マッサはイタリア語で質量ボリュームを意味するソファで2002年に発表されました。MASSAはソファとして二人掛けと三人掛けのみでしたが、様々なレイアウトに対応できるようにMASSAIIへ進化しました。デザインは2023年モデルのコンセプトに合わせネオセブンティーズテイストで、マッサのボリューム感はそのままに柔らかく優しいデザインになりました。
同じモジュールの背とアームは用途を区別しないような構造とし、単体としての使い方も限定せずに座る方の自由な意思によって変化するソファになります。また、豊かなサイズバリエーションに合わせ、システムソファとして様々な組み合わせが可能になり、ボリューム感があるソファですが低く抑えられ角の無いデザインはインテリアシーンの邪魔になりません。MASSAIIの柔らかな印象をそのままに一人用のアームチェアも用意しました。
低く抑えられた背とアームはどちらにも使用できるように内側の内部形状にこだわり、背クッションを使用しなくても快適に身体を預けることが可能です。座にはリボンテッドフォームに囲まれた中にポケットコイルが使用され深く柔らかに体重を支えます。内部の主要構造材には日本の針葉樹を使用し国内で製造された合板を使用しました。クッション材に使われるウレタンフォームについてはリサイクルフォーム材のリボンテッドフォームを80%以上使用し、ポケットコイル上部に使用する保護材についてもリサイクルフェルトを敷き、製品全体を環境に配慮した持続可能な物作りを心がけました。MASSAIIに使用される材料の90%以上が国内材料を使用した材料で作られ、快適性を犠牲にしない耐久性と環境にもこだわったソファです。