。
折り鶴のオーナメントは今年ならではの演出。普段は雑然としたオフィス街ですが、幻想的な光に包まれ別世界のようです。

2020.10.30 DESIGNER

製品が生まれるまで~今

AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.113
6月のメルマガでも触れましたが、新しい事に出会いながら世の中は進んでいます。私自身の仕事のデザイン仕事でも同じで、仕事の進め方が大きく変わってきました。デザイナーの仕事は長い間、頭の中でデザインする物を立体に考え、それを2次元の三面図に書く事でした。それがこの数年でCADやプリンターなど3D化が進んでいます。

私自身、社会人になってから心がけてきたのは工場の方とのコミュニケーションです。しかし、今年はコロナ禍もあり、いつもとは違う仕事の進め方をする必要がありました。私の仕事の進め方は図面を渡すだけでなく、工場の職人さんとのやり取りや、試作の途中で手触りや座った印象など試作途中に感じることが重要です。出来上がった試作を工場から送ってもらい、修正を加えて返送して進める方法が一般的なのでしょうが、出来上がった物では、修正するのに時間がかかったり、イメージを伝えるには限界があるからです。それが今年は工場への訪問をする事は出来ませんでした。Webカメラを使ったり、製品試作を往復させての検証をするしかなく、今年の新作のイメージの伝え方を考える必要がありました。

若い頃は、鉛筆を使ったスケッチから始まり、それを元にした1/5模型を作りプロポーションを確認し、ドラフターを使ったトレーシングペーパーに原寸図を手書きして青焼き。それが20年以上前からはPCを使用した作図に変わっています。この数年は、模型製作に3Dプリンターを使うようになりました。4年前からスタッフに加わった開発部のトミーのおかげで、新しい機器を使えるようになり、スケッチから3Dの立体画像で確認し、CAD図面化、3Dプリンターで模型や部分パーツの原寸模型を製作できるようになりました。模型を手作りする楽しさは無くなりましたが、かなり精密な模型ができるので、工場へ三面図だけでなく模型も送り、立体的な造形とイメージを伝える事ができるようになりました。

以前は、模型は木材や発泡材を削り、成型合板ならボール紙を重ねて圧着して、本物に近いイメージで模型作りを進めて、途中でデザイン変更などしながら模型を完成していました。3Dプリンターでは、ABS樹脂などの棒状のフィラメントを溶かして積層させ形を作ります。樹脂なので硬くて後からは削りにくいので、データを最初からしっかり作る事が必要となります。形状がリアルに出るので、イメージを確認するには便利な機械です。時間的に3Dプリンターだから早くできるという訳ではなく、どちらも数日かかります。以前は模型の削り粉にまみれて作っていましたが、今ではトミーがデータを作ってくれて、3Dプリンターが忙しく動いてくれるだけので助かるのですが、、。

最近は、CAD図面とモデルを工場へ送り、模型から製作工程や張りのイメージを見ながら製作を進めるので、ほぼイメージ通りの試作が完成します。2021年モデルの椅子でも一次試作でイメージ通りの完成になり、最後の座り心地で数ミリのクッション材の形状変更と指触りの分かる面取りの変更だけで済みました。でも、この数ミリが大きいんです、、。今回の椅子の試作は一度も工場へ行かずでの完成でしたが、試作途中の椅子を社に送ってもらい全スタッフに座ってもらいましたが、今までの椅子の中で一番座り心地が良いと評判です。ソファはそうはいかずに工場へ行きましたが、いつもの半分の工場出張になりました。

2021年モデルは、安心と安全をテーマに製品作りを行い、機能的にも完成度の高い新製品になりました。今年ほどモニターを見ながらの設計にこんなに時間をかけた事はなく、頭の中のデジタル化が少し進んでアナログとデジタルが融合してきたようで、ペンダコが消えた指を見ながら工場が恋しくなっています。いよいよ11月18日にWebでの発表会。製品プレゼンテーションも新しい試みをしてみようと思っています。お楽しみに!(クリエィティブディレクター 瀬戸 昇)

左上:新作のテーブルの詳細写真です。展示会前なので全てはお見せできませんが、15ミリのガラスを受けるパーツ。左下:3Dプリンターで作られたパーツ。右上:3Dプリンンターで作れば何もしなくてもいいと思われる方もいるかもしれませんが、樹脂のフィラメントを積層して出来るので、積層面が荒く、これを削って綺麗にします。右下:表面をサンダーで削って仕上げると綺麗になります。
左上:新作椅子のイメージ写真です。背の合板と無垢板のカーブが綺麗です。左下:3Dプリンター模型ではここまで作る事が可能で、完成前に撮影イメージを検討する事も可能です。右:2019年モデルのアクリルチェアのTA-002も3Dプリンターを使って模型を作り検討しました。三次元形状を検討する際は本当に便利です。

2020.10.28 PRODUCT

PRODUCT : NC-065 Sofa

AD CORE DEVISE PRODUCT BLOG vol.90
今回は2020モデルからNC-065ソファをご紹介します。NC-065は1920年代モダニズムをイメージした、直線と曲線が融合したデザインです。コンパクトなフレームのサイズ感ですが、間口が広く座面のサイズはたっぷりと余裕があり、小柄な女性から大柄な男性までお使いいただく人を選びません。

NC-065はラウンジチェアとしての1P、ホテルやオフィスでも使用しやすい2P、フォーマルな空間で使用できる3Pの三つのバリエーション。幅広いシーンでお使いいただけます。1Pモデルはロック付きのキャスター脚で、オフィスなどでも使いやすい仕様です。オーク材で縁取られたフレームはモダン彫刻のような量感を持ち、柔らかなクッションと背のカーブが身体を包み込みます。手の触れる部分が木材なのでファブリックの痛みを防止し、お手入れも簡単です。

本体の下地にはウェーブスプリングを使用し、上に置かれる座のクッションはポケットコイルとスーパーソフトウレタンを併用した柔らかさと耐久性を兼ね備えた作りになっています。背のクッションはフレームにベルトを張り、その上にウレタンを貼り付けることで、ウレタンに厚みを持たせず柔らかな掛け心地を実現しています。背の置きクッションはセミハードからスーパーソフトまで数種類のウレタンを使用しています。クッションは取り外して使用することもでき、深い奥行きでよりゆったりとした姿勢でお使いいただくことができます。

スクエアでレイアウトしやすく、それでいて柔らかな印象のNC-065ソファはラウンジやホテル、オフィスなど幅広いシーンでお使いいただけます。直線と曲線が融合したフォルムを縁取るオーク材のアームは、ファブリックを傷めにくくお手入れも行いやすいデザインです。コンパクトでありながらゆったりとした掛け心地をぜひショールームでお試しください。
(エーディコア・ディバイズ 開発部/富所 駿)

■NC-065 SOFA 製品ページ ▶

当社の東京広尾スタッフの小山内(155センチ)、下山(182センチ)の座り姿です。様々な体格の方がお掛けいただけるよう、人間工学に基づいて設計されています。
左上:ラウンドした背は体を包み込み、背クッション無しでもお使いいただけます。左下:手で触れるアーム部はオーク材で縁取られ、ファブリックのスレを防止します。写真のキルティングファブリックはNC-065にのみお選びいただける特別仕様です。右上:座クッション内にはポケットコイルを使用し、柔らかな掛け心地です。右下:1Pタイプはキャスター脚を採用しており、前輪のキャスターにはストッパー機能があります。

2020.10.27 SHOWROOM

スペシャルセール WEBストアでも販売中

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.313(東京・広尾ショールーム)
エーディコア・ディバイズ各ショールームで開催中のスペシャルセールも終盤に差し掛かってきました。今年はコロナ禍での開催となり例年とは違い、完全予約制で約1ヶ月間開催をしております。ご来場が難しい方や遠方の方もスペシャルセールにご参加いただけるように10月12日(月)よりWEBストアでの販売も開始いたしました。

WEBストアでは、東京・名古屋・大阪の各ショールームで販売している展示品セールの商品を一同にご覧いただけます。同じ商品でもショールームによりサイズや仕様が違いますので、ご希望にピッタリものが見つかるかもしれません。お客様からは、選択の幅が広がったとご好評をいただいております。ご自宅でWEBストアを見ながらゆっくり検討して、実際にショールームに実物をご確認に来場されるお客様もいらっしゃいます。展示の現品販売になりますので、詳細がわかりやすいように工夫をしてアップしておりますが、製品の状態や製品について詳しく知りたい場合には、お気軽に各ショールームまでお問い合わせください。また、日々新しい製品を追加掲載しておりますので、お見逃しが無いようにチェックしてみてください。ショールームで展示している製品は、お客様からのご要望が多いものや人気の製品が中心となりますので、欲しかったものがとてもお買い得に手に入るかもしれません。

WEBストアでの展示品セール販売もショールームでの開催と同じく、11月11日(水)までとなっております。店頭での販売製品と同じものですので、早い者勝ちです。コロナ禍でおうち時間が長くなったせいか、ご自宅の家具を買い替えたりメンテナンスをしたりとインテリアを見直すお客様が増えております。ぜひ、年に一度のチャンスをお見逃しなく活用し、お気に入りの家具を手に入れてください。セール期間中もショールームは完全予約制とさせていただいておりますので、ご予約のうえご来場ください。お待ちしております。
(ショールーム担当:西條 恵理)

ご予約はこちらから
オンラインストアはこちらから

同じ商品でもショールームによりセットの内容やファブリックなどの仕様が異なります。製品の状態も異なりますので、割引率が様々です。WEBストアでじっくり検討してみてください。
3人掛けソファ NC-046C-3Pとリビングテーブル NC-047L-120・NC-047L-60のソファセットは¥726,00(税抜)→50%off ¥363,000(税抜)とお買い得です。東京・広尾ショールームでご覧いただけます。