WORKS

パークコート 浜離宮 ザ タワー

PARK COURT HAMARIKYU THE TOWER

アプローチから居住空間まで一貫性をもたせたデザイン
「パークコート浜離宮 ザ タワー」のインテリアデザインが始まったのは、2013年8月。2019年の竣工まで5年半の時間を掛けてまとめ上げました。デザイン業務の途中には東京オリンピック・パラリンピックの開催決定もあり、業界を取り巻く状況も大きく変わっていきました。そのような中でも将来を予見し、竣工後何十年もの間、ターゲットの期待に応える価値をデザインによって維持できるかが、デザイナーとしては常に忘れてはならないことでもあります。デザインによって普遍的な価値を生み出すことができるかの挑戦とも言えます。
エントランスまわりのファサードデザインは、喧騒に囲まれた都市空間から「住まい」としてのくつろぎの空間へと緩やかに導く、大きくゆったりとした構えを意識しました。浜松町駅からのアプローチを考え、植栽の先にはラウンジ上部に吊られたライティングオブジェが見えることで期待感が高まります。エントランスラウンジでは質の高い光の演出と、アートエレメントに迎えられ、居住空間へと結びます。エレベーターホールやエレベーター内、共用廊下などの細部へもこだわりを折り重ね、上質な空間をつくり上げました。
共用施設には浜離宮を一望できるラウンジや浜離宮の汐入の池を模したゲストルーム、吹き抜けの中に静けさをつくり出したライブラリーなどの施設を設けました。居住空間に不足している機能を補完するために、設計者とデザイナー同士でさまざまなディスカッションを重ね、居住者の満足度を高める工夫を凝らしています。
今後もこの空間が長い時間を掛けて熟成され、住民の豊かな暮らしが続くことを願っています。
当社製品の採用理由:デザインとコストパフォーマンスとのバランスの良さで採用
納入後の感想:好評だと思います。

商品リスト:

NC-043LA 047-MODEL製品ページ
MD-103A MD-103製品ページ

所在地:東京都港区
竣工:2020年2月

設計・監理:
株式会社アール・アイ・エー 堀池 誠

共用部インテリアデザイン監修:
株式会社フューチャリティ 水谷 雅文 衣笠 知子

施工:
清水建設株式会社

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PHOTO:株式会社エスエス

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