NEO CLASSICO Heritage(ネオ クラシコ ヘリテージ)
フレンチスタイル チェア
19 世紀に流行したフレンチスタイルのウィングバックチェアをモチーフにデザインしました。伝統的なハイバックのウィングバックチェアは鳥の翼(ウィング)のようにカーブした背のサイドが特徴的なラウンジチェアです。
「翼」の目的は、暖房設備の少ない時代、すきま風からの冷たい風を防ぎ、暖炉からの熱を取り込むために、頭部や身体のエリアを囲むことでした。18 世紀には暖炉の近くでの使用を目的に作られた実用的な椅子でしたが、現代ではデザイン的な流行だけでなく、周りの視線と音を遮り、静かな落ち着いたパーソナルな空間を創るために使われています。ネオクラシコ ヘリテージではそのウィングバックチェアを、より快適に使いやすくリデザインしました。同じ構造のアームレスチェアはリビング空間のソファに合わせる事によってアクセントチェアとして活躍します。
座を弾性ベルトをクロスに編み、その上に固さの違うウレタンフォームを多層に置き、ソファのような掛け心地を実現しました。厚みのある背は円錐状の成形合板を構造体として使用。アームレスチェアとウィングバッグチェアとも強度のある成形合板がしっかりと身体をフォールドします。成形合板フレームの前には樹脂ベルトを編み込み、多層ウレタンを身体のカーブに合わせ、包み込まれるような安心感を与えています。脚部はオーク材を使用、インテリアシーンに合わせて自分だけのパーソナルチェアをお楽しみ下さい。