1970年代の自由で柔らかなリラックスした時代を感じられるようなネオセブンティーズデザインで、身体を柔らかな花弁で優しく包み込まれるような座り心地のコンフォートチェア。人間工学的に設計されたモジュールを基本にした一体型のフォルムからの座り心地は、リラックスにもフォーマルにも座る人の使い方に合うチェアです。
スペースを確保した足元や、ファブリックで覆われた本体を床下の汚れから守る合板材の台輪の脚先は機能的にも考えられています。ゆったりとしたダイニングシーンからミーティングチェアやオフィスチェアとして長時間快適にお使いいただけます。全体のフォルムを作るフレーム全体は木材の単板を3次元の成型でプレスした成型合板で作られます。強度的に優れた成型合板ですが、木材の節や色を選ばず無駄なく使用できる環境に配慮した材料とも言えます。その背にはメッシュ材が背に沿うように張られ腰椎を支えます。
座は下地に布バネのダイメトロールが使われ多層クッション材と合わせて深い座り心地を実現しました。背や座のクッション材のウレタンフォーム材には硬さの違うリサイクルフォーム材のリボンテッドフォームが80%以上使用され、主材の単板と同様に環境に配慮した構造体になっています。脚先の木製の台輪はインテリアに合わせて塗装色が選択でき、取り外すことでソファ用のラウンジチェアとなり、木部の高さを変更する事によってシート高さを変えることが可能です。
MD-1301は一体感のあるデザインと構造からハンドルを使用しても移動しにくい重量がありました。オプションでボールベアリングとナイロン車を使用した極小キャスターを下部の台輪木部にインサートさせたキャスターをご用意しました。