『Nomad in the forest』をコンセプトに、刻々と変化する社会と合併により生まれ変わる会社を森に例え、そこで働く方々にリフレッシュスペースが活力を与えられる場所となるようにという想いを込めて計画。何より社員の方々が使いたいと思える魅力的な空間であること、お昼休憩以外の利用率も高い空間であること（仕事もできる）を目指した。什器レイアウトは、執務室側から窓際に向かってコミュニケーションのグラデーションができるように計画。窓際はソロ席を配置し、執務室側からの視線を気にせず、一人で寛げる空間に。インテリアコーディネートは、花々が広がる庭のある山麓リゾートの山小屋をイメージして、空間を作り込んでおり、山小屋のゾーンとガーデンのゾーンで意匠に変化を持たせた。また、山小屋にあるアイテムからロープを意匠に取り入れ、視線のコントロールと空間に個性を与えた。ホームユースの家具を積極的に取り入れ、視覚的にも寛げる（寛いで良いと思わせる）ようにした。
当社製品の採用理由：ハイバックでウィングバックになっているラウンジチェアのフォルム（他社にはなかなかない）が、リフレッシュスペースにより寛ぎ感を与えられること。また、実際に利用される若手女性社員の方々と一緒に計画したことから、ガーデンゾーンでの大人可愛い雰囲気を演出するのに採用した。
納入後の感想：他の個性的な家具に負けない存在感を放ち、ガーデンゾーンの043W-MODELは特にアイコニックな魅力となっている。これまで応接等での提案が多かったが、提案箇所の幅を広げられ今後のコーディネートでもまた採用していきたいと感じた。座り心地は言うまでもなく、昼時の利用率も高い。