場所は名古屋・錦、カウンター席のみの鮨店。
杉板の玄関戸から、長さ一間弱の通路によって間をもたせて、約十帖の客席を配置しました。客席は天井の高さに制限があり低く抑えないといけなかったが、大将とお客さんの距離、空間とお客さんの距離を慎重に検討して、このお店でしか味わえない空気感をつくり出すことを目指しました。桧、聚楽壁、組子といった和の要素をシンプルに構成し、大将の鮮やかな手さばき、そこから創り出される色とりどりの鮨との調和を図れればと考えています。
当社製品の採用理由：竣工時納入した椅子が気に入らなかったため、別の椅子に入れ替えたいと、話をいただきました。座り心地、意匠はもちろんのこと、背もたれが低めの本製品が空間を広く感じられるので、採用させていただきました。
納入後の感想：施主様、お客様とも座り心地に満足しております。