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2020.7.31 DESIGNER
西海岸のナチュラリストの家
AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.110
新型コロナ感染の第二波が日本列島に広がりつつあります。なかなか明けない梅雨の中、マスク姿での仕事はストレスが溜まります。みなさん元気でお過ごしでしょうか?収まらない感染の影響で郊外や地方へ移住する人も多くなったと聞きました。人の少ない自然の中で安全で安心できる生活を目差しての事ですが、利便性や快適性は多少犠牲にしてもストレスが無い生活が良いからなんでしょう。
林野庁勤めだった父関係で山深い家に住んだ事のある経験から、家の中には大きなクモやムカデやゲジゲジ、外ではスズメバチやマムシなど毒のある生き物が多く、友達が目の前でマムシに噛まれ、父に助けを求め家に駆け込んだ記憶は鮮明で、蛇が一番苦手になった理由になりました。今の時期は川泳ぎの時に背中を強烈に刺すアブが大敵でした。テレビ番組でポツンと一軒家の番組が人気ですが、放送を見ながら楽しい事はあったけど実際に住むには大変で、小学校の高学年で高知市内の街中に引っ越した時は、底冷えする毒虫の出る家に比べなんて快適なんだと、子供ながら心底思いました。
アメリカ西海岸には完全ビーガンなどナチュラルな生活をしている人が多くいます。パタゴニアなどファッションだけでなく環境に配慮した物がライフスタイルして世界に広がっていきました。2012年に訪問したロサンゼルス郊外の住宅は、2010年LABC建築賞を受賞した住宅で、オーナーは農地の土壌改良の専門家でした。この住宅はオーナーの仕事の実験場でもあり、その中でナチュラルな生活するために、広大な果樹園を購入して建てられました。その果樹園は農薬漬けで土地がやせて荒れ果てていて、それを自然に近い土壌に戻しなから自然農法に近い作物が取れるようにする実験場でもありました。
郊外といってもロスのダウンタウンから近いシルバーレイクから山を越えた辺りにある家で、曲がりくねった道を少し下がった窪地にあります。山の上からはモダンな家が見えていて、ナチュラリストの家と聞いていたので、あれっと思いました。モルタルと木製の横張りのモダンな住宅で、元は荒廃して草木も枯れていた場所とは思えない緑の場所にありました。菜園と果樹園、鶏舎と、さまざまな木々に囲まれた赤茶の木製の外壁が特徴で、木製窓は回転式ですがキッチンに面して大きい引き戸のあるカリフォルニアスタイルの住宅です。8メートルある大きな引き戸は、庭と室内の融合させる日本スタイルなんだとオーナーが説明してくれました。
家の中は木材を切って断面を並べた床が使われています。手間はかかるが木の断面は硬く、長持ちするように考えられたそうです。大きく開けられる窓からは風が通り抜け、木製の天井材の間からは自然光が部屋を明るく照らします。大きなキッチン天板には長く使えるようにステンレス製のものが使われ、上には庭で採れた花がガラスの花瓶に無造作に入れられていました。その花瓶に花は本当のナチュラルな草花で、奥様が庭で摘んだものを投げ込んだものでした。東京に帰っていつもお世話になっている花屋さんに写真を見せると、自然に生えている草花を生けるのが一番難しいんですと言われました。インテリアに使われている家具はヴィンテージ物もありますが、新しい物も置かれ、キッチンと同じで長持ちする素材が使われています。
土壌改良の仕事で土と草花に囲まれて仕事をしているナチュラリストですが、自然の素材だけで作るのではなく、快適性や長持ちする事を考えた本当に環境に優しい住宅でした。自然に囲まれた中で快適に過ごす住宅が、日本家屋が見本になっている事に関心した思い出です。8月のオンラインセミナーではガーデンを感じさせるアメリカ西海岸の住宅セミナーを考えています。お楽しみに!(クリエィティブディレクター 瀬戸 昇)
2020.7.31 SHOWROOM
ショールームにおける新型コロナウィルス感染防止の取組み
AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.304(東京・広尾ショールーム)
ここ数日、全国的に新型コロナウィルスの新規感染者が最多数を更新しています。終息が見えない中、「新しい日常」の新しいルールを実践し、自らを守り、感染しない、感染させない行動をとることが必要とされています。
エーディコア・ディバイズでは、2月25日よりショールームの完全予約制、社員の安全教育の徹底、建物内消毒など、お客様に安心してご利用いただける安全なショールーム運営を行なっております。また、ショールームの所在地である東京都・大阪府・愛知県の感染拡大防止対策チェックシートに基づいて対策を実施し「感染防止徹底宣言ステッカー」を取得し、エントランスに掲示しております。安心して利用できる施設であることをお知らせするもので、皆様も街で見かけることが多くなったと思います。ショールームスタッフはマスク着用を義務付けております。お客様にもマスクの着用をお願いしておりますが、お持ちでない方にはマスクをご用意しております。また、アルコールに弱いお客様の為に手袋もご用意させていただいております。お打合せの際には実際に商品やサンプル等に触れていただくことがありますので、お打合わせ後には都度、消毒作業を行っています。
これまで、ホームページのショールーム案内は写真掲載でしたが、VIRTUAL TOURとして3Dの画像をご覧いただけるようになりました。よりリアルにショールーム内をご体感いただけると思います。遠方のお客様や外出が難しいお客様は、ぜひご活用いただければと思います。お客様にはご不便ご迷惑をおかけいたしますが、安心してショールームでお過ごしいただいたり、よりご活用いただけるようスタッフ一同努めてまいりますので、ぜひご来場下さい。
(ショールーム担当:西條 恵理)
▷ショールームにおける新型コロナウイルス感染防止対策について
▷ご来場予約フォームはこちらから
2020.7.30 DESIGN
オンラインセミナーの演出
AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.99
1200名以上のお客様に参加いただいた第一回のZoomオンラインセミナーから1ヶ月経ち、つい先日Zoomを使用した第二回目のオンラインセミナーを行いました。今回はショールームの空間を感じていただけるようなセミナーになるよう、演出にも様々な工夫を凝らしました。いつもは開発部長の武田が執筆しているDESIGIN Blogですが、今回はセミナーの裏方、ディレクターとして参加した開発部富所からオンラインセミナーの裏側をお伝えします。
今回のセミナーはスマートフォンを用いた「インテリア写真の撮り方」講座。撮影を実演しながら操作方法をパワーポイントで説明するスタイルです。ショールームの3Fを会場に、講師であるデザイナーの瀬戸がインテリアを撮影しながら、カメラを持つ姿勢や立ち位置なども実演しながら説明します。機材を準備する上で前回のセミナーと異なるのは、講師が歩き回りながらショールームを撮影するということです。前回のセミナーはノートパソコンについたカメラで講師の顔だけを映していましたが、今回は撮影の実演する姿の全身を映したり、スマートフォンを操作する手元を写したり様々なシチュエーションに対応しなければなりません。
そこで今回「ジンバル」という機材を導入しました。ジンバルはスタビライザーとも言われ、カメラのブレや揺れを抑えてスムーズな撮影を可能にする機材です。セミナーではリアルタイムで撮影、放送するため通常のカメラ用ではなく、スマートフォン用のジンバルを用意しました。スマートフォンを用いた「インテリア写真の撮り方」講座ということもあり、お客様には動画の撮影に使用しているカメラもスマートフォンのものというご案内をしています。ジンバルは三脚に固定することもでき、セミナー序盤は固定した状態、実演の際はジンバルを手持ちに変えて講師の瀬戸とともに動きながら引いて撮ったり、手元を撮ったりライブ感のある撮影を行うことができました。お客様の家具を選ぶコーディネーターの方や、物件を案内する不動産関係の方などではお仕事にジンバルを用いている例があると聞きました。
カメラだけではなく、マイクもワイヤレスのものを用意し、同時に営業PRを行う営業部長の下山の音量や音質が合うようにテストを行い調整しながらセミナーを行なっています。オンラインでもショールームの空間が美しく見えるよう、ショールームのアイテムはLEDの撮影用ライトを用いてライトアップを行い、出演者に当たる光も調整しながらセミナーに臨みました。
今回のセミナーでは一部音声が乱れる場面があり、参加者の皆様には大変ご迷惑をおかけしました。次回のセミナーではこのようなことがないよう万全の準備を行ってまいります。来月8月にはアメリカ西海岸の住宅セミナーを予定しております。皆様のご参加お待ちしております。(エーディコア・ディバイズ 開発部/富所 駿)
2020.7.21 SHOWROOM
自分時間をゆったりとくつろぐ
AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.303(名古屋・栄ショールーム)
ショールームで日々多くの接客をさせていただいておりますが、最近はお客様から個人のスペースを確保したいとういうご要望をいただきます。「自分の時間をゆったりとくつろぎたい」と自分だけのスペースを望まれる方が多くいらっしゃいます。三人掛けソファ+オットマンと一人掛けソファや、ご夫婦で一脚づつ異なったラウンジチェアをご検討される方まで様々です。特に体をあずけて座るチェアやソファは座り心地などお好みに個人差がありますので、自分にあったパーソナルチェアを探される事はとても有意義なことではないでしょうか。
当社でも、一人掛けソファやラウンジチェアを多数ご用意しています。中でも人気のラウンジチェアは、NC-053Lです。背の高さがハイタイプとロータイプの2種類あり、頭まで支えてくれるハイタイプは身体の大きな男性の方もゆったりとお座りいただけます。また、オットマンと併用する事でウトウトしていまいそうな心地よさを感じていただけると思います。今年の新作MD-901Lは、ダイニングチェアMD-901と同シリーズになりますので、リビングダイニングの空間にコーディネートしていただくと統一感が出ます。また見た目だけではなく、こちらのチェアはダイニングチェアと同様に座り心地が柔らかく、リラックスタイムには最適です。他にもスチール脚で人気のダイニングチェアMD-101やソファMD-110と同シリーズのラウンジチェアMD-101Lは、シンプルでありながらモダンな印象で、商業施設から個人邸まで幅広くご使用いただけるアイテムです。
一人掛けのチェアは「おうち時間」が重要視されるようになった今だからこそ、自宅でも快適に過ごせるアイテムとして、リラックスした時間を作っていただきたいと思います。エーディコア・ディバイズでは安心して永くお使いいただけるよう、抗菌ファブリックや抗菌塗装も対応しております。8月31日まで抗菌塗装の無料キャンペーンも行っております。是非この機会に「おうち時間」を快適に過ごすアイテムをご検討されてはいかがでしょうか。各ショールームで皆様のご来場をお待ちしております。
(ショールーム担当:水野 未佳子)
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2020.7.3 SHOWROOM
暮らしの質が上がるレザーチェア
AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.302(大阪・心斎橋ショールーム)
新しい生活スタイルでは在宅勤務が広がり、自宅で仕事と生活を共存させる様式が定着してきました。自宅で長時間過ごすことも多くなり、より快適で永く使える上質な家具を求めるお客様が増えました。今回は、バリエーションが充実した当社のレザーをご紹介します。
永くお使いいただくために、張地は天然皮革をお勧めしています。ファブリックの様々な表情やテクスチャーも魅力的ですが、天然皮革は耐久性に優れ、お手入れも比較的簡単です。本革の中でも汚れやメンテナンス性を重視する場合、天然皮革用の撥水、撥油加工を施したプロテクトレザーがお勧めです。革の表面に加工しているのではなく、鞣しの段階から加工しているので、家具を使っているうちに加工が剥がれる心配もなく、持続性があります。革の風合いを楽しむのであれば、ヴィンテージレザーがお勧めです。自然な色ムラやシワがあり、使っていくうちに革特有の味わいが出てきます。経年変化を楽しんでいただけるのが醍醐味です。傷に強い革をお探しの場合、ウレタン仕上げのものがお勧めです。特にゼブレザーやソフトレザーはシボの型押しをして仕上げているので、万が一傷がついても目立ちにくいです。革にも特徴がありますので、用途によって選ばれてはいかがでしょうか。
好評につき、抗菌対応トップコート無料キャンペーンを8月31日まで延長しました。手が触れるチェアのアーム部分やソファのアーム部分にも施せます。キャンペーン期間中にご発注をいただいた方が対象です。尚、ショールームは完全予約制ですがご来店当日のご予約も承っております。お気軽にお問い合わせください。皆様のご来場を心よりお待ちしております。(ショールーム担当:中谷 有里)
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